令和元年10月3日開催

更新日:2019年10月04日

市長の定例記者会見を行いました。

発表事項

  1. 子育て支援施策の取組状況
  2. 産業イノベーション創出事業の取組状況

 

配付資料

会見録

1 発表事項

市長)本日は、「子育て支援施策の取組状況」についてと「産業イノベーション創出事業の取組状況」についての2点を情報提供させていただきます。
まず最初は、「子育て支援施策の取組状況」ということで、これについては、3点程の情報の提供であります。
まずひとつめは、地域すくすくサポートセンターの全エリアの開設が今月、そして11月の16日に河内地域を最後として、当初予定しておりました、10圏域にすべて体制が整います。本市では昨年度から、妊娠期から出産・子育て期に渡る切れ目ない相談支援を行うということで、「東広島版ネウボラの構築」を推進してまいりました。これまで8か所について開設をしておりましたが、残る2圏域、高屋と河内地域ですが、これが開所でき、圏域10の体制がすべて整うということです。この地域すくすくサポートセンターができる前は、妊娠期から出産間もない時期の相談は、各地域で月1回の育児相談ということに限られていたわけですけれども、これから地域の拠点ができるということで、身近な場所で気軽に相談できる体制が整うということになります。
(1)高屋地域の開所を10月11日(金曜日)10時から、場所は認定こども園サムエル東広島こどもの園内になります。それから、河内地域の開所については11月16日(土曜日)10時から、河内西保育所の中にできます。現在の開所、8か所ですけれども、これの利用状況を下の表に掲げています。この地域すくすくサポートセンターができたことによって、利用対象者が増えました。これは、妊婦とそのご家族を含めたということで、従前、地域子育て支援センターというものを市内には22か所設置し、子育てについていろいろとご相談に乗っていたわけですけれども、新たな利用者が増加しているということです。表を見ていただくと、特徴的なのは、西条南、西条北というところは、今も子どもが増えているということもあり、大変利用が多いという状況になっています。これは今年度の利用状況ということで、5か月間の利用ではあるんですけれども、西条北では1,701人、そのうち新規の利用者は412人、西条南では2,446人、そして新規利用者は509人です。わが市において特徴的なのは、福富が2,000人を超える利用者があるということです。これは福富は、福富支所に地域すくすくサポートセンターを作ったんですけれども、この周辺には道の駅もあり、子どもの遊具もあるというような、非常に環境に恵まれているということがあって、ここは広域的に使われているという状況です。安芸津についても、1,180人の利用ですけれども、これも、少し近隣のまちからもいるというような、いうなれば子育て環境は、自然環境が優れているようなところ、あるいは子どもの遊具があるようなところというのが選ばれるということだろうと思います。日常生活圏10圏域ということで設置したのですが、圏域当たりの子どもの数というのが非常にアンバランスです。そういう中で西条北、西条南の利用者が多いわけですけれども、この辺りをこれからどういうふうにしていくのかということが我々の課題ではないかというふうに今思っているところです。
次に、2ページ目になりますけれども、保育無料化になり、本市はそれでも待機児童が今年も36人いたということでありまして、これからこの解消を目指して、保育士の確保というのが大変重要なテーマになってきています。これに関わらず、事業として3点程、ご紹介いたします。
  まずひとつは、(1)私立の保育施設の保育士の確保及び処遇改善に資する主な取組みということでまとめていますけれども、3つ程事業を展開しております。職務奨励費ということで、常勤保育士に、月額1万円を上乗せしていくというのを、平成19年からやっております。それから、保育士するなら東広島応援給付金ということで、新たに就職された常勤保育士に最大30万、就職時点で20万円、3年でさらに10万円加算、トータル30万ということでありますけれども、この応援給付金というものを、昨年から実施しています。それから、保育士早期復職サポート事業、これは県と連携してやっているんですけれども、3歳未満の子どもを保育施設等に預けて、早期に復職される保育士に対して、月額3万円の補助をしているということです。県と共同事業と言いましたが、県内では、尾道と海田が事業実施をしているという状況です。
それから(2)保育士確保・定着のためのその他の取組みということで5項目あげていますけれども、保育士養成校へ本市のこういうふうないろいろな手当をPRということで、広島市内の養成校をこれまでしていたんですが、今年からは、福山、岩国の保育士養成校、広島市と合わせて15校あるんですが、これを訪問して、本市における独自の処遇改善策というものをPRさせていただきました。それから保育士復職支援カフェということで、これは今年度からの新規事業で、8月7日にしたんですが、潜在保育士を対象に、復職に向けて不安や疑問を話し合うためのカフェを開催し、参加者7名と少ないんですが、こういう形でいろいろ復職にあたって不安を持っている方々に対して、不安を解消していくような、そういう取組みもやっているところです。それから保育士就職相談会というものを今年3回することにしておりまして、すでに7月28日に行いました。そして、今週の土曜日、10月5日に第二回目をやります。これは事業概要に書いていますが、保育養成校の学生、潜在保育士を対象に就職相談会を実施するということで、7月28日には55名の参加もいただきました。これにもっと参加いただいて、最終的に保育士の確保ができればなと思っております。それから、施設を見学していただこうということで、保育施設見学会というものも今年2回準備しておりまして、すでに7月6日にやり、2回目を10月15日にやります。これは、保育士養成校の学生を対象にしまして、本市内の保育施設を巡るバスツアーを開催するというものです。1回目は県と一緒にしたんですけれど、この時は17名の参加をいただいています。10月15日には広島国際大学の学生、本市における保育士養成校は広島国際大学だけなんですが、ここの学生を対象に2つの園を見学していただくということもやる予定です。それから若手保育士交流セミナーということで、これは離職防止ということ、結構就職されて早い時期に離職される方も多いものですから、この若手保育士の離職防止のために日頃抱えているストレスや悩みを解消するための講座の開催というものを10月7日に第1回目、それから2月に第2回目を予定しています。
それから3番目ですけれども、広島県保育士人材バンクシステムのへの参画ということです。県ではすでに、保育士人材バンクというものをWEBサイトで動かしていますが、これに本市ものっていくと。それで本市の情報の書き込みであるとか、そういうこともできるようになりますので、これを大いに活用させていただこうと思います。この3番目の中程に書いてありますが、6月1日から「保育士復職支援コーディネーター」を配置しておりまして、このコーディネーターの方はこのWEBサイトを活用しながらマッチングも図っていただいていたところです。今回広島県の方でリニューアルするということになっておりますので、これと連携しながら、本市もここに入っていくということであります。
それから3ページ目が、子ども未来フェスタであります。目的は(1)に書いていますが、子どもや子育て世帯と、地域の人や学生が多世代交流を行って、新たな子育て支援の輪の広がりを醸成するということで、平成29年からやっています。今年度は、近畿大学工学部を会場にさせていただいて、10月6日10時からやらせていただく予定です。(4)に、大学との連携でどんなことをするかということを書いていますが、近畿大学工学部の先生による、ロボティクス教室や折り紙建築、ペーパークラフトの実施ですとか、同じく大学の先生による食の安全講座であるとか、本市はこういう大学からの支援がありますので、一昨年も広島国際大学東広島キャンパスで同じような取り組みをさせていただきましたけれども、大変好評でありました。そういうことで、今回は近畿大学との連携ということで、大学の資源を少し活用させていただき、子育ての輪を広げていこうという取組みであります。

以上が、「子育て支援施策の取組」です。続きまして、これも毎回のようにご報告させていただいていますが「産業イノベーション創出事業の取組状況」について、現在の状況についてご報告します。
オープンの期日が決まりました。東広島イノベーションラボ「ミライノ」が、11月8日(金曜日)にオープンいたします。時間は夕方になりますが、17時から、ミライノにおきまして、産業界や大学、金融、行政機関から深い関係の方々をお招きして、記念式典を行うことにしております。完成予想図と中の鳥瞰図はそこの写真のとおりです。これに先立って、報道機関の皆さまに、内覧会を計画しております。前日の11月7日14時から16時ということで、これは事前にご連絡をいただければと思います。
現在どういった状況かということですが、まさにing[現在進行形]で工事中であるんですが、10月末には工事の完了ということです。今回学生にも、広大生それから広島修道大学生にも関わっていただいておりまして、備品の類ですね、机であるとか本箱であるとか、こういうものを、学生のみなさんに実際に製作していただいています。これは、近くに豊北木材の工場が寺家にあるんですが、ここで写真のように学生が参加して、本棚であるとか机であるとかそういうものを作っていただいているところです。
それから2枚目のところが、このオープンに関わって、開所記念セミナーを2つ計画しています。1つは、(1)にあります、「改善⇔IoTセミナー」ということで、これは11月5日、まだオープンできていないものですから、これはくららの小ホールでやるんですが、ものづくり企業の生産プロセスを改善し生産性を高める「現場改善」ということで、「現場改善」のプロフェッショナルといわれている中崎勝さんにおいでいただいて、貴重なお話をしていただくというのがひとつ。それから、(2)に書いていますが、「常識を打ち破れ~野球から学ぶイノベーション~」ということで、最近本市にある武田高校の野球部が大変有名になってきているんですけれども、練習時間を1日50分しかとらないんですね。そういう中で、スポーツ推薦のない、武田高校は進学校でありますが、そういう学校で、最高151キロの速球のピッチャーが生まれるであるとか、長距離打者が育つであるとか、非常に短時間の間に、こういう子ども達を育てるという、まさに野球界のイノベーターみたいな方が硬式野球部監督の岡嵜雄介さんをお招きして、「常識を打ち破れ~野球から学ぶイノベーション~」という記念セミナーを開催します。
それから次のページで、オープンに先立って、今まで企画をいくつかイノベーションに関わるようなセミナーをしてきました。前回は子ども達のキッズキャリアキャンプというのを9月の始めにやったんですけれども、その第3弾として、未来のスポーツということで、これは今月末、10月26日10時から16時でHAKUWAホテルでやらせていただきます。東広島から未来のスポーツを創ろうということで、最新のテクノロジーを活用して子どもも大人も高齢者も、誰もが同じフィールドで一緒に楽しむことができる未来のスポーツを考えようではないかということで企画しています。午前中は、光学迷彩で世間をあっと言わせた東京大学の稲見昌彦先生に記念講演を、午後からは広島大学の栗田先生や広島国際大学の石原先生にも加わっていただいて、パネルディスカッション方式で未来のスポーツについていろいろパネルディスカッションをしていただくと。当日の討論は、最近よく使われますが、グラフィックレコーディングという手法で、議論の中身を可視化していくというようなこともやってみたいと考えているところです。
そのページの下には、キッズキャリアキャンプをやって、どのような評価があったかなということを書いています。結構好評でした。後でご覧になっていただければと思います。

私からの発表は以上でございます。

2 質疑応答

「子育て支援施策の取組状況」

記者)待機児童の見通しについてですが、来年の4月の時点で待機児童のゼロを目指して緊急プランなんかも作っていたと思いますが、見通しについては今どのようにお考えですか。
市長)待機児童ゼロについは、ハード、器をどうするかというのと、それから保育士の確保をどうするかという二つの大きな課題があって、ハードの方については、我々とすると、順調に進んでいると考えています。一方保育士の方というのは全国的な課題で、自治体の競争のようになっているところがあるんですが、先ほど申し上げましたような、いくつかの施策を複合的に展開する中で、我々の思う、保育士の確保に向けて全力を投じているという状況です。
記者)それは、ゼロは可能だという見通しでよいですか。
市長)目標にしています。
記者)3月の議会で、こども未来部長がゼロにできる見通しを示されたんですが、そこから変わらずと思っていいのか、それとも後退している感じなのか。
市長)その時点の、この10月からの保育無償化も一応前提に、一定の仮説もおいているのでそこは変わる可能性もあるんですが、それに基づいたシミュレーションの中で、我々とすれば、がんばれば可能だと。
記者)無償化の中で、保育所の入所希望者が増えるということも見越したうえで、4月にはゼロになるという話だったが、「がんばれば可能だ」という市長の考えていいんでしょうか。
市長)それは変わっていません。これから[保育士の]確保に向けて、到達度合いをしっかり検証しながら、動かしていく必要があるなと思っています。ぜひそれは、達成したい。あと半年ありますので。
記者)保育士は実際に足りているんですか。今時点で確保はできているんですか。
市長)実は、これから最大で60名くらいの新規の採用をしていく必要があると見込んでいます。それに向けて先ほど申し上げましたような、いろんな取組みの中で、相談会であるとかカフェであるとか、施設見学会だとか…それから、潜在保育士をうまくマッチングしていくというようなことをいろいろやりながら、今後目標達成に向けて、職員ががんばってくれているということです。
記者)現状では足りていない。
市長)現状ではまだ足りていない。これからです。
記者)それでは、解消できる見込みということでよいでしょうか。
市長)見込みというか、目標。それに向けていろいろと手を打っています。
記者)[広島]県は実際、「県内の待機児童解消は困難だ」ということを示しているが。
市長)今[県内の]待機児童は何人か?
担当課)廿日市が一番多い。廿日市市が38人、広島市が36人、本市が36人。あとは、福山10人、三原4人、府中町が4人。
記者)県は、県内全体の話で、[昨年度]3月の時点で「困難」と答弁している。
市長)我々としては、必達目標ということで、全庁的にがんばっている。見込みというと、まだわからないが、まだ目標を掲げてそれに向けて全力でがんばっているという状況です。
記者)4月時点で36人とあるが、何歳児の比率が一番高いか。
市長)0~2歳児が最も多い。
担当課)一番多いのは2歳児。
記者)数字的な内訳がわかりますか。
担当課)0歳児が4、1歳児が13、2歳児が14、3歳児が4、4歳児が1、5歳児が0、合計36人です。
記者)わかりました。地域すくすくサポートセンターの高屋は運営は委託になるんですか。委託先はサムエル東広島、ここになるんですか。
市長)最初の資料の、表のところです。委託・直営と書いてあるところなんですけれども、本市は従前から、地域子育て支援センターというものを平成10年くらいからやっているんですね。これは基本的には、保育を中心としたものですけれども。ネウボラ構築となると、母子保健と合わせてやろうという、そういうベースがありましたので、保育園等にも委託をしながらやっていっていると。直営が4つ、半分で、河内が。
担当課)直営です。
市長)直営半分、委託半分という構成になります。
記者)開所式みたいなことは特にやらないのですか。
担当課)すべて、オープニングイベントはしています。
記者)高屋も河内も。
担当課)この日にする予定です。

産業イノベーション創出事業の取組状況

(質疑なし)

以上

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