令和元年12月4日開催

更新日:2019年12月09日

市長の定例記者会見を行いました。

発表事項

  1. ひがしひろしまっぷに災害箇所図を掲載
  2. 産業イノベーション創出事業の取組状況

 

配付資料

会見録

1 発表事項

それでは、今月は2点発表いたします。ひとつは「ひがしひろしまっぷに災害箇所図の掲載」ということと、「産業イノベーション創出事業の取組状況」について、この2点につきまして発表いたします。

まずは、「ひがしひろしまっぷに災害箇所を掲載」するという件です。「ひがしひろしまっぷ」というのは、市の行政情報を地図に表示したもので、例えば公共施設であるとか、都市計画図であるとか、ハザードマップであるとか、そういうものが地図に掲載されているということであります。市のホームページにあるんですが、今回これに、災害箇所を掲載するということです。資料の「目的」に書いてありますが、昨年10月に平成30年7月豪雨災害の復旧・復興プランというものを作成したわけですが、被災された方々の暮らしの再生、産業基盤の再生及びインフラの再生を進めているところです。
今日お配りの資料で、参考資料として後ろについていると思うんですけれども、先般、この復旧状況について、委員会で資料提供させていただきました。その資料をご覧頂いたらと思うんですけれども、進捗状況について、暮らしの再生・産業基盤の再生については概ね順調に推移している。暮らしの再生のところでいきますと、こころとからだの相談支援であるとか、地域支え合いセンターの設置・運営についてはまだ被災者の方に寄り添っていく必要があるということで、これはまだ継続した取り組みが必要であろうという風に思っています。その他、住宅の確保であるとか、応急修理、宅地内の土砂撤去等については、概ね、完了あるいは相当レベルまで達しているということです。
それから産業の再生のところでいきますと、これは被災企業とか事業者に対する支援としての、グループ補助金・融資制度というものがあったのですが、このグループ補助金についても達成率も相当進みましたし、今年度中には完了するであろうと。ちなみに今お話ししているのは、今年度の9月末現在のものであります。
それからインフラの再生については、10月末現在ということで整理させていただいたものでございますが、みなさんも薄々感じられているところかと思いますが、必ずしも順調にはいっていないということでありまして、例えば河川・道路・港湾・がけ…いわゆる公共土木施設の災害に関わるものでございますけれども、着手率で見ても、35%にようやく届いたところ。公園等は76[%]くらいで進んでいるんですけれども、学校施設は終わったということでありますが、もうひとつ課題となるのは、農地・農道・用水路・ため池等の農地被害あるいは農林施設の被害というものも10数%ということで、残念ながら、我々が思った通りに進捗していない。これはさまざまな課題があるんですけれども、やはり、入札をするけれども、不調というものがかなり多いということがあり、これについてさまざまな手を打っているところですけれども、累積して10月末現在でも、不調率というのは全体で44%くらいになっています。かなり厳しい状況だということであります。
こういうことから、実は令和3年までに伸ばしていきたいということで、先般、委員会で発表させていただいております。
これに関連して、こういう状況になるわけですから、市民のみなさんに災害[復旧]の進捗状況について、ちゃんと情報の提供をしていく必要があるということであります。これまでも本市の広報紙に特集を毎月組ませていただいて、災害[復旧]情報について提供をさせいただいています。あるいは、発注情報については、市ホームページにおいて、今後の発注情報等についても掲載をさせていただいているんですけれども、市内全体の災害[復旧]がどういうふうになっているかということを知っていただくための、災害箇所図というものを12月14日からホームページに掲載するということです。
2番目の掲載内容のところをご覧頂いたらと思うんですが、今回の7月豪雨災害では、市が対応すべき災害箇所が約1,600か所[件]あります。これには、農地災害と公共土木施設災害、それから林道災害というような区分があるんですけれども、それぞれを色分けをして、地図に図示しているということです。図示された内容ですけれども、図をクリックすると、査定番号、場所の町、字名、それから施設種別、そしてその工事が今どういう状況であるかということで、進捗状況を、工事完了・工事発注済・未発注という区分でとりあえずは表示しているということです。合わせて、被災を受けているのは、市内は市の施設だけではなくて県の施設も当然あるわけでして、この県の施設についてもこの図の中に同じように表示をしているということです。
我々が効果として期待しているのは、「期待される効果」のところで書いてありますが、被災箇所の復旧がどうなっているのか、これで速やかに市民のみなさんに確認をしていただくことができるであろうと。それから、復旧箇所も、県の箇所も搭載することによって、県の事業なのか、市の事業なのか、そういう中で、問い合わせについても混乱なくその相手先に問い合わせをしていただくこともできるようになるだろうと。それから、問い合わせの時に、どこの場所という場所特定というのが結構重要ですけれども、これを査定番号を言っていただくことで、速やかにこちら側もその場所が確認でき、それに対するその他の情報のご提供することができるかなというふうなことを期待しています。
情報については1か月毎に更新をしていこうということであります。2ページのところに画面イメージを記載しているのでご覧ください。上の方にあるのは市ホームページのトップですが、その中の、「お役立ち・便利情報」に行っていただいて、その中に「地図・施設情報」というのがありますので、それをクリックしていただくと、その地図[(ひがしひろしまっぷ)]の中にいくつかレイヤがあるんですけれどもその中の災害復旧のところを見ていただくと、下のような図が出てきます。例えばここで見れば、査定番号の0367というところの赤いところクリックしていただくと、左にあるような「査定番号」「町」「大字」「施設種別」「進捗状況」というのが表示されるということであります。会見のあと、デモンストレーションを見ていただこうと思いますので、参考にしていただければと思います。「災害箇所の掲載」については以上です。

続いて、「産業イノベーション創出事業の取組状況」について、発表いたします。
産業イノベーション創出事業については、11月8日にすでに、東広島イノベーションラボミライノをオープンしたわけですけれども、これと併設する形で、ビジネスサポートセンターというものを準備しています。これの開所期日が決まりました。2月24日に東広島ビジネスサポートセンターHi-Biz、これは「ハイビズ」と読んでいただこうと思っていますが、Hi-Biz(ハイビズ)がオープンします。このビジネスサポートセンターは、1の写真の上のところにありますけれども、中国地方では4番目、広島県内では2番目となるビズの開設ということになります。県内では福山市にすでに設置されていると。このビズがどんなものかということを、下の囲みのところに書いてありますのでちょっとご覧いただいたと思います。中小企業の強みを最大限に活用する相談窓口として開設するわけです。中小企業から「行列のできる相談所」として注目されている富士市産業支援センター「f-Biz」をモデルに運営ということであります。最大の特長でございますが、全国公募で選抜する卓越したビジネススキルを持つスタッフが中小企業の強みを最大限に引き出してアドバイスをする、アドバイスと言いながら伴走してやっていくということになりますけれども、そういう中で、強みを引き出し、売上を伸ばしていくというビジネスサポートモデルをいうものです。全国的に脚光を浴びていまして、全国ですでに20超えるくらい開設をされて、それぞれ効果的だというような批評を受けているというものであります。
特に、本市の特長としては、一番下のところですけれども、このビズ型支援と、先般オープンした東広島イノベーションラボミライノというものを併設する形で運営すると。しかも、これを商工会議所と連携してやるということであります。商工会議所がこれまでやってきたそういう支援に、新たなビジネススキルの高い人とのコンビネーションの中で、さらに効果的な中小企業支援というものが期待できるのではないかと考えているところです。
その具体的な概要ですけれども、次のページをご覧ください。場所は先ほど申しましたとおり、ミライノがある西条岡町の場所です。ビジネススキルの高い人をすでに2人選抜しています。これからそのセンター長であるとかプロジェクトマネージャーになる人については、研修期間3カ月を経て、職に就いていただくということになります。そこにプロジェクトマネージャーを掲げていますが、西村さんについてはすでに研修を開始しておられて、2月1日に正式に着任するということです。もう一人の方については、現在の職をまだ継続してされていらっしゃいますので、4月から研修に入り、研修が終わる7月から[着任]であります。運営時間は9時から17時、運営日は火曜日から土曜日までで、日・月・祝は休館ということであります。2月24日からのオープンですが、相談予約の受付については1月14日から開始したいということです
それに先立ちまして、(2)プレオープニングイベントを1月11日にさせていただきます。写真がありますが、このビジネスサポートモデルを作られたのは一番左の小出さんという方なんですけれども、現在、富士市産業支援センター「f-Biz」(エフビズ)のセンター長をされています。この方と、一番弟子と言っていいような方なんですが、岡崎ビジネスサポートセンターのセンター長である秋元さん、そしてこの度本市に招へいする西村さんと、私と、商工会議所青年部の第28代会長の徳森さんに入っていただいて、パネルディスカッションをするという企画を考えています。ビジネスサポートセンターについてはこれくらいです。
続いて次のページが、先般オープンしたミライノでどのようなことを展開するかということをご紹介しておきます。それに先立って、まず、ミライノのホームページが開設されています。また機会があればご覧いただいたらと思います。
ミライノの今後の開催イベントですけれども、12月13日にはマツダの虫谷さんという方を呼んで、「挑戦者のDNA」ということで、講演をいただくと。虫谷さんは、車の乗り心地を劇的に改善した凄腕のエンジニアということです。元プロサッカーの選手でありまして、カーレースの腕も一流と、異色のキャリアの虫谷さんから、どんな話が聞けるかいうことで期待をしているとこです。
次のページの(2)に、「科学道100冊 ブックワークショップ」ということで、2回目を12月7日、3回目を来年の1月25日に開催するということであります。これは理化学研究所がセレクトする子ども向けの科学の本を「科学道100冊」として、これを使ったワークショップ型のイベントを開催します。12月7日の2回目のナビゲーターを広島大学の宮本先生、1月25日の第3回は、市立図書館の司書3名が務めさせていただきます。これはすでに、11月17日に、10組22人の親子に参加をいただいて、ブックワークショップを開催し、好評を得ているところです。
(3)でございますが、12月17日に「SNSプロモーション動画サクサク制作セミナー」を開催します。これはさまざまな映像表現を作るプロフェッショナルである竹本さんをお迎えして、SNS上のプロモーション動画を簡単に作成できるコツを学んでいただこうというものです。
(4)これは来年なんですけれども、「創業女子のリアル」。これは仮題でありますけれども、県が「おとなの創業女子部」というものを作られて、女性の創業を支援するという取組をしていますけれども、これと連携した形でミライノとコラボレーションした企画ということです。(5)にその他としていくつかあげていますので、参考にしていただければと思います。また、それぞれのイベントにおいては、取材をいただければ幸いです。

本日の発表は以上です。

2 質疑

ひがしひろしまっぷに災害箇所図を掲載

記者)災害箇所図の掲載を、今このタイミングでするということの狙いを改めて教えてください。
市長)冒頭申し上げましたが、「災害復旧・復興プラン」を昨年策定したものでいけば、災害復旧も3か年で復旧するということで、我々も全力を尽くしていろんな支援もお願いしながらやってきたところですけれども、様々な理由の中でインフラの復旧については必ずしも順調にはいっていないということがあり、残念ながら現時点で考えると、1年延ばすものも出てくるということです。そういうことで、みなさん方は早い復旧というものを当然期待されているわけですけれども、それに対して、遅れるという情報も提供しながら、それについて問い合わせがあれば丁寧な対応を図っていこうという意味で、速やかにその情報にアクセスできるようにみなさん方にホームページの図で、自分達の最寄りのところのマップを出せば、その災害箇所がどういう状況になっているかということを早く知っていただく。そしてそれに必要な対応を取っていただくということが目的であります。
記者)新たに掲載する被災箇所が1,600か所[件]ということですか。
市長)そうです。被災箇所が1,600か所[件]あるということで、その箇所全てを掲載するということです。県の個所[件]数は?
担当課)県は400か所[件]です。
市長)ですので、全部で2,000か所[件]の情報を市の地図の中に落とし込むということです。
記者)西日本豪雨で被災した他の自治体で同様のことをやっているとか、あるいはモデルにしたケース等はありますか。
担当課)呉市の方ではホームページにあげられているんですが、[電子マップ上で]県の情報を重ねたというのは聞いていない。
記者)復旧完了後も載せ続けるんですか?
市長)残しておきます。
記者)1か月毎に更新する予定ということですが、今月の14日から掲載を開始して、更新日というのは[毎月]14日になるんでしょうか。
担当課)月の中旬と思っていただければ。
記者)月始めというよりは、この開始から1か月ということですか。
担当課)そうです。
記者)着手したところしか掲載されないということですか。計画予定、いつからこの地域は始まりますなどというところまでの掲載はまだですか。
市長)[着手していない箇所の図も掲載されているが、]本当はそういった[計画予定情報も掲載するような]ことがやりたいんです。例えば発注情報の中には、いつ発注し、工期はいつですということも出していますので、ある程度のものは見えるんですが、先ほど申し上げたように、入札に付しても必ずしも落札ができていないという状況からすると、なかなか載せづらい。なので、結果に応じて、契約ができれば、「工事着手」というような形で載せていくと。本当は[計画予定情報の掲載など]そういうことができれば望ましいが、約4割くらいは残念ながら不調ということがあるので、ずれてくるというのが現状です。いろんな対応は図ってきていて、だいぶ不調率も下がってきているんですが、現状で見れば、これまでの利率的に言うと、それくらい出ているということがあるので、問い合わせていただくということですね。

「産業イノベーション創出事業の取組状況」

記者)プロジェクトマネージャーの西村さんですが、この仕事はどんな内容ですか?
市長)センター長とプロジェクトマネージャーはほとんど差がない。センター長は組織のマネジメントもプラスアルファであるということですが、中小企業のみなさんの相談ということになると、ほぼ同じことをやっていくということです。
記者)センター長の下にいらっしゃるようなイメージだが。
市長)組織上はそういう格好にはなります。
記者)センター長は、開所時はまだ着任はしないということですか。
市長)先ほど申しましたとおり、まだ現在の職があるということで。ただ、それ[センター長の不在]をサポートしていただくために、他のビジネスサポートセンターの方から常時ではないが応援をいただくと。人物は決まっているので、プロジェクトマネージャーとセンター長がやり取りをしながら、やっていく。今後の運営のことがあるので。ただ、外に名前が出ていくのは7月。
記者)西村さんの実績というか、直近の肩書は、どのような方なのでしょうか。
市長)パンフレット[プレオープニングイベントのチラシ]の裏の写真のところに書いてあります。京都の中央信用金庫に長年勤められたんですけれども、融資実績というのは全行員の中のナンバーワンということで、相当の実績を積まれた方です。さまざまな問いをする面接を経て選ばせていただいていますので、実績そして面接の評価も高いということで西村さんをプロジェクトマネージャーに[選びました]。
記者)西村さんは、期間は決まっているんですか。
市長)基本的には1年です。1年で実績があがらなければ、1年でリタイアという、そういう契約の中で採用させていただいています。
記者)来年の令和3年の1月末までの契約ですね。あと、東広島のHi-Bizの特長として、商工会議所と連携されていることをあげていたが、具体的にどんな連携をされるんですか。
市長)運営については商工会議所に委託をしてやっていくと。センター長とプロジェクトマネージャーは決まっているんですが、他にスタッフ関係も必要なわけですから、そういうことも含めて、運営自体の委託をするということ。それから、商工会議所がこれまでしてきた中小企業支援と、うまくすみ分けをしながら、やっていくということです。
記者)商工会議所の中小企業支援もHi-Biz(ハイビズ)に来るんですか。
担当課)今まで商議所の中小企業支援は弱みを克服する形だった。
市長)一緒にするのか?別々か?
担当課)別々。
記者)商工会議所は元の建物は持っておいて、新たにこちらの方にも携わるんですか。
担当課)両方を連携することによって、うまく中小企業の課題に対して対応していくという形です。
市長)一緒になるとしてもスペース的なこともある。むしろこちらは、新しい取組であり、ミライノとの連携もある。
記者)起業ではなく、中小企業の売上増ということですね。商議所と連携するというのはめずらしいんですか。
市長)めずらしい。今までは、商工会議所は商工会議所というのが今までのやり方であって、それが一番やり方としてすばらしいという意識が全国的に商工会議所のみなさんはお持ちだった。そういう意味で言うと、これは違った取組ですから、これまでは別々というのが多かったんですが、本市の場合は、商工会議所とも連携しながらと。商工会議所のこれまでのやり方もいいところもありますし、製造業のようなところはかなり中小企業支援はうまくいっていると思うんです。サービス業であるとかその他のところについては少し手が届いていなかったという実態もあるんですね。そういうところもカバーできるということで、お互いのいいところが発揮できるということで、私たちと商工会議所の理解の中で、今回こういうことになりました。

その他

(質疑なし)

―会見後、担当課によるひがしひろしまっぷデモンストレーション

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