市制40周年記念企画展

更新日:2016年12月01日

木版表現の広がり -吹田文明と小林敬生の世界-

 今回、東広島市立美術館では、市制40周年を記念して、当館が一大コレクションを誇る2人の木版画家の作品約80点を展示する大規模な展覧会を開催いたします。

はじめに

皆様は、木版画に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?

木版画は、学校の授業で扱われるなど日本では特に身近な版画として知られています。

こうした日本の木版画は、特に1960年代以降「現代版画」として多様化の時代を迎えることとなります。

今回はその中でも、木版の表現手法に広がりを与え、独自の世界観で人々を魅了してきた2人の木版画家を取り上げます。

新緑の色増すこの季節、木の温もりによって生み出される、美しき表現世界の共演をぜひご覧ください。

「木版表現の広がり -吹田文明と小林敬生の世界-」のポスター 詳細は以下の通り

会期

平成26年5月10日(土曜日)~平成26年6月22日(日曜日)

休館日

月曜日

入館料

一般 300円 大学生 200円

高校生以下無料。

20人以上の場合は一般が250円、大学生が150円の団体料金となります。

共有チケット

一般 300円 大学生 200円

一枚で所蔵作品展の展示も見られるお得なチケットです!所蔵作品展開催中(3月29日~5月6日)に販売。

所蔵作品展については以下のリンクをクリックしてください。

主催

東広島市立美術館

後援

  • 中国新聞
  • 中国放送
  • 広島テレビ
  • 広島ホームテレビ
  • テレビ新広島
  • 広島エフエム放送
  • 株式会社広島リビング新聞社
  • プレスネット
  • KAMONケーブルテレビ
  • FM東広島89.7MHz

内容

 東広島市立美術館では、開館以来近現代版画の収集を重点的に行ってきました。これまでの長年にわたる収集活動の中で、全収蔵作品の3分の2を占める507点の版画作品を収集しております。その当館の版画コレクションの中でも、一大コレクションを誇るのが、吹田文明、小林敬生両氏の版画作品です。

 本展では、同じ木版領域にありながら、まったく異質の版木を使用するだけではなく、技法上でも共通点を見出すことの難しいこの2人の作家の作風の違いを対比させつつ、両氏の共通点である木版表現に「広がり」を追求した点、それぞれの「世界観」を重視した版画制作を行っている点をとりあげ展覧していきます。

表現領域の限られた木版あるいは木口木版から広がる新たな表現手法を通じて、その奥に潜む作家の精神的表現世界を感じてもらい、様々な年代の作風の変化や特徴、そして美しさを感じていただければ幸いです。

出品作家紹介

吹田文明

吹田文明氏の写真
作家の特徴

1.木版表現の「広がり」

学校教材として使用され、それまで木版画とは無縁だったラワンベニヤ材による木版画制作を行い、木材の特徴を活かし、板目を金ブラシで目立たせ階層を作り上げる手法(ラワン・メゾチント法)や、電動ドリルによる彫版などそれまでの版画家が使わなかった独自の制作過程を確立している。

2.卓越した「世界観」

星や花火などをモチーフに多彩な色を取り入れた版画が特徴で、サンパウロ・ビエンナーレで、棟方志功、浜口陽三につぐ日本で3番目の最高賞を受賞した際にはその表現世界が評価され「花火の男」と称された。また、惑星を彷彿とさせる青い球体を取り入れ、青を主体とした宇宙空間を連想させる独自な絵画世界を作り上げた。

吹田文明氏の作品の写真

小林敬生

小林敬生氏の写真
作家の特徴

1.木版表現の「広がり」

版木を輪切りにして使用するという素材の制約上、小さな作品が当然とされていた木口木版に、版木の組み合わせや、同じ版を用いて表と裏に摺ったものを、左右対称に貼り合わせ、鏡のような世界を創りだす鏡貼りという手法を駆使し、木口木版に大型化をもたらし、タブローに引けを取らない迫力ある作品を制作している。

2.卓越した「世界観」

少年時代に現在の東広島市豊栄町で過ごし、本市とも縁のある作家で、幼いころの経験から触発されたとされる、鳥や魚、樹木など豊かな自然をモチーフにした版画制作を行う。また、作中でバベルの塔や東京都庁をモチーフにした建物など人間世界を象徴するものとあえて共存させることによって、都会を呑みこむ勢いのある自然から現代文明への警鐘を鳴らすメッセージ性を持った作品を制作している。

小林敬生氏の作品の写真

プレ展示

4月8日(火曜日)より、出品作家の作品6点を事前に展覧いたします。

共通チケット購入の際に、ぜひお立ち寄りください。

会期

4月8日(火曜日)~4月20日(日曜日)

入館料

無料

関連イベント

吹田文明×小林敬生 木版表現の世界を語る

今回の出品作家である版画界の大物2人による夢の対談を行います。

日時

平成26年5月31日(土曜日)14時~

講師

  • 吹田文明
  • 小林敬生

(出品作家)

コーディネーター

古谷可由(公益財団法人ひろしま美術館学芸部長)

会場

東広島市立美術館

参加料

聴講は無料ですが、別途入館料が必要です。

定員

100名(先着順)

応募方法

電話又はファックスで受け付けます。

電話082-428-5713

ファックス082-427-3058

東広島市立美術館関連企画展 「木版画の世界」

4月15日~20日にかけて、東広島市民ギャラリーにおいて、木版画をテーマにした関連企画展を開催いたします。

出品作家

  • 赤松 孝彦
  • 安道 隆之
  • 大世渡 縁
  • 落田 克二
  • 数佐 由美
  • 島田 愛子
  • 島田 青坪
  • 田澤 穣
  • 田邉 治通
  • 積山 ミサ
  • 藤本 知士
  • 皆本 典子
  • 横山 隆雄
  • 横山 尚
  • 横山 芳子
  • 渡邉 訓子
特別出品
  • 小林 敬生
  • 吹田 文明

開館時間

平成26年4月15日(火曜日)~4月20日(日曜日)

会場

東広島市民ギャラリー(フジグラン東広島2階)

入場料

無料

主催

公益財団法人東広島市教育文化振興事業団

お問い合わせ

電話:082-424-3811

公益財団法人東広島市教育文化振興事業団

アートアドベンチャー

小学生を対象としたクイズ形式の作品鑑賞企画を開催します。

来館時に美術館受付へお申し込みください。

この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 文化課 東広島市立美術館
〒739-0144
東広島市八本松南二丁目1番3号
電話:082-428-5713
ファックス:082-427-3058
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