東広島市図書館サービス計画(第2期)のパブリックコメント(意見公募)の結果について

更新日:2019年09月24日

1 目的・背景

東広島市では、市立図書館の役割・課題を整理し、図書館サービスを計画的に向上させることを目的に、平成26年3月に「東広島市図書館サービス計画」を策定しました。

現在、近年の少子高齢化、高度情報化などの急速な社会情勢の変化を踏まえ、これからの市立図書館に求められる役割を再整理したうえで、新たに「東広島市図書館サービス計画(第2期)」を作成することとしております。

そこでこのたび、本計画案の作成について、広く皆様からご意見を伺い、本計画に反映させるために、次のとおり意見公募(パブリックコメント)を実施しました。

2 実施期間

令和元年7月19日(金曜日)~令和元年8月19日(月曜日)

3 実施方法

(1)生涯学習課(市役所北館2階)、各支所・出張所・地域センター・生涯学習(支援)センター及び図書館において閲覧

(2)市ホームページにおいて掲載

4 意見提出者数

(1)性別

男性5人、女性3人

(2)年代別人数

年代別人数内訳
年代別 人数
20歳未満 0
20代 0
30代 0
40代 1
50代 5
60代 1
70代 0
80代以上 1

(3)地域別人数

地域別人数内訳
地域名 人数
西条 4
八本松 0
志和 1
高屋 1
黒瀬 1
福富 0
河内 0
豊栄 1
安芸津 0

5 意見の概要と市の考え方

意見の概要と市の考え方

整理番号

意見の要旨 東広島市教育委員会の考え方
1 高屋地区に図書館を設置してもらいたい。 本計画17ページの「1.1拠点の整備」に記載しておりますように、今後、市内の各地域毎に、各地域の利用ニーズに応じた図書館機能の配置の在り方について、調査・検討を行ってまいります。
2

小学校の学年別の推薦図書が検索できるシステムを導入してほしい。

本計画21ページの「1.4テーマ別の読書案内」に記載しておりますように、ブックリストを充実し、ホームページ上でも公開し検索できるよう取組んでまいります。

3 子どもの読書意欲を上げるためにテーマ別の本の配置や特設コーナーを充実してほしい。

本計画19ページの「4.2レイアウト・サインの工夫」に記載しておりますように、子ども向けの資料も含めて、NDC分類にとらわれない、テーマ別の資料配置の工夫を行ってまいります。

4 学校への出前講座をお願いしたい。(本の扱い方、壊れた本の修理など)

本計画26ページの「1.2生涯学習講座の開催」に記載しておりますように、引き続き、市立図書館による「読み聞かせ」や「本の修理」について、生涯学習まちづくり出前講座のメニューとして取組みを実施いたします。
当該講座について、小学校等により一層活用いただけるよう、連携に努めてまいります。

5 市立図書館の設置されていない地域への図書館機能の整備について、早期に実現してもらいたい。

本計画17ページの「1.1拠点の整備」に記載しておりますように、今後、市内の各地域毎に、各地域の利用ニーズに応じた図書館機能の配置の在り方について、調査・検討を行ってまいります。

6 WEBで購入依頼(リクエスト)がしたい。 本計画18ページの「2.3サービス申込方法の改善」に記載しておりますように、現在は来館しなければ申し込むことができないサービスについて、インターネット等で申し込みができるよう取組んでまいります。
7 平日の開館時間を延長してほしい。 本計画17ページの「2.1開館日・開館時間の工夫」に記載しておりますように、各地域の利用実績や利用者アンケートなどを踏まえ、必要に応じて変更に取組みます。
8 HPのインターフェースが悪いので改善してほしい。 本計画25ページの「2.1情報発信機能の強化」に記載しておりますように、HPの掲載内容の充実に関しては、現在取組の準備を進めております。具体的には、構築の見直し、インターフェースの改善、スマートフォン対応表示などによるアクセシビリティの向上を予定しております。
9 利用されている当事者や図書館を利用していない市民の方からの意見を聴き、サービスに反映させる仕組みがあればいいと思う。 年に1度利用者アンケートを実施し、図書館利用者の方の意見についてはサービスに反映できるよう努めております。
図書館を利用されていない(利用できない)方からの意見を聴く方法については、今後の検討課題とさせていただきます。
10 これからは電子図書館のデジタル書籍も図書館資料として整理する時代であり、デジタル資料の充実は今後ますます大切になると思う。 本計画15ページに記載しております電子資料の収集や、32ページに記載しております地域資料の電子化に取り組んでまいります。
11 人生100年時代を迎え、大人の調べ学習に対するサポートは欠かせないと思う。 本計画31ページに記載しております「1.2調べる学習コンクールの開催」につきましては、現在小学生を中心に応募をいただいておりますが、今後は大人も含めた応募を増やしていけるように取組んでまいります。
12 子どもの読書について、学校、家庭と連携する方法があれば良いと思う。 本計画29ページの「2.1家庭、地域、学校との連携づくり」に記載しておりますように、子どもの読書活動の推進に関して、各種関係機関とそれを所管する行政機関と相互連携を深めるための協議会の設立を行ってまいります。
13 市立図書館の配置、展開、運営についてより充実させるべきと思う。 本計画17ページの「1.1拠点の整備」に記載しておりますように、今後、市内の各地域毎に、各地域の利用ニーズに応じた図書館機能の配置の在り方について、調査・検討を行ってまいります。
14 中央図書館とサンスクエア図書館を重点的に拡充強化するべきと思う。(専門的分野への対応、データの集積、話題性への対応、ラインナップの分かりやすさ、時代性に配慮したデジタル化、視聴覚機材のラインナップなど) 本計画14・15ページの「1.幅広い収集」に記載しておりますように、収集対象の拡大、多様な資料の収集、ニーズに応える収集などにより、さまざまな市民のニーズに対応できる資料の収集に努めてまいります。
また、本計画15ページの「1.2収集対象の拡大」に記載しておりますように、今後も継続して、電子書籍や視聴覚資料の収集を積極的に行うとともに、本計画18ページに記載の国立国会図書館が配信するデジタルコレクションの閲覧サービスなども引き続き行ってまいります。
15 市民の国際性を高めることや、外国人市民の日本語能力を高めるためのツールが必要であると思う。 本計画15ページの「1.3さまざまな利用者に対応できる資料の収集」に記載しておりますように、今後も継続して、多言語図書の収集に取組むとともに、本計画19ページの「4.4外国人向け利用環境の向上」の取組みを行ってまいります。
16 本計画19ページの「レイアウト・サインの工夫」については、ユニバーサルデザインよりもインクルーシブデザインの手法を取り入れることで、より具体的に当事者(障害者、高齢者、外国人など)の課題を改善することができるのではないかと思う。 「レイアウト・サインの工夫」に関する具体的な取組みについては、ご意見をいただきましたとおり、当事者(障害者、高齢者、外国人など)の意見を反映したレイアウトの見直し・工夫ができるように努めてまいります。
17 本計画29ページの「読書手帳の配布」については、子どものみでなく、大人についても貸出履歴等を確認するために配布を受けたいと思う。また、WEBサイトからの印刷というような形ではなく、通帳のような形で冊子としての配布を受けたいと思う。 現在実施の準備をしております「読書手帳」については、子どものみでなく全ての利用者を対象とするよう考えております。
また現在、図書館の運用システムの変更を準備しておりますが、これに伴い、利用会員が希望する場合に限り、各会員WEBサイトにおいて、自身の貸出履歴が確認できるような仕様の変更についても、導入を予定しております。
18 本計画の5ページにおいて、第1期計画の主な実績として「レファレンス協同データベースへの利用館登録」を実施したとあるが、現時点でいまだに事例登録が0件なのはなぜか。 第1期計画期間中の平成29年度に、レファレンス協同データベースへ「東広島市立中央図書館」を参加館として登録いたしました。第2期計画期間中に、レファレンス協同データベースを活用した、本市市立図書館におけるレファレンス事例の登録及び公開に取組む予定としております。
現在は、市立図書館においてこれまで蓄積しデータベース化している情報(非公開情報)について、レファレンス協同データベースを活用した外部公開情報とするため、レファレンス協同データベースの登録・公開様式に併せた内容の編さんに取組んでおります。
19 平成30年度のレファレンスサービスの利用件数が7,958件とありますが、そんなに件数があるものなのか。また、単なるFAQ(よくある質問)が件数に入っているのか。 本計画の成果指標については、平成30年度の年間実績を基準に設定しております。本市におけるレファレンス件数の集計については、既に入手したい資料が特定されており、その所蔵の有無や所蔵の場所などの単純な質問を受けるものについては、いわゆる「クイックレファレンス」として分類しており、成果指標である「レファレンス件数」には加えておりません。
本市の運用としては、「図書館職員が利用者からの相談内容に基づいて、利用者が必要とする資料や情報を提示したもの」をレファレンス件数としております。
20 第2期計画の成果指標の設定はどういった根拠によるものか。また、全ての取組が広く連動しているのであれば成果指標は1つで十分と思うが、成果指標を複数設定するのであれば、各施策がどの成果指標に関連づくのか整理すべきではないのか。 第2期計画の成果指標については、第1期計画期間である平成26年度から平成30年度末までの5年間の指標上昇率等を基にしたうえで、今後の本市の人口の推移や年齢構造の変化の影響や、今後第2期計画において実施を予定する新たな施策による影響等を総合的に勘案して設定をいたしました。
また、成果指標の設定数ですが、本来、市立図書館の根幹の役割は、「市民の方が必要とする情報を提供すること」であり、全ての施策は広義にはこれに集約されるものであると考えております。
しかしながら、本計画にも記載しておりますとおり、社会情勢の変化等から、今後、市立図書館に求められる役割は変化してくるものと考えております。こうした中で、今後は従来の「図書館に来館し資料を借りる」という形式のみでなく、「図書館に来館せずに資料を借りる」ことや、「図書館に来館し資料を借りずに情報を入手する」ことなど、より一層の利用の多様化が訪れていくものと考えております。こうした考えから、多面的に計画期間中の取組み結果を分析できるよう、計画全体に対して複数の成果指標の設定をする方法を採用しております。
21 第1期計画における「年間貸出点数」や「年間貸出延人数」の成果指標は、何時から何時までが対象期間となっており、そして、なぜ期間中に目標値を達成できなかったのか分析はできているのか。 第1期計画における成果指標の数値の推移は、計画期間である平成26年度から平成30年度末までの5年間の推移により判断しております。
また、第1期計画における「年間貸出点数」と「年間貸出延人数」の成果指標の目標設定については、図書館の設置及び運営上の望ましい基準(平成24年文部科学省告示第172号)における目標基準例を参考に設定しております。この目標基準例は、市立図書館の運営に関する全国の自治体の実績上位10%の平均値が示されておりますことから、第1期計画策定当時の本市の実績から比較すると、かなり高水準となっておりました。
そのため、第1期計画における「年間貸出点数」と「年間貸出延人数」につきましては、かなり挑戦的な数値目標設定としておりましたことが、結果として目標値を下回った大きな要因であると考えております。
22 普段、図書館を利用しない人に対するアンケートやヒアリングの機会を設けてはどうか。 年に1度利用者アンケートを実施し、図書館利用者の方の意見についてはサービスに反映できるよう努めております。
図書館を利用されていない(利用できない)方からの意見を聴く方法については、今後の検討課題とさせていただきます。
23 情報活用の支援の実績として、中国新聞plusと日経テレコンの有料ビジネスデータベースの導入があげられているが、中央図書館でしか現在利用ができない。その他の館でも利用できるようにしてほしい。 本計画24ページに記載しておりますように、今後、商用データベースの拡充に取組んでまいります。全館への導入につきましては、今後の検討課題とさせていただきます。
24 開館時間の延長など全ての市民の利用ニーズに応えることは難しいと思うので、開館時間(8時30分~24時)の長い広島大学図書館の利用を促すなど、図書館の使い分けを促す必要があるのではないか。 資料の貸出等について各大学図書館等との相互協力は実施しており、必要に応じて大学図書館の一般利用を案内しておりますが、開館日・開館時間の工夫に関して、大学図書館との連携を行うことにつきましては、現在は検討しておりません。
25 「情報発信機能の強化」とあるが、HPの更新頻度などの基本的な部分から改善をしてほしいと思う。 本計画25ページの「2.1情報発信機能の強化」に記載しておりますように、HPの掲載内容の充実に関しては、現在取組の準備を進めております。インターフェース等の改善を図るほか、HP更新作業自体をより簡素化することで、情報発信の頻度や内容を充実してまいりたいと考えております。
26 市内の大学図書館やひろしま国際センター図書室(図書館類似施設)などとの連携についても記述する必要があるのではないか。 各大学図書館等との相互協力については、引き続き本計画17ページの「1.2貸出・返却機能の拡充」などについて実施していきたいと考えております。
運営上、市内の他の図書館や図書館類似施設とどのように連携していくかは今後の検討課題とさせていただきます。
27 市の関係部局や関係機関との連携について具体的に記述する必要があるのではないか。(とくに美術館や出土文化財管理センターなどの歴史的・文化的施設との連携が必要である。) 本計画32ページの「1.1地域資料・行政資料の収集・作成」に記載しておりますように、引き続き、市の関係部局などと連携を深め、本市の地域資料の収集・作成・保存を行ってまいります。

 

6 意見募集した原案

この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 生涯学習課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0979
ファックス:082-422-1610
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