自分でできる 住宅を長持ちさせる「暮らし方のコツ」

更新日:2022年10月01日

 長期優良住宅は,「長く住み続けられる住宅」として建てられています。

 しかし、始めはどんなに頑丈(がんじょう)な住宅でも、暮らし方によっては、想定より早く劣化してしまうことがあります。
 住宅の寿命は、住宅の作り方だけでなく暮らし方に大きく左右されるのです。

 このコーナーでは、住宅をより長持ちさせる「暮らし方のコツ」を紹介します。

暮らし方のコツ(1) 湿気・雨漏りを防ぐ!

 住宅にとって一番の大敵は、「湿気」です。

 住宅に湿気がたまると、構造部材(柱や梁など)が腐ったりサビたりしやすくなり、結果として住宅の寿命が縮んでしまいます。

 私たちは、知らず知らずのうちに、住まいに湿気をためるようなことをしていることがあります。

 日々の暮らし方に少し気をつけるだけで、住宅を長持ちさせるのに大きく役立ちます。
今すぐ実践できるものばかりです。

 ちりも積もれば山になる、というように日々の積み重ねが大事。

 下記の「湿気をためない暮らし方(例)」を参考にしながら、挑戦してみましょう。

No More 湿気のイラスト
湿気を防ぐ暮らし方

項目

湿気をためない暮らし方(例)

湿気が発生するものをおかない。

  • 部屋の中で洗濯物を干さない。
  • 開放型のガス・灯油ストーブ(燃焼ガスが直接室内に排気されるストーブ)はなるべく使わない。

湿気がこもらないようにする。

  • 料理中のキッチンでは換気扇を回す。
  • 換気不良を防ぐため、換気扇や換気口のフィルターを定期的に掃除する。
  • 押入、収納などはスノコを敷いて空気の通り道を確保する。
  • 家具は壁から5センチメートル~10センチメートル離してレイアウトする。
  • 窓などを開けてこまめに換気をしたり、結露をふき取る。

浴室に気を配る。

  • 入浴中・入浴後も換気を行う。
  • 排水口が詰まらないようにマメに掃除する。

バルコニーに気を配る。(バルコニーの防水層を傷めないよう気を付ける。)

  • バルコニーの床を、金属たわしなどで掃除しない。
  • バルコニーの床に灯油などをこぼしたりしない。灯油などをこぼしたら、すぐに拭き取る。
  • バルコニーの床に固いものやとがったものを置かない。

床下に気を配る。

 

  • 床下換気口を、プランターなどでふさがない。
  • シロアリのえさになる木片などを、床下や庭など屋外に放置しない。

暮らし方のコツ(2) 「小さな変化」に気づく!

 長期優良住宅は、維持保全計画書にそって定期点検を行うことが義務付けられています。

内部リンク:

 点検のときに見つかった不具合が小さなものであればあるほど、修繕にかかるお金は少なくて済みます。
 しかし、何年かおきの定期点検では、そのときには大きな不具合になってしまっているかもしれません。

 もし、日々の生活の中で、住んでいる人が自分で我が家の「小さな変化(病気の兆し)」に気づくことができれば、よりすばやく対応できます。

 建物の仕組みや各部材の役割などが分かると、住まいの「小さな変化」を見つけやすくなります。

 

この記事に関するお問い合わせ先

都市部 住宅課 計画調整係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館8階
電話:082-420-0946
ファックス:082-422-5010

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