第2次東広島市自殺対策計画(案)に係るパブリックコメント(意見公募)の結果について

更新日:2024年04月17日

1 目的・背景

1 目的・背景

本市では、「生きる」を支え合うまちづくりを掲げ、自殺対策を総合的に推進してきました。

この度、令和5年度をもって「第1次東広島市自殺対策計画」の計画期間が終了するため、令和6年度から令和11年度までの6年間を計画期間とする「第2次東広島市自殺対策計画」を策定します。

次期計画の策定に当たり、広く皆様からご意見を伺い、計画に反映させるため、次のとおり、パブリックコメント(意見公募)を実施しました。

2 実施期間

令和5年11月24日(金曜日)~令和5年12月25日(月曜日)

3 実施方法

医療保健課(市役所本館2階)、各支所(地域振興課)・出張所・地域センター、生涯学習(支援)センター、総合福祉センター、各保健福祉センター、芸術文化ホールくらら、市ホームページで公開し、持参、郵送、ファックス、電子申請によって意見を提出していただきました。

4 意見・内訳

4人・4件
住所別 西条町1人、高屋町1人、豊栄町1人、志和町1人
年齢別 40代1人、60代1人、70代1人、80代以上1人

5 意見の概要と市の考え方

意見の概要と市の考え方
No

意見の概要

市の考え方
1 ゲートキーパー養成は、自殺対策の施策として重要だと思う。49ページ(2)(3)にも、そのことを記載してはどうか。 追記します。今後とも、さらに多くの人がゲートキーパー養成講座を受講でき、悩みを抱える人に寄り添いながら支援のできる人材が増えるよう、本計画に基づき取り組んでまいります。
2 「自殺」という言葉に「殺す」という文字が含まれているため、遺族の心情に配慮した「自死」という表記が増えることを希望する。

「自死」という表記は、「自殺」に対する偏見や差別をなくし、本人の尊厳を守るとともに、遺族の心情に配慮できるものであると考えていますが、市民の認識状況を踏まえ、当面は、「自殺」と「自死」を併記することにします。なお、「自殺者」は「自殺(自死)で亡くなられた人」と表記します。ただし、法律名や国通知文等の引用、「自殺者数」「自殺死亡率」等の統計データ中の表記、「自殺未遂」「自殺願望」等の慣用的に使われている熟語で「自殺」を用いている場合は併記をしないこととします。

自殺・自死の実態やそれに関わる人々への心情の理解が深まり、遺族支援を含む総合的な自殺対策が進むよう取り組んでまいります。
3

不幸は個別的で様々であるが、対策として共通していることは、「誰か」または「どこか」としっかりつながり、支援を受けていることである。(家族、仲間、職場、宗教、クラブ、行政、医者等)絶望、孤立、落ち込み、無気力の兆候を見逃さずサポートするように取り組んでほしい。

相談・支援につながる体制づくりについては記載しています。相談窓口のさらなる周知に努めるとともに、身近な人のこころの不調に気づけるゲートキーパー養成に特に取り組んでまいります。
4 生活困窮者の孤独死と、外国人の自死等を出さないように取り組んでほしい。 

生活困窮者の孤独死対策につきましては、関係機関との連携による各種支援を進めてまいります。具体的には、就労準備支援事業を活用した居場所づくりや、地域サロンへの参加等を通じた孤独・孤立対策を進めます。

また、外国人の自殺(自死)対策につきましては、日本語学習支援や多言語による相談窓口の開設、SNSによる各種相談窓口の周知等のほか、地域との交流支援により、安心して生活できるような対策を進めます。

 

6 意見募集した原案

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 医療保健課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422‐2416

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