復興作業やボランティアにおける健康面の注意点

更新日:2018年08月01日

東広島地区医師会 会長 山田 謙慈氏

東広島地区医師会 会長 山田 謙慈 先生

東広島地区医師会 会長 山田 謙慈 先生に豪雨災害での健康面での注意点を伺いしました。

この度の豪雨災害で被災された皆様、そして、被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

特に熱中症と感染症にご注意ください!

熱中症に注意してください!

高温・多湿な環境を空調・扇風機・日よけなどで改善しましょう。
また、睡眠不足、下痢や発熱性疾患などの体調不良、前日の飲酒、朝食の未摂取は、熱中症になりやすいので注意してください。

こまめに日陰で休憩や水浴びをし、透湿性や通気性の良い服装を心がけてください。

頭痛や疲労感、めまい、ぼーっとする、フラフラする、汗がたくさん出るなどの症状は、熱中症の初期症状の可能性が高いので、少しでも身体がおかしいと感じたら、休憩するように心がけましょう。

熱中症は、4タイプに分類できます。

1 日射病
2 熱痙攣
3 熱疲労
4 熱射病(狭義の熱中症)

熱中症かな?と思った時は、どのタイプに該当しているかを考えましょう。

分類の目安は、体温

体温が最も簡単に判断できる指標です。
38℃という数字を目安とすることができるので、測定するようにしましょう。

各熱中症の状態は、次の「熱中症の分類」をご覧ください。

対処方法

最も簡単にできる対処方法は、氷のうで身体を冷やすことです。
頸動脈を冷やして、頭を保護しましょう。

熱中症対策として、クーラーボックスなどに氷を常備しておくとよいでしょう。

1 日射病

涼しい所で横になり、安静にしましょう。
水分を摂りましょう。
場合によっては、病院を受診してください。

2 熱痙攣

日射病と同様。
赤色尿がみられる場合は、十分な水分を摂ってください。
血圧が低ければ、足を心臓より高く上げる下肢拳上をしてください。
場合によっては、病院を受診してください。

3 熱疲労

できるだけ速やかに体温を下げる必要があります。
病院を受診するか、救急車を呼びましょう。

4 熱射病(狭義の熱中症)

速やかに体温を下げる必要があります。
すぐに救急車を呼びましょう。

感染症にご注意ください!

床対策

土砂がある場合は、まず水洗い!

床上浸水などで土砂が入った場合は、まず土砂を撤去し、水洗いをしてください。
泥水などを洗い流した上で、消毒をする必要があります。

空気感染対策

マスクやゴーグルなどの防塵対策を!

床以外には、粉じんでの空気感染の可能性があります。

肺炎、呼吸器系アレルギー、扁桃炎、結膜炎などをり患する可能性があるので、マスクやゴーグルなど、防塵対策をしっかりと行った上で、作業するようにしましょう。

この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康増進課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422‐2416
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