認知症について

更新日:2023年09月29日

 認知症は誰でもかかる可能性のある病気です。75歳以上では5人に1人、85歳以上では4人に1人にその症状が出るといわれています。認知症はさまざまな原因で脳の細胞が壊れて減ってしまったり、働きが悪くなったりすることで記憶・判断力などの障害が起こり、生活に支障が出ている状態のことをいいます。

 最初は何度も同じことを尋ねたり、日時や場所がわからなくなったりといった症状から始まります。そして、だんだんと症状が進むと入浴、排泄、食事など基本的な生活動作に援助が必要となる場合もあります。

 認知症を引き起こす原因となる病気で最も多いのが『アルツハイマー型認知症』です。これは脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく「変性疾患」を呼ばれる病気です。この他に、脳梗塞などの後遺症で、脳の血管が詰まったり破れたりしてその部分の脳の働きが悪くなる『脳血管性認知症』などがあります。

 "認知症かも"と思い当たることがあったら自分や家族の中だけで抱え込まず、お気軽に総合相談窓口にご相談ください。

認知症簡単セルフチェック

・最近の出来事が思い出せないことがある。

・「同じことを何度も言う」と周囲から指摘される。

・置き忘れやしまい忘れが増え、よく捜し物をする。

・慣れた道で迷ってしまうことがある。

・好きだった趣味などへの興味がなくなった。

・友達との約束を忘れる。

・身だしなみに無関心になったり、外出が億劫になったりする。

思い当たる項目があった人は、認知症への注意が必要です。

このような症状に気付いたら、地域包括支援センターなどの相談窓口へ相談したり、医療機関への早期受診を行いましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 地域包括ケア推進課 東広島市基幹型地域包括支援センター
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-422-1022
ファックス:082-423-2330

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