冬場の入浴時の事故に注意を!

更新日:2018年02月14日

入浴している画像

入浴しているイラスト

入浴は、マッサージ効果や疲労軽減効果なども期待できる、我が国の重要な生活習慣の一つです。しかし、寒い時期には思わぬ事故につながることもあるので、気を付ける必要があります。

事故の実態と、注意するとよいポイントを見ていきましょう。

入浴時の事故による救急出動の実態

入浴事故の月別グラフ

東広島市消防局管内での風呂場での事故による月別救急出動件数のグラフ

東広島市消防局管内で、平成29年に風呂場(脱衣所を含む)での事故による救急出動件数は、グラフに示したとおり、冬場に多い傾向が見られます。また、搬送した人のうち、65歳以上の高齢者が全体の8割近くを占めています。

通報内容の一例

  • 体を洗っていたら気が遠くなり動けなくなった。
  • お風呂に入ったが、なかなか出てこないので見に行ったら浴槽に沈んでいた。
  • 入浴後に体を拭いていたら意識を失って倒れた。

入浴中の事故は、発見が遅れると重篤な結果につながりかねません。そこで、事故を予防するための対策を考えてみましょう。

入浴時の事故を防ぐために

浴室での事故のイラスト
  1. 入浴前に脱衣所と浴室を温めておく
  2. 浴槽から出るときはゆっくりと!
  3. 湯船の温度は41度以下に!
  4. 飲酒後や体調が悪いときの入浴は避ける
  5. 入浴前に同居者に一声かける!
浴室暖房のスイッチとシャワーで湯はりの画像

浴室暖房のスイッチ、シャワーで湯張りの画像

入浴前に脱衣所と浴室を温めておく

部屋→脱衣所→浴室→浴槽、と移動しますが、これらの温度差を小さくすることで、血圧の大きな変動を防ぎましょう。

具体的な方法

  • 浴室暖房を使う
  • 浴槽への湯張りにシャワーを使う 
  • 脱衣所の床にタオルなどを敷き、床の冷たさを和らげる
手すりと湯温の画像

ゆっくり立ち上がる、湯温41度以下、という画像

浴槽から出るときはゆっくりと!

湯船の中では体に水圧がかかっています。急に立ち上がると水圧が無くなり、体の血管が急激に拡張して、脳へ行く血液が不足することで、一時的に意識障害を起こすことがあります。

手すりや浴槽のふちなどを使って、ゆっくり立ち上がるようにしましょう。

湯船の温度は41度以下に!

湯温が高ければ体は早く温まりますが、血圧が急激に上昇するなどの影響があります。湯温は41度以下にしましょう。

飲酒後の入浴はやめましょう、という画像

飲酒後の入浴はやめましょう、という画像

飲酒後や体調が悪いときの入浴は避ける

飲酒後の入浴は心臓に負担がかかります。アルコールが抜けてから入浴するようにしましょう。

また、体調の悪いときや眠気を催す薬を服用した後も入浴を避けましょう。

声かけの画像

声掛けの画像

入浴前に同居者に一声かける!

入浴前に同居者に一声かけて、見回ってもらいましょう。

同居者は、こまめに様子を見に行きましょう。タイマーをかけると忘れずに見に行けます。

暖房器具は衣類などと離して!

洗濯物とストーブは近づけない!という画像

注意!!

脱衣所などで暖房器具を使用する場合は、火事ややけどに気をつけましょう!

脱衣所は、比較的狭いうえに、衣類などの非常に燃えやすいものがたくさんあります。火事にならないように、またやけどをしないように注意しましょう。

もしも入浴時の事故に遭遇したら・・・

  • 浴槽の栓をぬく。
  • 浴槽から出すことができれば、浴槽から出す。
  • 意識が無い場合は、すぐに119番通報をする。
  • 呼吸が無い場合は、ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始する。
  • 救急隊が到着するまで胸骨圧迫(心臓マッサージ)を続ける。

いざという時のために、応急手当講習を受講し、応急手当を覚えましょう。 

今回ご紹介した対策は、ほんの一例です。少し調べるだけで「かけ湯をしてから浴槽に入る」、「長い時間お湯につからない」「入浴前後に水分補給をする」など、たくさんの事故予防策が見つかり、中には「日没前に入浴する」というものもありました。日没後は気温が急激に下がるので、少しでも暖かいときに入浴する、というものでした。

自分に合った対策を見つけて、入浴時の事故に遭わないようにしましょう。

この記事に関するお問い合わせ先
消防局 警防課 
〒739-0021
東広島市西条町助実1173番地1
電話:082-422-5648
ファックス:082-422-7248
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