東広島市の水産業の概要(令和元年度)
東広島市の安芸津は、海流が穏やかであることから、古くからかき養殖が盛んに行われており、季節によっていろいろな種類の魚が水揚げされています。また、水産資源を保全するため、種苗(メバル、オニオコゼなどの稚魚)の放流、干潟の保全活動などを計画的に行っています。市内には安芸津漁業協同組合と早田原漁業協同組合の2つの漁協があります。
海面漁業
海面漁業漁獲高:30トン(平成30年~令和元年中国四国農林水産統計年報)
漁獲高と水揚げされる主な魚種は次の表のとおりです。
種類 | 主な水揚げ魚種 | 漁獲量 |
---|---|---|
魚類 | マダイ、クロダイ、メバル、カサゴ、サヨリ、アナゴ等 | 26トン |
エビ類 | クルマエビ等 | 1トン |
カニ類 | ガザミ等 | 1トン未満 |
貝類 | サザエ等 | 1トン未満 |
イカ類 | コウイカ等 | 1トン |
タコ類 | マダコ等 | 1トン |
かき養殖
塩分濃度が高い安芸津の海で育った『安芸津かき』は、小ぶりですが豊潤で身が引き締まっており、調理しても身が縮まないと言われています。かきのシーズンは10月から5月末頃までです。また、広島県のみで生産され、年中食べられる「かき小町」を販売しているところもあります。
収穫量と養殖業者数
- かき養殖業収穫量 4,045トン(平成30年~令和元年中国四国農林水産統計年報)
- かき養殖業者 18件(安芸津漁業協同組合9件、早田原漁業協同組合 9件)
かきの直売
各養殖業者はそれぞれの作業所で新鮮なかきの直売を行っています。場所については、次のマップを参照してください。
稚魚の放流
平成19年度から竹原市、大崎上島町と連携して、広島県栽培漁業センターでメバルの稚魚の生産を行い、放流しています。
また、2つの漁業協同組合によりヒラメ、オニオコゼ、キジハタ等の放流が行われています。
魚種 | 平成27年 | 平成28年 | 平成29年 | 平成30年 | 令和元年 |
---|---|---|---|---|---|
メバル | 47,000尾 | 47,500尾 | 39,200尾 | 57,000尾 | 50,000尾 |
ヒラメ | 16,000尾 | 16,000尾 | 16,000尾 | 16,000尾 | 18,000尾 |
オニオコゼ | 9,000尾 | 9,000尾 | 9,000尾 | 9,000尾 | 6,500尾 |
ガザミ | 8,000尾 | 8,000尾 | 8,000尾 | 10,000尾 | 10,000尾 |
クルマエビ | 10,000尾 | 10,000尾 | 10,000尾 | 10,000尾 | 10,000尾 |
キジハタ | 2,000尾 | 2,000尾 | 3,600尾 | 2,000尾 | 3,300尾 |
- この記事に関するお問い合わせ先
-
産業部 農林水産課 農水産ブランド振興係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館8階
電話:082-420-0939
ファックス:082-422-5144
メールでのお問い合わせ
- このページが参考になったかをお聞かせください。
-
更新日:2016年12月01日