ブックデビュー推進講演会「子どもの未来を築く関わり」を開催しました

令和5年2月17日（金曜日）、3月2日（木曜日）に東広島芸術文化ホールくららの小ホールにて、ブックデビュー推進講演会「子どもの未来を築く関わり～大人としてできることは何か～」と題し、広島国際大学 江口 千代先生にご講演いただきました。

私たち人間は誕生した瞬間から死ぬまでの間、24時間が1日からなる外界の刺激の中で生きています。この刺激は、生活のプロセスとして毎日繰り返されますが、その24時間の中で繰り返される生活体験も1日として同じ経験はありません。この生活のプロセスとして営まれる様々な経験の刺激は、子どもたちにも同様に繰り返され、未熟な子どもの脳を作りあげていきます。その子どもたちの脳が形成されていく仕組みや、成長発達の捉え方、子育てに影響する環境についてお話しいただきました。
また、子どもたちが育つ環境の中、養育者・地域住民、そして専門職はどのような関わり方をすればよいのかを考える大変貴重な講演会となりました。

参加者からは、「科学的、医学的に丁寧に教えていただき、本当によくわかりました」、「ICTの活用方法について、見直すきっかけになりました」、「子どもの五感をしっかり育んでいこう！と思いました」、「子どもの特性を理解し、サポートする大切さが分かりました」等の感想をいただき、参加者にとっても大変有意義な時間となりました。