東広島市環境先進都市ビジョン行動計画

更新日:2022年04月01日

東広島市環境先進都市ビジョン行動計画

  近年、わたしたちの周辺では、ますます環境問題への取組みが必要性・重要性を増す一方で、エネルギー問題、地球温暖化問題、里地里山保全の問題等、環境問題が複雑化・多様化していることを踏まえ、今後、「環境」をキーワードとしたまちづくりを進めていく上で、長期的な視点から大きな方向性を描いたビジョンが必要であると考え、平成27年3月「東広島市環境先進都市ビジョン」(以下「ビジョン」という。)を策定しました。

  そこで平成28年7月に、ビジョンに掲げた重点施策を横断的にバランスよく、かつ力強く推進することを目的に、「東広島市環境先進都市ビジョン行動計画」(以下「行動計画」という。)を策定しました。ビジョンが長期的な視点から大きな方向性を描いたものであることから、行動計画は、”東広島市の挑戦”として設定した基本目標の精神は維持したまま、より確実な重点施策の進展を促すためのツールとなるものです。

行動計画の実行期間

  行動計画の実行期間は、長期的な視点に留意しながらも、社会情勢等の変化に柔軟に対応しつつ、的確な進行管理が可能となる中期計画期間として、平成28年度から平成32年度までの5年間とします。

ビジョン推進プロジェクト

  ビジョンに示された重点施策は、基本目標として掲げた将来のまちの姿やライフスタイルを実現するため多岐にわたっていることもあり、それぞれに個別の取組を推進するだけでは施策間連携に乏しく、先進性や次世代性に欠けることが懸念されます。

  そこで、いくつかの重点施策を束ねつつ、ある程度の先進性と地域との融和性を持つビジョン推進プロジェクトを設定し、このプロジェクトを実現するために、行政が中心となり取組むべき個別事業とをあわせて行動計画に記載しました。

S(Smart)スマートタウン形成モデルプロジェクト

  家庭やコミュニティにエネルギーマネジメントが浸透し、再生可能エネルギーの利用が飛躍的に増加したスマートシティの構築に向け、家庭や店舗・事業所のスマート化を図ると同時に、そのシンボル事業としてスマートタウンの形成を目指す。

T(Technology)技術の地産地消連携プラットフォーム構築プロジェクト

  市内の産学官民が有するポテンシャルを他のプロジェクトの実現に活かすための連携支援組織を立ち上げ、プロジェクトの体制整備や技術連携、人材活用を支援し、各プロジェクトのアウトプットを環境教育や地域活動にフィードバックする体制を整える。

O(Organic)有機性廃棄物エネルギー創出プロジェクト

  ごみの減量化・資源化を推進し、再生可能エネルギーの活用や環境に優しい農林水畜産業の連携を加速させることを目的に、湿潤系バイオマスからエネルギーを取り出し、その残渣を有効利用する仕組みを確立する。

W(Wood)木質バイオマス活用促進プロジェクト

  森林保全や里山再生、新たな雇用の創出等の地域課題解決を目指し、木質バイオマスを地域で有効活用する仕組みを確立する。

N(Next generation)次世代エネルギー普及加速プロジェクト

  再生可能エネルギーの普及促進と並行して、次世代エネルギーである水素利用に先進的に取組み、エネルギーや環境問題全般への市民意識の醸成を図る。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 環境先進都市推進課 企画推進係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館1階
電話:082-420-0928
ファックス:082-421-5601

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