令和8年1月号特集「2026年は東広島ブランドを食べよう!」

更新日:2026年03月19日

令和8年1月号特集「2026年は東広島ブランドを食べよう!」

東広島こい地鶏ストーリー
海と山の恵みに育まれた“食の宝庫 東広島”。市と広島大学の共同研究から誕生した「東広島こい地鶏」は、広島県で唯一のブランド地鶏です。
まだまだ成長途中ですが、育て、届けようとする生産者・料理人のこだわりや情熱を紹介します。

誕生の経緯

東広島市から新たなブランド産品が生まれれば、市内の魅力ある他の産品にももっと注目が集まるのではないか…。一次産業が活性化し、「おいしさ研究都市東広島」としてもっと魅力的なまちになるのではないか…こうした思いを持って、地元農業者の協力も得ながら、市と広島大学が研究を重ね、令和3年に誕生したのが「東広島こい地鶏」です。

生産

Gallus JAPAN株式会社
代表取締役社長・農学博士 竹之内さん

東広島こい地鶏は、誰が育ててもおいしくて同じ品質になる“みんなのブランド”を目指して開発されました。一緒に育ててくれる仲間を増やしながら、次の世代へとつないでいきたいです。

理想のバランスを目指して

広島大学の都築政起名誉教授のもと、「究極のうまみを持つ鶏」を目指し、交配研究が行われ、肉質の良い「広大鶏」の開発に成功。広大鶏に生産性の高い「ロードアイランドレッド」を掛け合わせ、うまみと生産性の整った「東広島こい地鶏」が誕生しました。

生産を続けるために

生産体制の確立のため、広島大学の研究員だった竹之内さんが広島大学発ベンチャー企業を設立。広大鶏の育種や地鶏ひなの出荷をしています。
東広島こい地鶏は、一般的な若鶏に比べ、飼育期間が長く管理に労力を費やすため、誰が育てても同じ品質・うまみになるような飼料や飼育方法を考え、マニュアル化しました。

地域で育てる

自然交配で生まれた東広島こい地鶏は、ふ化から0~1日で地域の生産者に移され、自由に動き回れる環境で、計130日以上育てられます。現在、豊栄町の賀茂プロジェクト、高屋町のストーンパークヤマナで飼育。年間7,000羽以上が生産されています。

流通

合同会社CONTACT 代表 中間さん

広島県で唯一の地鶏であることはもちろん、原種鶏(親鳥)の飼育から販売まで地元事業者が行う、「オール東広島の生命の文化」がブランド価値だと思っています。豊栄町に新たな産業を興し、雇用も増えるなど、事業拡大と地域の活性化につながっています。

オール東広島の体制

加工、販売も地元企業で

消費者に届くまでに欠かせない、食肉加工・卸も東広島の企業が行います。豊栄町を拠点に、地域課題解決に取り組む合同会社CONTACTが手を挙げ、令和6年6月から、新規事業として鶏の食肉処理や加工商品の開発、料理店などのへの卸業務を行っています。

市内外の飲食店で提供

販売当初は、認知度が低いことなどから、取り扱う店は多くありませんでした。しかし、シェフやスタッフに養鶏場を見学してもらい、生産者の思いや品質へのこだわりを丁寧に伝えてきた結果、県内や東京都内など、30店舗以上の飲食店で取り扱われるようになりました。

旨味

株式会社鳥藤(東京都) 代表取締役社長 鈴木さん

当店は明治40年の創業以来、地鶏・銘柄鶏を専門に取り扱っています。東広島こい地鶏の味は、名古屋コーチンや比内地鶏などの名だたる地鶏にも引けを取らず、開発や生産に関わる皆さんの熱意にも心打たれました。現在は、麻布台ヒルズ店や通販で販売しています。東広島こい地鶏の最大の魅力は脂の口どけの良さ。水炊きにすると黄金色の脂が溶け出し、うまみと芳醇な香りが広がります。

手軽におうちで味わおう

東広島こい地鶏の加工品

レバーパテや炭火焼き、生ハムなどの加工商品が、「道の駅湖畔の里福富」や「道の駅のんたの酒蔵」などで販売されています。

鶏膳

石庭(高屋町) 料理長 森原さん

繊細な地鶏の香りとうまみを逃さないよう、試行錯誤を重ねながら親子丼などのメニューを考案。中でも「一風堂」と共同開発した中華そばは「おいしさを丸ごと味わえる一杯」に。生産に携わる皆さんの熱い思いに感動し、料理人として情熱を注ぎました。

わっぱめし

華ごころ(西条町) 代表 宮岡さん

ほどよいかみ応え、深いうまみが魅力。炊き込みご飯に炭火焼きの東広島こい地鶏をのせて、地鶏の良さが味わえる「わっぱめし」にしました。東広島のブランドを、真心込めたおいしい料理で育てていきたいです。

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