結核に注意しましょう。

更新日:2023年09月05日

結核に注意しましょう。

結核は、結核菌によって発生するわが国の主要な感染症の一つです。毎年新たに2万人以上の患者が発生しており、世界的にみても日本はまだ結核の低まん延国ではありません。
いわゆる空気感染を起こし、一般的には肺の内部で増えて、咳、痰、呼吸困難等の症状を起こすことが多いですが、肺以外の腎臓、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響を及ぼすことがあります。また、結核菌に感染した場合、必ずしもすぐに発症するわけではなく、体内に留まった後再び活動を開始し、発症することがあります。

主な症状

次の症状等が出れば、注意が必要です。

  1. 長引く咳(2週間以上)
  2. 微熱が続く
  3. 痰や血痰が出る
  4. 体重が減少する
  5. 胸が痛い
  6. 体がだるい

結核の症状は、風邪と似ているため、咳や痰があっても、ただの風邪と自分で判断しがちですが、これらの症状が長く続くような場合には、迷わず医療機関に受診しましょう。

予防方法

結核は、過労や睡眠不足、栄養不足等により抵抗力が弱まったときに発病すると言われています。日ごろから健康管理に注意して、規則正しい生活を送りましょう。
また、乳幼児が結核になると進行が早く生命にかかわることがあります。このような重症化する乳幼児の結核を防ぐためにも、早期(生後6か月まで)にBCG接種をすることが大切です。

参考資料

その他参考資料について、下記を参照ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 医療保健課 医療感染症対策室 医療感染症対策係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416

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