史跡 安芸国分寺跡(安芸国分寺歴史公園)
“国の華”国分寺を今に伝える重要な遺構
安芸国分寺は、奈良時代に聖武天皇の詔により、国の華と呼ばれ全国に造られた寺の一つです。
昭和11年(1936)に塔跡が国史跡に指定され、昭和57年(1982)に主要伽藍部分が、平成7年(1997)に西側部分が追加指定され現在に至っています。
その間に行われた発掘調査により、都から各国に派遣された僧官である国師の拠点(国師院:国師の事務所)が国分寺の寺域内にあること、天平勝宝2年(750)と記銘された木簡が発見されたことにより、この時期には国分寺の造営が進み宗教活動が行われていたこと等が判明し、全国で初となる重要な調査成果をあげました。
その後、史跡を保存するとともに、悠久の時の流れに想いをはせ、先人たちの技や文化を追体験できる歴史学習の場として、また、市民の憩いの場とするため、平成11年度から平成24年度まで15カ年かけて安芸国分寺歴史公園を整備しました。
公園内には復元された講堂や僧坊の基壇、安芸国分寺の調査で全国で初めて所在が判明した国師院の建物などがあり、国分寺創建時の様子がしのばれます。
基本情報
安芸国分寺歴史公園の利用について
安芸国分寺歴史公園は、文化財の保護と活用を目的に整備した公園です。
ご利用に当たってはボール遊びやラジコン等の危険な遊び、火気の使用など公園利用者や周辺に住む人たちの迷惑になる行為はしないでください。
なおトイレは、國分寺敷地内にあります。
僧坊と講堂の基壇
安芸国分寺復元模型
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アクセスについて
- JR山陽本線
西条駅から徒歩約7分 - 山陽自動車道
西条インターチェンジから車で約4分
公園西側、市道一丁田吉行線沿いの駐車場をご利用ください。(大型2台、普通車20台)
駐車場への道順
A.国道375号 中川交差点を西へ約900メートル進みます。(写真:南から)
A.中川交差点北からの写真
B.県道329号線 歯科医院のある三叉路を南へ (写真:東から)
C 三叉路から南へ約400メートル下ると、右手に駐車場があります。 (写真:北から)
リーフレット
リーフレットのダウンロードができます。
A3サイズで印刷してご利用ください。
ファイルサイズが大きい(3.5MB)ので、ご注意ください。
この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 文化課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531
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更新日:2024年04月01日