東広島市下水道事業経営戦略
策定の趣旨
下水道は、市民の衛生的で快適な生活環境を支え、河川等の公共用水域の水質保全に資するため、欠かすことができない都市施設です。
本市の下水道事業は、昭和55年に東広島処理区で事業に着手して以来、順次整備を進めてきました。平成27年度末の公共下水道における下水道処理人口普及率は42.7%(全国平均77.8%)であり、今後も普及率の向上に向けた整備が必要となっています。
この経営戦略は、経営環境の変化に適切に対応し、一層の経営基盤の強化を図っていくことによって、今後も良質な下水道サービスを持続的・安定的に提供していくための指針として策定するものです。
計画期間
平成29年度から令和8年度までの10年間
今後、この計画の実施状況を適宜評価・検証を行いながら、計画期間の中間時である令和3年度に見直しを行うとともに、この経営戦略と実績との乖離が著しい場合に、また計画の前提となる経営、財政の条件が大幅に変更になった場合に見直しを行います。
経営の基本方針
1 下水道経営の健全化
下水道サービスを継続して安定的に提供していくため、経営健全化を図ります。
2 計画的、効率的な施設の建設と更新
持続可能な成長を遂げるため、より明確に事業の「選択と集中」を行います。投資効果の高い重点地域から面整備を実施し、また、下水道への接続促進を図ることで、事業効果を高めます。
また、「アセットマネジメントの推進」のため、都市インフラ施設である下水道の維持・長寿命化を計画的に進め、安心して生活できる都市環境の構築を図ります。
3 災害に強い下水道の構築
「安全・安心の確保」のため、災害を未然に防止し、被害を最小限に食い止めるため、大雨時の浸水対策や下水道施設の耐震化など災害対策を推進します。
経営戦略
この記事に関するお問い合わせ先
下水道部 下水道管理課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館7階
電話:082-420-0957
ファックス:082-422-5261
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更新日:2024年06月21日