東広島浄化センターの水質改善に向けた取組状況について

更新日:2024年10月09日

1 概要

 東広島浄化センターにおいて、放流水の全窒素汚濁負荷量及びCOD(化学的酸素要求量)の濃度が水質汚濁防止法に定める基準値を超過したため、水質改善に向けた取組を現在進めている。

2 放流水の水質状況

東広島浄化センターから黒瀬川へ放流した水質について、全窒素汚濁負荷量が令和元年7月18日時点で1,635kg/日を観測し、水質汚濁防止法の基準値1,570kg/日を超過した。その後、数日間は基準値内、外を繰り返し推移したが、令和元年7月24日以降は超過した状態が続いた後、令和元年8月10日からは基準値以下となった。COD(化学的酸素要求量)の日平均濃度については、令和元年7月27日から令和元年8月1日までの6日間、基準値を超過したが令和元年8月2日からは基準値以下に回復している。

東広島浄化センター放流水の値(PDF:71.6KB)

3 水質基準値を超過した原因

流入水の窒素濃度及びBOD(生物化学的酸素要求量)の上昇により、現有施設で処理可能な値を超えたことによる。

4 水質改善に向けた取組

1)東広島浄化センターでの対策
放流水の基準値超過は、流入水の窒素濃度及びBOD(生物化学的酸素要求量)の値が現有施設で処理可能な値を超えているためであり、処理能力向上のため設備の増強を行う。

東広島浄化センターでの緊急対策(PDF:531.8KB)

 

2)東広島浄化センター水質対策委員会の設置
学識経験者や専門家等の意見を踏まえ、水質改善に向けた緊急対策を進めるとともに、今後の放流水の水質保全に向けた計画的な対策についても検討する。

※第3回東広島浄化センター水質対策委員会は、新型コロナウイルス感染症対策として令和2年3月下旬に書面開催としたため、会議概要はありません。

第1回東広島浄化センター水質対策委員会 会議概要(PDF:212.5KB)

第2回東広島浄化センター水質対策委員会 会議概要(PDF:215KB)

第4回東広島浄化センター水質対策委員会 会議概要(PDFファイル:276.7KB)

5 放流水の水質監視

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