火災予防とは
毎年、全国で多くの住宅が火災にあっています。不幸にも家族を亡くしたり、我が家を焼失してしまった人々は、口をそろえ「まさか、うちが火事になるなんて・・・」「まさか、家族を火事で失うなんて・・・」と言われます。しかし、火災に「まさか」はないのです。日ごろから火災の恐さを十分に知って、できるだけの防火対策を考え、実行しておくことが、万一の出来事に備える最善の方法です。家族一人ひとりが"寝たばこは絶対にしない"、"寝る前にもう一度火の元を確認する"といった防火の基本を実行するとともに、いざというときのために、住宅用火災警報機や消火器などの防災機器を備えておくことも大切です。もし火事が起こったら、真っ先に危険にさらされるのは幼い子どもたちであり、お年寄りであることを忘れずに、まず、身近な"防火対策"から始めてみてください。
放火されない・放火させない街づくりをめざして
全国統計によると、例年、放火(疑いを含む。以下同じ。)による火災が出火原因の第1位となっています。
放火火災は、相手や場所などを選ばない無差別なものが多く、市民生活に大きな不安を与えているのが現状です。屋外の可燃物は、放火行為者の恰好の目標。特に廃材等は長期間放置されているうちに管理に対する注意力が薄れ、それ自体が風化して燃えやすく大変危険です。
また、回収されるまでの廃棄段ボールや紙類などのごみは放火されやすく、これによる火災件数も多く発生しています。
隣近所・自主防災会や事業所・関係機関などとの密接な連携により、放火火災予防対策は大きな効果を挙げることができます。お互い連携を取り合い、地域の実態に合った体制で「放火されない放火させない街づくり」を進めましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
消防局 予防課
〒739-0021
東広島市西条町助実1173番地1
電話:082-422-6341
ファックス:082-422-5597
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更新日:2024年11月11日