ぐっすり眠るためのヒント ~働く世代の睡眠改善~
こころと体の健康は、質の良い眠りから
市民アンケートの結果から、睡眠による休養が十分に取れていない人は2割以上にのぼり、特に40~50歳代では約3割と高い傾向が見られました。
睡眠は、体の回復だけでなく、心の安定にも深く関わっています。睡眠不足が続くと、次のようなこころの不調が現れることがあります。
- 気分が落ち込む
- イライラしやすい
- 集中力が続かない何をするにもやる気が出ない
うつ病では、他の症状に先立って「不眠」が現れることが多く、発症や再発の予兆として注目されています。また、長期的な不眠は、うつ病のリスクを高めることも知られています。
良い睡眠のためにできること
- 働く世代に必要な睡眠時間は最低6時間とされています。
- 朝日を浴びる・日中は明るく・夜は暗くすることで、体内時計が整いやすくなります。
- 日中に体を動かすことで、寝つきが良くなり、途中で目覚めることが減ります。習慣的に運動している人の約70%が、睡眠の質が良いと感じています。
- 寝る1時間前からスマホやテレビを控え、室内の照明を暗めにすることで、自然な眠気を促します。
- アルコールは寝つきを良くするように感じますが、睡眠の質は低下します。
飲酒量が多いほど、途中で目覚めることが増える傾向があります。
心と体の健康のために、まずは「睡眠」から見直してみませんか?
もっと詳しく知りたい方へ
毎日、よく眠れていますか。厚生労働省より、科学的な知見に基づいた「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が発表されました。
スマート・ライフ・プロジェクトでは、睡眠の質を高めるための情報や動画コンテンツを通じて、わかりやすく睡眠の大切さを伝えています。
- 睡眠の役割って?
- 良い眠りのためにできることは?
- 自分の生活習慣を見直すヒントは?
そんな疑問に答えてくれる、厚生労働省が運営する公式コンテンツです。
是非、覗いてみてください。
↓健康日本21アクション支援システムのページを見てみる(※厚生労働省のサイトへ移行します。)

睡眠について学んでみよう「田中研究室」
令和6年度に、市と広島国際大学との共同研究「睡眠測定事業」を行った、広島国際大学健康科学部長の田中秀樹教授は、他にも様々な研究をされておられます。
田中研究室のホームページでは、睡眠についての基礎知識や生活リズムのコツについてご紹介していますので、是非、覗いてみてください。
↓田中研究室「MIN-iku」を見てみる(※広島国際大学のサイトへ移行します。)

COMMONプロジェクト「睡眠測定事業」
睡眠健康度診断事業に先駆け、令和6年度に、市と広島国際大学との共同研究(COMMONプロジェクト)「睡眠測定事業」を実施しました。
研究の内容は、世界最高水準の加速度計(ウェアラブル端末)で睡眠を測定し、心身の健康、ライフスタイル、性格との関連を分析。睡眠の見える化と睡眠改善法アドバイスにより、行動変容を促進し、睡眠や心身健康を改善する取組みでした。
研究の結果、睡眠状態を加速度計を用いて見える化し、問題意識を高め、適切な睡眠改善法をアドバイスすることで約9割の人が行動変容し、睡眠の質も改善しました。5割以上の人が睡眠改善を実感し、疲労、眠気、仕事のパフォーマンスや健康状態も改善しました。

この研究で使用したウェアラブル端末を試してみたい方は、こちらからどうぞ。
↓ウェアラブル端末を試す(※外部サイトへ移行します。)

睡眠健康度診断事業
東広島市が実施した市民アンケートの結果、睡眠による休養が「とれていない」と回答した人の割合は、男女ともに、30・40・50歳代で高く、働く世代の課題となっています。
睡眠休養感は脳・心身健康、幸福感、ウエルビーイングとも密接に関連しており、健幸のため、また、仕事や勉強など生活のクオリティを上げるためにも、良い睡眠を取ることはとても重要です。
そこで、市では広島国際大学と連携して、WEB問診による受診者の睡眠状態を簡易診断し、快眠セミナーに繋げる「睡眠健康度診断事業」を実施しています。
快眠セミナーでは、睡眠改善法のアドバイスや行動変容を促進し、睡眠に関する生活習慣や心身健康を改善します。

WEB問診
WEB問診は、市民ポータルサイト(LINEチャット)画面上で実施し、睡眠時間や不眠の主観的課題、生活改善に関するアンケート30問程度となっています。問診の結果として、不眠症簡易診断、生活リズム診断、健康法の提案をフィードバックし、問診後、必要と思われる方に、市から「快眠セミナー」のご案内をいたします。
なお、令和7年度のWEB問診は市から「健康づくり推進事業所」へ案内いたします。
プライバシーポリシー
1.個人情報保護方針
WEB問診を誰もが安心してご利用いただけるよう、当システムを閲覧・利用される皆様のプライバシーを尊重することに努めます。本市は、当システムを閲覧・利用される皆様からご提供いただいた個人を特定することができる情報については適正な取扱いを行います。
2.個人情報保護について
本市は、当システムを閲覧する皆様のプライバシーを尊重するとともに、安心してご利用いただけるよう努めています。住所、氏名、電話番号、メールアドレス等の個人を特定することができる個人情報については、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)の規定に基づき、適正な取扱いを行います。
3.個人情報の収集について
当システムは、必要に応じて氏名、住所、メールアドレス等の入力をお願いしています。個人情報を収集する場合は、利用される方が目的、内容を理解されたうえで入力、送信をしていただくものとし、収集する個人情報は業務の目的を達成するために必要な最小限の範囲内にとどめます。
4.個人情報の利用・提供について
当システム上で収集した個人情報は、問い合わせへの対応や申請手続等、収集目的の範囲内での利用とし、利用者本人の承諾を得ている場合、法令の定めがある場合、個人情報保護保護条例の規定に基づく場合を除き、目的以外の利用ならびに提供は行いません。
5.個人情報の管理について
収集した個人情報は、情報漏えい、情報滅失、情報改ざん等の防止措置を講じるため、担当所轄部署が厳重に管理し、必要がなくなった個人情報については、速やかに廃棄または消去します。
6.個人情報の開示等について
収集した個人情報について、本市は、個人情報保護条例の規定により、開示、訂正又は利用停止の請求に応じます。
7.WEB問診の概要
東広島市が実施した市民アンケートの結果、睡眠による休養が「とれていない」と回答した人の割合は、男女ともに、30・40・50歳代で高く、働く世代の課題となっています。
睡眠休養感は脳・心身健康、幸福感、ウエルビーイングとも密接に関連しており、仕事や勉強など生活のクオリティを上げるために、良い睡眠を取ることはとても重要です。
そこで、市では広島国際大学と連携して、WEB問診による受診者の睡眠状態を簡易診断し、快眠セミナーに繋げる「睡眠健康度診断事業」を実施しています。
WEB問診は、市民ポータルサイト(LINEチャット)画面上で実施し、睡眠時間や不眠の主観的課題、生活改善に関するアンケート30問程度となっています。
問診の結果として、不眠症簡易診断、生活リズム診断、健康法の提案をフィードバックし、問診後、必要と思われる方に「快眠セミナー」のご案内をいたします。
8.WEB問診データの活用
WEB問診の結果データは、睡眠指導法や心身健康の向上と関連したライフスタイルや睡眠環境の提案に向けた研究に活用されます。
得られたデータは解析時に個人が特定できないように匿名化して統計学的に処理され、本研究以外の目的で使用されることはありません。研究の結果が公表される場合には、個人の特定につながる情報は伏せた形で発表いたします。
9.WEB問診の方法
WEB問診は、睡眠時間や不眠の主観的課題、生活改善に関するアンケート30問程度となっています。市民ポータルサイト(LINEチャット)画面上で実施しますので、各アンケート項目にご回答ください。
10.受診者に対する金銭の支払いおよび費用の負担
受診に対して費用は発生せず、また、謝金等の支払いはありません。
11.実施組織
東広島市健康福祉部医療保健課
広島国際大学健康科学部心理学科
12.相談窓口
東広島市健康福祉部医療保健課
〒739-8601東広島市西条栄町8番29号
TEL:082-420-0936 FAX:082-422-2416
Email:hgh200936@city.higashihiroshima.lg.jp
地図情報
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 医療保健課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416
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更新日:2025年09月19日