「手足口病警報」発令のお知らせ
「手足口病警報」の発令について
広島県感染症発生動向調査による、第23週(6月3日~6月9日)の「手足口病」の定点当たり報告患者数が、広島市保健所管内において、国立感染症研究所感染症疫学センターが示す警報開始基準値(定点当たり5)を上回ったため、広島県の感染症発生動向調査警報・注意報発令要領に基づき,令和6年6月13日、県内全域に「手足口病警報」が発令されました。
手足口病とは
- 手足口病は、その名のとおり、手、足、口の中の粘膜などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症で、病原体は、コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型などです。
- 乳児・幼児を中心に流行が見られ、予後は良好な疾患とされていますが、まれに急性脳炎を生ずることもあり、なかでもエンテロウイルス71型は、中枢神経系の合併症の発生率がほかのウイルスより高いとされています。
- 国内における手足口病流行のピークは夏季ですが、秋から冬にかけても多少の発生がみられます。
感染経路
- 患者の咳などからの飛沫感染、便に排泄されたウイルスによる経口感染、水疱内容物からの接触感染などがあります。
- 症状が治まった患者からも2週間から4週間にわたり便の中にウイルスが排泄されます。
予防方法
- 排泄物の取扱いについて注意すること及び手洗いの励行が基本となります。
- 患者との接触は避け、タオルなどの共用もやめましょう。
- 患者には、口腔内の病変に対して、刺激にならない食べ物を与え、何よりも水分不足にならないようにしましょう。
参考
詳しい情報については、下記のホームページをご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 医療保健課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416
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更新日:2024年09月26日