「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報」の発令について

更新日:2025年01月30日

令和7年1月30日、広島県内に「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎警報」が発令されました。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは

  • A群溶血性レンサ球菌による上気道の感染症です。
  • いずれの年齢でもおこりますが、特に学童期の小児に多く起こります。
  • 冬季及び春から初夏にかけての2つの流行のピークが見られます。

症状

  • 2日~5日の潜伏期を経て、突然の発熱と全身倦怠感、咽頭痛によって発症し、しばしば嘔吐を伴います。
  • 感染の初期には、舌が白いコケに覆われたようになり、数日後には、苺舌と呼ばれる赤いぶつぶつが見られ ることがあります。
  • まれに重症化し、喉や舌、全身に発赤が拡がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。
  • 抗生物質が有効で、服用後2~3日で症状が改善しますが、リウマチ熱や急性糸球体腎炎等といった合併症 を防ぐため、処方された薬を、指示どおりに飲みきることが大切です。

感染経路

患者のせきやくしゃみのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる「飛沫感染」、あるいは細菌が付着し た手で口や鼻に触れることによる「接触感染」が主な経路です。

予防方法など

  • 患者との濃厚な接触は避け、「うがい」、「手洗い」を励行することが大切です。
  • 感染性は急性期にもっとも強く、その後徐々に減弱します。急性期の感染率については兄弟姉妹での間が最 も高率で、25%と報告されています。

参考

県内の感染動向はこちらから確認できます。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 医療保健課 医療感染症対策係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416

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