マダニによる感染症
マダニによる感染症
特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。野山に生息するダニに咬まれることで、次の感染症に感染することがあります。
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- ダニ媒介脳炎
- 日本紅斑熱
- つつが虫病
- ライム病 など
感染症の詳細は、厚生労働省または広島県のホームページをご確認ください。
マダニに咬まれないように注意しましょう
畑仕事、草刈り、墓参り等、山や草むらでの野外活動の際には、以下の点にご注意ください。
肌の露出を少なくする
- 長袖・長ズボン
- 足を完全に覆う靴
- 帽子
- 手袋
- 首にタオルを巻く
- 明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすくするため)
忌避剤を使用する
虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。
屋外活動後は体や服をよく確認
屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。
特にわきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)に注意が必要です。
マダニに咬まれた場合
吸血中のマダニを見つけたら
無理に引き抜こうとせずできるだけ医療機関(皮膚科)で処置してもらいましょう。
マダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあります。
咬まれたことに気が付かない場合も多い
マダニ類の多くはヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかり固着し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血します。
ただし吸着されても痛くもかゆくもないので、屋外活動後はマダニに咬まれていないかの確認が大事です。
発熱等の症状が見られたら医療機関へ
マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
症状がない場合は、医療機関への受診は不要です。

「ダニ」にご注意ください
ダニ媒介感染症啓発チラシ(「ダニ」にご注意ください) (PDFファイル: 777.4KB)
リーフレット
ダニ媒介感染症啓発リーフレット(マダニ対策、今できること) (PDFファイル: 4.3MB)
お問い合わせ
詳細につきましては、広島県西部東保健所保健課(082-422-6911)まで、お問い合わせください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 医療保健課 医療感染症対策係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416
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更新日:2023年05月12日