高齢者向け体操アプリケーションの導入に係る実証実験について

更新日:2026年02月02日

高齢化が進展する中で、介護予防のために健康づくりや社会参加の機会を増やすことが求められています。一方で、フレイルにより、地域の社会参加(=通いの場等への参加)が困難な人が増加しつつあります。

そのため、2024年度The Meet(広島県スタートアップ共同調達推進事業)の採択を受けて、令和7年3月より令和8年1月までの間、通いの場や介護施設での導入等により介護人材の省力化を図るとともに、高齢者の自主的な介護予防活動を支える仕組みの形成を目指し、広島大学(大学院先進理工系科学研究科 栗田雄一教授)の研究成果をもとに市内企業(株式会社コトブキソリューション(東広島スタジオ(本社:呉市))が開発した、フレイル予防を目的とした高齢者向け体操アプリケーションの導入に係る実証実験を実施しました。

このアプリケーションには、広島大学の理学療法士が考案した50種類以上の体操から、AIで本人に適した運動メニューを提供し、他の利用者と比較した得点・順位を表示しモチベーションを向上させる機能、顔認証で本人を認識し、手をあげるだけで運動を開始するなど高齢者に配慮したインターフェース、運動できない部位を事前に採点の対象外にできる機能等が搭載されています。

実証実験期間中は、市内の通いの場や高齢者施設等において、多くの方に本アプリケーションをご利用いただきました。

利用者からは、「手を挙げるだけの操作なので直感的でわかりやすい」「運動が数値化されるため、ゲーム感覚で楽しみながら取り組める」といった、好意的な意見をいただきました。

その一方で、低評価時におけるフィードバック機能の拡充や、より導入しやすい環境づくり等に関する課題も明らかとなりました。

今後、開発元では、この実証実験を通じて得られた貴重な現場の声や知見をもとに改良を重ね、本格的な製品化と普及を目指すとされています。

本市におきましても、引き続き、デジタル技術の活用により介護人材の不足等の社会的な課題の解決を目指すとともに、大学との連携や、研究成果の社会実装を通じて新たな分野に挑戦する市内企業の取組みを支援してまいります。

事業概要は、添付ファイルを参照ください。

 

 

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