食品ロス削減献立について

更新日:2022年07月11日

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。農林水産省及び環境省の令和2年度推計によると、日本ではこの食品ロスが522万トンもあることから、給食からも何か子どもたちに伝えられないかと思い、令和3年度に東広島市で募集した食品ロス削減レシピで入賞した作品を給食向けにアレンジして取り入れました。食材の本来廃棄される部分や家庭で余りがちな食材を利用しておせんべいにしたり、それらを豚肉で巻いて提供しました。そして、子どもたちに野菜の普段捨ててしまいがちな部分でも食べられるところはたくさんあること、冷蔵庫に余りがちな食材も活用する場面は多くあることを伝えました。

今後も定期的に子どもたちに、またおたよりやアプリ配信を通して保護者の皆様に食の大切さを伝えていきたいと思います。

レシピ紹介

食品ロス削減献立

《野菜の芯や茎を使った肉巻き》
・豚ロース肉・・・・40g
・にんじん・・・・・10g
・キャベツ・・・・・10g
・ブロッコリー・・・10g
・塩コショウ・・・・少々
・小麦粉・・・・・・適量
・砂糖・・・・・・・2g
・しょうゆ・・・・・2g
・酒・・・・・・・・1.7g
・みりん・・・・・・1.5g
・油・・・・・・・・適量

1.にんじん、キャベツの芯、ブロッコリーの軸を豚肉の長さに合わせて太めの千切りに切る。
2.野菜をゆでる。(レンジで温めてもよい。)
3.野菜が冷めてから、豚肉に塩コショウ、小麦粉を振り、野菜を巻いて油をひいたフライパンで焼く。
4.砂糖、しょうゆ、酒、みりんを回しかけ、味を調える。
※副菜に使用したブロッコリーの軸や汁に使用したキャベツの芯を利用しています。本来は野菜と一緒にチーズを巻く献立ですが、保育施設では大量調理・アレルギーの観点から除いています。

★子どもたちから、「ブロッコリーは茎まで食べられるんだね!」という驚きの声が上がっていました。

《野菜たっぷりおせんべい》
・米・・・・・・・・15g
・にんじん・・・・・3g
・大根葉・・・・・・5g
・ちりめんじゃこ・・4g
・ごま・・・・・・・1g
・塩・・・・・・・・少々
・ごま油・・・・・・適量

1.にんじん、大根葉をみじん切りにする。
2.先ほどの野菜、ごはん、ちりめんじゃこ、ごま、塩を加えて混ぜ合わせる。丸くし、薄くつぶす。
3.ホットプレートかフライパンにごま油をひき、焼く。(片面5分程度)
※給食で使用した大根の葉や冷蔵庫に余りがちなちりめんじゃこを使用し、午後のおやつとして提供しました。

★子どもたちからは、「パリッとしておいしかった」という反応がありました。

 

以下をクリックすると、食品ロス削減のレシピ紹介(市民生活課)へ移動します。

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 保育課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0934
ファックス:082-422-6669

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