第70回文化財防火デー 防火訓練の開催(西条本町歴史広場)
1月26日「文化財防火デー」に合わせ、東広島市では毎年、市内の文化財所在地で防火訓練を実施しています。70回目となる令和5年度は、国史跡への指定が決まった西条酒蔵群の一部である西条本町歴史広場で訓練を開催しました。
今回は、広島大学准教授 水田丞様による文化財の解説や市民ミュージカル団体の短編演出も交え、国登録有形文化財 小島屋土蔵から出火し、周囲の店舗や住居、酒蔵等の建物にも延焼の恐れがあることを想定した訓練を行いました。
多くの皆様のご参加ありがとうございました。
文化財解説(広島大学 水田先生)
短編ミュージカル(市民ミュージカル団体)
「文化財防火デー」とは
昭和24年1月26日、奈良県の法隆寺金堂が火災に遭い、貴重な壁画の大半が焼損しました。これを契機に、文化財保護の必要性について世論が高まり、文化財保護思想及び防火・防災意識の高揚を図ることを目的として、消防庁と文化庁は、昭和30年に「1月26日」を「文化財防火デー」と定めました。以来、毎年この日を中心として、全国的に文化財防火運動が展開されています。
西条本町歴史広場
西条の歴史や文化に触れ、親しんでもらうため、平成29年度に設置されました。
かつて賀茂鶴酒造一号蔵の主屋があった場所で、賀茂鶴一号蔵の一部として国史跡西条酒蔵群への指定が決定しています。
この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 文化課 文化財係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531
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更新日:2024年02月02日