第71回文化財防火デー 防火訓練の開催(高屋町白市 旧木原家住宅周辺)

第71回文化財防火デー開催の様子(バケツリレー体験)
1月26日「文化財防火デー」に合わせ、東広島市では毎年、市内の文化財所在地で防火訓練を実施しています。71回目となる令和6年度は、国の重要文化財に指定されている旧木原家住宅の所在する高屋町白市で訓練を開催しました。
今回は、東高屋小学校区住民自治協議会主催の「ぼうさい防火訓練」の開催に合わせた12月8日に開催しました。旧木原家住宅の主屋裏手からの出火を想定して、スマートフォンの機能を活用したライブ119システムの実演や、防災関連補助制度の説明、3種のバケツリレーの実体験、模擬消火器を用いた初期消火訓練、自治協が新たに導入したスタンドパイプ式の消火器具の使用説明、ホースや放水銃による放水デモなどを行いました。
多くの皆様のご参加ありがとうございました。

通報訓練
模擬消火器による初期消火訓練

放水銃による放水デモ

スタンドパイプ式消火器具の使用説明
消防団による放水訓練(周囲の建物の関係上、下方に放水しています)
「文化財防火デー」とは
昭和24年1月26日、奈良県の法隆寺金堂が火災に遭い、貴重な壁画の大半が焼損しました。これを契機に、文化財保護の必要性について世論が高まり、文化財保護思想及び防火・防災意識の高揚を図ることを目的として、消防庁と文化庁は、昭和30年に「1月26日」を「文化財防火デー」と定めました。以来、毎年この日を中心として、全国的に文化財防火運動が展開されています。
旧木原家住宅とは
旧木原家住宅は、JR山陽本線白市駅から北西に約2キロの、起伏に富んだ低丘陵地帯に広がるまち「白市」に所在する江戸時代初期の町家です。
寛文5年(1665年)に建築され、現在は国の重要文化財に指定されています。
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この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 文化課 文化財係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531
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更新日:2025年01月07日