新指定文化財のご紹介(平成31年4月指定)

更新日:2019年04月25日

三浦仙三郎酒造関係資料

赤液温度計

名称

三浦仙三郎酒造関係資料(みうらせんざぶろうしゅぞうかんけいしりょう)

種別

東広島市重要文化財

指定日

平成31年4月25日

所在地

東広島市黒瀬町三津 安芸津歴史民俗資料館ほか

概要

三浦仙三郎(1847~1908)は安芸津町三津出身の酒造家・事業家で、軟水を用いた清酒醸造技術を確立し、この技術を公開し、さらにはこの技術を習得した当時育成によって、清酒醸造史に大きな足跡を残しました。

三浦仙三郎酒造関係資料は、改醸法実践録草稿、赤液温度計など合計6点の資料からなり、いずれも三浦仙三郎によって記述されたり使用されたりした三浦仙三郎の改醸法を知るうえで欠かせない一次資料であることから、本市の重要文化財に指定されました。

文化財を構成する資料

1 改醸法実践録草稿
2 履歴書
3 第五回内閣勧業博覧会出品清酒醸造方法解説書(明治35年10月草稿)
4 第五回内国勧業博覧会出品清酒醸造方法解説書(明治35年12月草稿)
5 第五回内国勧業博覧会出品清酒解説書(草稿)
6 赤液温度計

安芸津歴史民俗資料館位置図 広域

伝丁田南古墳群出土須恵器(台付環状瓶)

伝丁田南古墳群出土須恵器(台付環状瓶)

名称

伝丁田南古墳群出土須恵器 台付環状瓶(でんちょうだみなみこふんぐんしゅつどすえき だいつきかんじょうへい)

種別

東広島市重要文化財

指定日

平成31年4月25日

所在地

東広島市鏡山(広島大学)

概要

伝丁田南古墳出土須恵器 (台付環状瓶)は、東広島市福富町久芳の丁田南古墳群から出土したと伝わっている古墳時代後期の異形須恵器です。

環状瓶は特異な形の須恵器で、安芸地域を中心に丹後・近江・越中・遠江に点在していますが、安芸国で出土したものは他の地域で出土したものよりも100年ほど古いという特徴があります。また、他の地域では主に窯跡からの出土であるのに対し、安芸国では古墳からの出土が多いのも特徴です。

古墳時代の安芸国の習俗などをうかがう上での貴重な資料であることから、市の重要文化財に指定されています。

広島大学文学部位置図 広域

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習部 文化課 文化財係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531

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