市内農業者の物価高騰対策取組事例を紹介します!~農業物価高騰対策補助金~

更新日:2026年10月01日

農業物価高騰対策補助金事業採択事例を紹介します

東広島市では、物価高騰に伴う農業者の事業経費増加に対して、生産性向上を図る取組を実施することで、農業経営の改善及び発展させることを促進するため、農業者の生産性及び収益性向上に資する取組を支援しています。

このたび、令和7年度の採択事例9件を掲載しました。

市内農業者による様々な工夫を知ることで、自身の経営改善や事業拡大のヒントとして活用いただけます。先行事例として、是非今後の経営の参考にしてください。

令和7年度採択事例

主な生産物 現状・課題 取組内容 取組の効果 補助金額(円)
果実 ●資材高騰(4~5割増)のため、果樹棚建設費用が予算超過
●果樹棚の構造により農薬散布車が走りにくく、農薬散布ムラや手散布により時間時間がかかる
●生産物の他園との差別化
●作業器具の不足による作業員のミス発生
●果樹棚の建設
●潅水工事
●土壌改良(暗渠設置、堆肥等投入)
●新品種の導入や、既存品種の更新
●新たな作業器具の導入
●果樹棚の新設による規模拡大に伴う売り上げ増
●既存の園のポンプから配管を延長する潅水工事により、新設した園に潅水することで経費削減
●土壌改良により、品質向上
●新品種の導入や、既存品種を更新し、他園との差別化による新たな販路開拓
●新たな作業器具の導入により果実の選別を容易にし、作業員のミスを防止(間違いや見落としの減)
1,100,000
青ネギなどの野菜 ●除草作業に時間と労力がかかる
●現状の畝形状が最適でなく、資材や肥料が適切に使用できていない
●自動操舵システム搭載畝立て機の導入
●マルチ内スポット施肥の導入
●自動操舵システムを搭載した畝立て機の導入により、等間隔でまっすぐな畝が立てられることから、畝間の除草管理に係る労力が大幅に削減
●マルチ内スポット施肥の導入により、マルチを張ると同時に作物が植わる場所に施肥することが可能となり、肥料代が大幅に削減
1,590,000
米 ●アイガモ農法実施にあたりアイガモの管理等の労力が大きい
●玄米保冷庫不足により年間を通しての出荷困難
●アイガモロボの導入
●玄米保冷庫の導入
●アイガモロボ導入により、アイガモ管理等に係る労力の削減及び除草作業の効率化
●玄米保冷庫の導入により、年間契約での販売が可能となり、経営の安定化につながる
933,000
畜産 ●物価高騰のため、自給飼料増産に取組み、作付け圃場の拡大等により自給率向上を図っているが、作業時間も増加し、他の作業への影響が出ている ●ケンブリッジローラーの導入
●シーダー(エアー式播種機)の導入
●オフセットシュレッダーの導入
●牧草等の播種及び覆土鎮圧の2工程の作業について、覆土鎮圧のケンブリッジローラーに一体型のエアー式播種機を搭載した1工程で作業できる機器の導入による作業効率向上
●水田地帯での飼料作物の作付けにおいて、膨大な時間を要している畦畔の管理に、オフセットができるハンマーシュレッダーを導入することによる省力化
3,000,000
白ネギなどの野菜 ●圃場規模にかかわらず、大型トラクターでの作業を余儀なくされ、燃費や作業効率が悪い ●小型トラクター付属ロータリー並びにアタッチメントの導入 ●圃場のサイズに合わせたトラクターの使い分けによる、生産コストの抑制及び作業効率の向上
●ビニールハウス用トラクターとして使用し、ビニールハウス栽培を本格的に開始することによる売り上げ増
1,493,000
玉ねぎ ●根葉切り作業が収穫直後に大量処理が必要であり、人手不足や作業コストの上昇が深刻化 ●オニオンタッピングマシーンの導入 ●玉ねぎの根・葉処理作業を機械化し、作業効率の向上及び作業の属人化の防止(安定出荷体制の構築) 2,700,000
米
人参などの野菜
●作物の安定生産と収量の向上により、機械化・システム化が図れていない場合、全量出荷が困難となる。
●安定出荷のためには、収穫・栽培管理作業の効率化及び農産物の一時貯蔵庫の整備に加え、農産物の付加価値向上による販路拡大が必要
●コンバイン、動力散布機、畝草刈り機の導入
●農産物低温貯蔵庫の導入
●出荷・顧客管理システム導入
●有機JAS認証取得
●コンバイン、動力散布機、畝草刈り機の導入により収穫・管理作業の効率化
●農産物低温貯蔵庫の導入により農産物の一時貯蔵が可能となり、鮮度維持につながり、小売店などの陳列販売の機会拡大
●出荷・顧客管理システム導入により情報の管理及び分析による改善
●有機JAS認証取得により農産物の付加価値向上及び販売機会の拡大
1,513,000
玉ねぎなどの野菜 ●土づくりのための牛糞堆肥散布による従業員の負担増大 ●バケットマニアの導入 ●散布時間の短縮、人件費の削減及び従業員の負担減 411,000
畜産 ●牛舎内の狭小箇所における床清掃作業の負担が大きい ●小型スキッドステアローダーの導入 ●牛舎内の狭小箇所における床清掃作業の効率化
●牛床が衛生的になることで、牛にかかるストレスが軽減し、枝肉成績を上げ、重量が増加するなど売上向上
●害虫の発生を防ぐことで衛生費を削減
2,400,000
      合計金額 15,140,000

 

補助金交付対象者

農業物価高騰対策補助金交付対象者は次の全てに該当する方です。

  1. 東広島市内に住所又は圃場を有するもの。
  2. 認定農業者、認定新規就農者、有機農業者又は地域グループ営農団体。
  3. 10年以上農業を続ける意思があるもの。
  4. 市税の滞納がないもの。

この記事に関するお問い合わせ先

産業部 農林水産課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館8階
電話:082-420-0939
ファックス:082-422-5144

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