広島大学の自然探検(令和2年度開催)
第1回 広島大学を探検!森・川・池の環境を知ろう!
「ひがしひろしまこどもエコ探検隊」は、こどもたちが
東広島市の環境を考えるためのきっかけをつくることを目的としています。
対象は、市内在住の小学3~6年生のこどもたち!
保護者とご兄弟も一緒に参加されました。
第1回の講師は、
広島大学総合博物館の清水先生と
広島大学技術センターの塩路(しおじ)先生です。
前半は、清水先生に事前学習を行っていただきました。
広島大学の自然やそこに生息している生きもの、
人間と自然の共生である里地・里山のことなど、
とても興味深い話でした。
広島大学が、実は自然の宝庫と聞いて、みなさん驚いていました。
珍しい生きものや植物がたくさん生息しているんです!すごい!
そして、生きもののはく製を見て、触って、
それがどういう生きものなのか、実際に感じることができました。
「きつねのしっぽってこんなにフワフワなんだね~」
後半は、植物に詳しい塩路先生と広島大学内を探検!
発見の小径を歩きながら、
生えている植物にみんな興味津々でした。
天皇家の家紋になっている樹木や
硬貨裏に描かれている樹木、
みかんのにおいがする葉っぱの植物など、
たくさん生えていました。
みんなアカマツとクロマツの違いもわかるようになりました。
「これアカマツなんだよ~」
ビオトープでは、どんな生きものがいるか調査を行いました。
先生に生きものの捕まえ方を教わって、
草むらをガサガサしたり、土を探ったりして、
生きもの探しにみんな夢中!
メダカやスジエビ、アメリカザリガニがたくさんいました!
ザリガニの掴み方も教わりました。
捕まえた生きものは、元いた場所にもどします。
「ばいば~い」
工学部へと上がる道をそれて、休憩しながら木々の間を探検!
普段通ることのない道を散策して、
たくさんの樹木やぶどう池で赤潮という現象を見ました。
講義室に戻ってからは、
外来生物や生物ピラミッドのことを学びました。
国内では、外来生物との競争に負けて数を減らしている日本の生きものが多くいます。
しかし、外来生物ばかりが悪いわけではなく、
その多くが、人間の経済活動によって持ち込まれました。
戦後の食糧不足を解消するため、
毛皮にするためなど…。
私たちはそのことを知り、
今後何ができるのか、考えていく必要があります。
今回の講義や活動を通じて、
参加者が東広島市の環境のことを知り、より身近に感じて、
将来の東広島市の環境を守ってくれる人が増えることを願っています。
【次回予告】
第2回ひがしひろしまこどもエコ探検隊は、
「里山」がテーマです!
憩いの森公園に生えている樹木や森の生きものたちについて学びます。
そして、ものづくり体験も行います!
皆さまの応募をお待ちしております。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 生活衛生課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号
電話:082-422-1048
ファックス:082-421-5601
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更新日:2024年03月21日