オオサンショウウオ観察(平成30年度開催)
第1回 国の特別天然記念物 豊栄へオオサンショウウオを見に行こう!
「ひがしひろしまこどもエコ探検隊」は、市内に住む小学校3~6年生22人で、平成30年6月から平成31年1月までの8か月間、全9回にわたって市内の環境について学びます。参加した子どもたちは、9回の活動を通して、東広島市の環境を守ったり、良くしたりするためにできることを考えたり、学んだりしていきます。

今回の活動では、豊栄町へ国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオを観察しに行きました。
まずはじめに、乃美地域センターで、広島大学総合博物館の清水先生から、オオサンショウウオについてのお話しを聞きました。
※国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオを、専門家以外の人が許可なく捕まえたり、移動させたりすることは、法律で禁止されています。
今回は、広島大学総合博物館の清水先生の研究活動の一環で一緒に観察などを行ったものです。

地域センターでオオサンショウウオについて学んだあとは、オオサンショウウオが住んでいる椋梨川で生き物調査をしました。先生から、川に入る前に生き物の取り方や川の中で注意することを聞きました。

4班に分かれ、椋梨川へ調査に向かいます。

椋梨川に入って、上流に向かいながら生き物調査をしました。

川から上がったら、川で捕まえた魚や虫を仕分けました。
椋梨川の生き物について先生から説明をしてもらい、椋梨川はきれいな川だということがわかりました。
生き物調査の説明の後、椋梨川上流に住んでいるオオサンショウウオを見せてもらい、直接触らせてもらいました。
※オオサンショウウオは、かみつくことがあるので、先生の監視のもと、十分注意した上で触らせてもらいました。

そのあと、オオサンショウウオの体重や身長を測らせてもらいました。
写真の奥の方に見えるのは農業用の堰(せき)です。農家さんにとって堰はお米作りにとても必要なものですが、オオサンショウウオにとっては川をさかのぼろうとするときの大きな障害物となってしまいます。
人間とオオサンショウウオが共存できる環境を作るには、いろいろな工夫が必要であることを説明してもらいました。
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東広島市西条栄町8番29号
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更新日:2024年02月22日