患者等搬送事業(民間救急)の認定制度について
患者等搬送事業(民間救急)の認定について
東広島市消防局管轄区域内の民間の事業者による搬送用自動車を用いた、患者等の搬送業務を行う事業者に対し、一定の基準に適合する搬送事業者の認定を行い、広く市民に公表する制度で、平成26年8月18日に「東広島市患者等搬送事業指導及び認定に関する要綱」を制定、施行しました。この要綱に基づき、申請のあった事業者の認定を行います。
東広島市消防局管轄区域は、東広島市、竹原市、大崎上島町です。
患者等搬送事業とは
緊急性の低い方の入退院や通院、転院、社会福祉施設等への送迎時などの移動手段を提供する患者等の搬送事業で、救急車を呼ぶほどではないが、寝たきりの方や車椅子の方の移動手段がないなどの場合に、患者等の搬送を行う事業です。
ただし、救急車と同様の処置は行えませんので緊急を要する場合には、迷わず119番通報が必要です。
認定対象となる患者等搬送事業者
- 一般乗用旅客自動車運送事業の許可を受けた者(福祉輸送事業限定を含む)
- 一般貸切旅客自動車運送事業の許可を受けた者
- 特定旅客自動車運送事業の許可を受けた者
- 自家用有償旅客運送の登録を受けた者(予め会員登録された者等に対して搬送事業を行う者)
ただし、道路運送法施行規則第51条の3第1項第8号に規定する福祉自動車で、ストレッチャー又は車椅子を固定できる車両により事業を行う者
認定までの流れ
講習種別 | 時限 |
---|---|
患者等搬送乗務員基礎講習(ストレッチャー・車椅子兼用) | 24時限(1日8時限を3日間) |
患者等搬送乗務員基礎講習(車椅子専用) | 16時限(1日8時限を2日間) |
- 1時限は45分
- 同等以上の知識及び技能を有する者として特例措置あり。
- 患者等搬送乗務員適任証の交付
- 事業者から認定申請
- 消防による、乗務員、車両資器材等の審査
- 認定(認定マークの交付)
よくある質問とその回答
質問;道路運送法規則第51条の3第1項第8号に規定する「福祉自動車」のうち、リフトや回転シートのみのタイプは認定対象車両に該当しないのでしょうか。
ストレッチャーや車椅子が固定できる車両、あるいは両方を兼用できる車両が対象で、リフトや回転シートのみのタイプは認定の対象となりません。
質問;どのように公表するのですか。
認定した患者等搬送事業者について、東広島市のホームページなど市の広報媒体を用いて広く市民にお知らせします。
関連情報
様式ダウンロード
患者等搬送乗務員講習受講申請書(別記様式第4号) (Wordファイル: 38.0KB)
特例適任者申請書(別記様式第5号) (Wordファイル: 37.0KB)
適任証等再交付申請書(別記様式第6号) (Wordファイル: 36.5KB)
消毒実施記録票(別記様式第7号) (Wordファイル: 39.0KB)
患者等搬送事業認定(更新)申請書、乗務員名簿、患者等搬送用自動車届(別記様式第8号、9号、10号) (Wordファイル: 96.5KB)
患者等搬送事業休廃止届(別記様式第15号) (Wordファイル: 35.5KB)
患者等搬送事業内容変更届、乗務員名簿変更票患者等搬送用自動車変更票(別記様式第16号、16号(その2)) (Wordファイル: 45.5KB)
特異事案報告書(別記様式第17号) (Wordファイル: 38.0KB)
認定マーク等再交付申請書(別記様式第20号) (Wordファイル: 36.5KB)
要綱ダウンロード
この記事に関するお問い合わせ先
消防局 警防課 救急対策室
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更新日:2022年03月01日