特殊詐欺対策

更新日:2024年03月11日

現在、発生中の詐欺の手口!

うまい投資話に要注意!

昨年からSNSのトークグループに招待され、高額なお金をだまし取られる金融商品詐欺が発生中です!

【だましの手口】

1 SNS等を見ていると広告が表示(著名人を装う広告も!?)
・ 広告を確認するとSNSのトークグループに招待
・ トークグループ参加者から投資話を持ち掛けられる
→投資をすることを決めると・・・

2 スマートフォン用アプリのダウンロード指示
・ 投資用アプリをダウンロードする(海外投資アプリなど)
→投資先の口座へ振込を指示され・・・

3 アプリ上では儲けが出ているように表示
・ 振込を行うとアプリに反映される
・ 振込を行うたびに儲けが出ているように表示
→儲けが出ているので引き出そうとすると・・・

4 現金を引き出すにはさらに振込が必要!
振込を行えば現金を引き出せる!と指示される
・ 何回振込を行っても現金を引き出すことはできず、相手方と連絡が取れなくなる
→最終的に高額な被害となり、数千万円に及ぶことも・・・

被害を防ぐには

1 安易にネットの投稿や広告を信用しない

2 SNSのグループトークに招待されない設定にする

3 個人口座への振込はしない(外国人名義の口座の場合も・・・)

東広島市における特殊詐欺被害状況

東広島市における特殊詐欺被害状況
件数 被害総額
令和5年 20件 7,697万円
令和4年 5件 1,724万円
増減 +15件 +5,972万円

令和5年中の東広島市における特殊詐欺被害状況は、令和4年に比べ、被害件数が15件、被害金額で6千万円弱増加しました。これは他人事ではなく、あなたの周りの誰かが被害に遭っている状況です!!

令和5年における東広島市での特殊詐欺被害内訳

詐欺グラフ

その他の東広島市内で発生した手口

1.還付金詐欺にご注意ください。

東広島市において、市役所職員や金融機関職員を装った還付金詐欺が発生しています。詐欺の犯人からの電話の内容は、以下のとおりです。

  • 一つ目は、市役所職員を装って、「介護保険金の還付金が3万円あります。取引先の銀行はどこがありますか」などと電話があった後、金融機関職員を装って、「最寄りの支店はどこですか。支店に午後6時までにキャッシュカードと通帳を持ってくれば手続きできます」などと電話がかかってくるというもの。
  • 二つ目は、市役所職員を装って、「介護保険金の払い戻しがあります」「金融機関にキャッシュカードと通帳を持って行けば手続きができます」などと電話がかかってくるというもの。

これらの電話は、還付金が受け取れると信じ込ませ、ATMを操作させて、現金をだまし取る還付金詐欺の手口です。また、ATMの操作は、還付金を受け取るためではなく、詐欺の犯人が指定する口座への振込手続きなので、絶対に応じないようにしましょう。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 市役所職員が、還付金の受け取りのためにATMを操作させることはありません。
  2. 不審な電話は、すぐに切り、各種相談窓口に相談しましょう。
  3. 「払い戻しがある」「還付金がある」「本日中であれば間に合う」「携帯電話を持ってATMに行って」などのキーワードが出たら、還付金詐欺なので注意しましょう。
  4. 在宅中でも留守番電話に設定し、犯人からの電話に出ないようにしましょう。

注意喚起チラシ

2.孫や警察官を装った特殊詐欺にご注意ください。

東広島市において孫や警察官を装った特殊詐欺が発生しました。

このたびの手口は、孫を装った男から「1500万円の小切手が入ったかばんを落として警察に届けられた。今すぐ必要なお金は上司に工面してもらったが、あと100万円いる」と電話があった後、続いて警察官を装った男から「かばんを預かっている」と連絡があった。その後、再び孫を装った男から「上司の息子が近くにいるから渡して」などと電話があったため、自宅近くまで受け取りにきた男に現金を渡し、だまし取られるというものです。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 孫や息子を名乗る電話は、必ず本人に電話をかけて事実確認をしましょう。
  2. 少しでも電話の内容に違和感や不審な点があった場合には、家族や身近な人に相談しましょう。
  3. 在宅中でも留守番電話に設定し、犯人からの電話に出ないようにしましょう。

注意喚起チラシ

3.ショートメールを使った詐欺にご注意ください。

電話会社のカスタマーセンターを装った犯人から、「利用料金に関する最終通知のご連絡です」などというショートメールが送られてきた後、それを信じた被害者がメールに表示されていた電話番号に連絡したことで、サイト利用料や延滞料を理由に次々とお金を要求され、だまし取られる詐欺が発生しました。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 不安に思った時や心当たりがあるかどうかわからない場合は、メールに表示された連絡先電話番号に問い合わせることなく、各相談窓口に相談しましょう。
  2. 犯人は、口座振込のほかにも、コンビニで電子マネーを購入するように指示したり、宅配便の荷物の中にお金を入れて送付するように指示するなどして、お金をだまし取ろうとするので注意しましょう。

4.警察官を装う不審電話にご注意ください。

電話の内容は、警察官を装って、「警察です。あなたのキャッシュカードが不正に使われています」「確認のためキャッシュカードを交換する必要があります」などというものです。

この電話に応じてしまうと、言葉巧みに暗証番号を聞き出し、その後、警察官を装った犯人が自宅を訪れ、キャッシュカードをだまし取るので注意しましょう。

詐欺の被害に遭わないために

  1. キャッシュカードから目を離したり、他人に渡したりしないようにしましょう。
  2. 暗証番号を聞かれても、絶対に他人に教えないようにしましょう。
  3. 在宅中でも留守番電話に設定し、犯人からの電話に出ないようにしましょう。
  4. 不審な電話は、すぐに切り、家族や身近な人などに相談しましょう。

注意喚起チラシ

5.NTTファイナンスを装った詐欺メールにご注意ください。

携帯電話のショートメールに「ご利用料金の確認が取れていない。本日中にNTTファイナンスお客様サポートまで連絡を」などと送りつけてきます。

問い合わせをするためにショートメール記載の連絡先に電話をかけると、NTTファイナンスの従業員を装った犯人が、 「民事訴訟が起こされている」示談金名目などでお金が必要」などと言って不安感をあおった上で、お金を要求したのち、「電子マネーで支払って」「現金を宅配便で送って」などと指示をしてきます。

その後、指示通りに、コンビニで電子マネーを購入したり、宅配便の荷物の中にお金を入れて指示された場所に送付させて、お金をだまし取るというものです。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 心当たりのない請求には応じないことが大切ですが、不安に思った時や心当たりがあるかどうかも分からない場合は、メール記載の連絡先に問い合わせることなく、各種相談窓口に相談をしましょう。
  2. 宅配便で現金を送ることはできません。宅配便を利用して送金を求める業者には注意しましょう。

注意喚起チラシ

6.「料金払えば優先接種」と勧誘する新型コロナワクチン詐欺にご注意ください。

高齢者方に、「ワクチンが余っている。料金を払えば優先的に受けられる。」などという勧誘する電話がかかっています。

新型コロナワクチン接種は、無料です。このような電話は、新型コロナワクチンの優先接種を口実に高額な現金をだまし取る詐欺の可能性があるので注意しましょう。

詐欺などの被害に遭わないために

  1. 新型コロナワクチン接種は無料であり、お金がかかることはありません。
  2. 行政機関等が新型コロナワクチン接種に関して金銭を要求することはありません。
  3. 不審な人物の訪問は、玄関越しやインターホンで応対し、直接会わないようにしましょう。
  4. 訪問だけでなく、不審な電話やメールにも注意しましょう。
  5. 相手が市職員等を名乗った場合には、該当する市役所等に確認をとりましょう。
  6. おかしいなと感じた時は、すぐに返答をすることなく、家族や相談窓口などに相談しましょう。

注意喚起チラシ

6.大手百貨店店員、銀行協会職員、警察官になりすました詐欺の電話にご注意ください。

大手百貨店店員、銀行協会職員、警察官になりすまして電話をかけ、口座番号や暗証番号などを聞き出した後、実際に自宅まで来てキャッシュカードをだまし取る詐欺に注意しましょう。

電話の内容は、

  • あなたのクレジットカードが不正に使われている
  • キャッシュカードを新しく作り替える必要がある
  • キャッシュカードを取りに行くので準備しておくように

というものです。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 暗証番号を聞かれても、教えないようにしましょう。
  2. 防犯機能付き電話機への交換や在宅中でも留守番電話に設定し、犯人からの電話を受けないようにしましょう。
  3. 不審な電話はすぐに切り、身近な人や最寄りの警察署に相談しましょう。

7.警察官を装い、偽の被害届を用意した詐欺にご注意ください。

電話の内容は、警察官を装って、

  • 「詐欺の犯人を捕まえたら、犯人の持っていた名簿にあなたの名前があった」
  • 「あなたの名義の口座から10万円が引き出されている」
  • 「被害届を受理するので警察官を行かせる」
  • 「キャッシュカードを渡して欲しい」

などというものです。

この手口は、警察官を装った犯人が自宅に訪れ、キャッシュカードや通帳をだまし取り、その上で暗証番号を聞き出すために、本物そっくりの「偽の被害届」が使われることから注意しましょう。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 警察官が暗証番号を聞いたりすることはありません。
  2. 防犯機能付き電話機への交換や在宅中でも留守番電話に設定し、犯人からの電話を受けないようにしましょう。
  3. 電話の相手の所属、氏名、電話番号を聞いた上で一旦電話を切り、最寄りの警察署の代表電話に電話をかけ、事実確認や相談をしましょう。

8.ニセ警察官からの協力依頼にご注意ください。

被害者方に警察官を装った男から「特殊詐欺が多発しているので気をつけて。不審な電話があれば、私の携帯へ電話をかけて。」と電話がありました。

その後、被害者方に孫を装った男から「300万円が必要なので宅配で送って欲しい」と電話がありましたが、被害者は、孫の声と違うことに不審に思い、前日に警察官を装った男から伝えられていた電話番号に電話をかけたところ、警察官を装った男から「だまされたふりをして捕まえるので協力して欲しい。支払った金は全額返金する。」と言われました。

そのため被害者は、捜査に協力するため預金を引き出し、コンビニエンスストアから宅配便で指定された場所に送ったことにより、お金をだまし取られる被害に遭いました。

詐欺の被害に遭わないために

  1. 警察では犯人を捕まえるため「だまされたふり」をお願いすることがありますが、本物の現金の用意をお願いすることはありません。
  2. 宅配便で現金を送ることはできません。
  3. 防犯機能付き電話機の設置、又は留守番電話を設定することにより、詐欺の犯人からの電話を受けないようにしましょう。
  4. 現金を払い出す前に、家族や知人など身近な人に相談しましょう。
  5. 協力依頼を求める電話がかかってきた時には、教えられた携帯電話番号ではなく、最寄りの警察署の代表電話に問い合わせてみましょう。

注意喚起チラシ

9.パソコンのサポート詐欺にご注意ください。

パソコンでネットを閲覧していたり、ファイルをダウンロードした時に、突然「ウイルスに感染しています。」「こちらにすぐ電話してください。」といったニセの画面や音声が流れたりしたことにより、表示された電話番号に連絡すると、ウイルスの削除料などと言って、高額な料金をコンビニの電子マネーで支払わせるサポート詐欺に注意しましょう。

詐欺の被害に遭わないために

  1. ウイルス対策ソフトを入れておきましょう。
  2. 疑わしいサイトやファイル、動画などを不用意に開かないようにしましょう。
  3. 表示された電話番号には、電話をしないようにしましょう。

注意喚起チラシ

相手が警察官や役所職員などを名乗った場合の対応方法

  1. 電話の相手の所属、氏名、電話番号を聞いた上で、一旦電話を切りましょう。
  2. 相手が教えた電話番号には電話をかけず、自分が電話帳などで調べた連絡先電話番号に電話をして、事実の確認、又は相談をしましょう。

特殊詐欺に関する相談先

東広島警察署082-422-0110

警察安全相談課082-228-9110、又は携帯電話、PHS、プッシュ回線は局番なしの#9110

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館3階
電話:082-420-0400
ファックス:082-422-4021

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