令和7年6月号特集「地域でつながり 防災力向上!」
災害が起こる前に互いに声を掛け合い、避難する。豪雨や台風などの自然災害発生時、早めの避難で守ることのできる命が多くあります。日頃のあいさつなどで生まれた、隣近所や地域の人たちとの顔の見える関係が、いざというときの声掛けや助け合いにつながります。平成30年7月豪雨の体験などから「共助」の大切さを考えます。
災害から 命を守る 3つの「助」
1 自助 ~まず自分の身を守る~
できているか確認しましょう
備蓄
- 食料
- 飲料水
- 薬、日用品
- 災害用簡易トイレなど
建物・室内の備え
- 自宅の耐震化、耐火性の確保
- 家具などの転倒・落下対策など
情報共有
- 家族で災害時の連絡手段を確認
市民ポータルサイトの登録・確認
災害情報ポータルを確認
ハザードマップで自宅の災害リスクを確認
避難するタイミングや警戒レベルを確認
避難所を確認
2 公助 ~行政の支援~
市や消防・警察による救助活動や支援物資の提供など
3 共助 ~地域の人たちとの声掛け・助け合い~
- 地域の防災訓練への参加
- 隣近所でいざというときに声を掛け合う など
最初に避難するきっかけになったのは、呼び掛け
NHK 被災者アンケートより(広島県、岡山県、愛媛県の被災者310 人対象)
共助の大切さを考えよう!
地域で連携した自主防災活動の事例
防災キャンプで互いを知る(御薗宇自主防災委員会)
御薗宇自主防災委員会 事務局長 渡辺さん
これまで、防災キャンプのほか、御薗宇小学校区内4か所で防災訓練を実施しました。その中で見えてきた課題は、参加者の固定化。防災キャンプを終え、渡辺さんは「防災は日頃のつながりと協力が不可欠。1人ではできない」と実感したそうです。今後、防災活動に関わる人を増やすことを念頭に事業を計画する予定です。
消防団と自主防災組織の共同訓練(高屋東小学校区住民自治協議会の自主防災組織)
消火器や屋外消火栓設備を実際に 使って訓練
高屋東小学校区住民自治協議会の自主防災組織では、過去の火災の経験から地元消防団に共同での防災訓練を提案。旧木原家住宅を会場に実施し、地域住民を含む約50人が参加。指導に当たった東広島市消防局は、消防車到着までの初期対応の大切さを呼び掛けました。訓練を通して顔見知りになることで、有事の際の連携のしやすさにつながると手応えを感じているそうです。
地域で声を掛け合う避難行動
1人では避難が困難な人を支援
災害時に、1人で避難することが困難な人をサポートするための「個別避難計画」を各地域(住民自治協議会など)で作成しています。
支援を必要とする人と、支援する人が話し合い、避難や支援の方法などをあらかじめ決めておきます。
支援の対象となる人
- 高齢者(要介護認定を受けている人など)
- 障がいのある人
- その他、避難に支援が必要な人
避難支援の仕組み
誰もが安心できる避難所に

避難所での多言語表示
外国人が避難所で安心して過ごせるよう、ピクトグラムや多言語で表記した案内板を用意しています。

女性の意見を反映
避難所運営に女性の視点やニーズを取り入れるため、令和6年度に市の女性職員による意見交換会を開催。そこで出た意見は今後、市の避難所運営の手引きに盛り込んでいきます。

ペットとの避難
避難所では、ペットは屋外での受け入れとなります。ペットと一緒に避難するため、ケージに慣れさせるなど、日頃から備えておきましょう。
防災倉庫に日用品も備蓄
市では、生理用品、乳児用ミルクなどの日用品のほか、アレルギーに配慮した食料などを備蓄しています。
八本松住民自治協議会の工夫
要支援者1人につき、自治防災会長・自治会長・民生委員児童委員の3人が担当するよう個別避難計画を作成しています。無理なく支援が継続できるよう、日程の合う1~2人が自宅訪問をするなど工夫しています。
- 床に敷くシートに区画や通路を明示
- 「見える化」で運営に関わりやすく
- ペット防災士を配置
指定福祉避難所を設置(市内9か所)
避難所での集団生活が難しい要配慮者が対象。一般避難者とは別のスペースに支援者とともに避難することができます。保健師などの市の職員による巡回を実施します。
対象の要配慮者
- 高齢者
- 障がいのある人
- 妊産婦
- 乳幼児 など
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総務部 経営戦略チーム 広報戦略担当
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館5階
電話:082-420-0919(直通)
ファックス:082-420-0402
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更新日:2026年03月19日