令和5年度介護のお仕事体験プログラム 「ナゾときカイゴ探偵団 in 東広島」を実施しました!
東広島市では、令和5年度に初めて、小学生4年生~6年生を対象に介護の理解促進と介護職のイメージ向上のため、介護のお仕事体験プログラム「ナゾときカイゴ探偵団 in 東広島」を11月23日(木曜日)に実施しました。親子12組37人が参加しました。
このプログラムは、楽しみながら介護・福祉の仕事や高齢者社会で大切になる福祉のマインドを学んでいただく体験型プログラムです。プログラムの実施状況を報告します!
1 プログラムの流れ
参加した小学生の方は、 「ナゾときカイゴ探偵団」の新人探偵として、超高齢化社会を支えるカイゴ・パワーのナゾを調査するという設定でプログラムが始まります。
4つのミッションをクリアしたら、「ナゾときカイゴ探偵団」の一員として認定されます。
この度、全員「ナゾときカイゴ探偵団」の一員として認定されました!
ミッション1 介護の理解
クイズ形式で介護の理解を深めました。
「介護」という言葉をあまり聞いたことがないという小学生の方もいましたが、高齢化社会のこと、みんなで介護が必要な高齢者を支えること、新人探偵である小学生のみんなもできることはあるということを学びました。
ミッション2 介護の仕事・職場を知る
介護事業所の様子が描かれた2つの絵を比べ、どこが違うかを探します。その違いから介護職員さんの仕事を学びます。
「ご飯を食べさせてあげている!」、「お風呂に入るお手伝いをしている!」など、違いを発見しながらカイゴ・パワーの謎を解きます。
ミッション3 介護技術体験
車いすの操作と立ち上がりの支援を体験しました。
車いすを動かす前に、利用者さんがびっくりしないように「動きますよ」など声掛けをするなど学びました。
立ち上がりの支援では、実際に保護者の方を立ち上がらせる技術を体験しました。
「ひきすぎるとこけるから、そこが難しかった」といった感想もありました。
ミッション4 介護職員インタビュー
今回ご協力いただいた株式会社ゆずの介護職員さんお二人に「なんで介護のお仕事を始めたのですか?」、「お仕事をしていて楽しいことや嬉しいことは何ですか?」など、インタビューしました。
また、介護現場でも使われているコミュニケーションロボット「LOVOT」の「わとそん」くんなどにも興味深々でした。
プログラムに参加した新人探偵の小学生の方からは、「思いやりが大切なことがわかった」や、「プロの技に挑戦したとき、車いすを押したり、立ち上がりで座っている人を立たせるところが楽しかった」との感想を多くいただきました。
また、保護者の方からは、「子どもも楽しんでおり、私も楽しかったです」、「介護の仕事内容と心構えについて分かりやすく教えてもらえた」との感想をいただきました。
このプログラムで、これからの高齢化社会や介護について楽しく学ぶことができ、また、介護のプロの仕事を体験することができ、介護の仕事の魅力が伝わる機会となりました。
このプログラムにご参加いただいた皆様、また、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。企画・運営を受託いただいた株式会社Blanket様、介護職員としてご協力いただいた看多機ホームみそのっこ様、グループホームみそのっこ様、車いすをお貸しいただいた東広島市社会福祉協議会様、株式会社クォリティー・ライフ様、ありがとうございました。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 介護保険課 介護給付係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0937
ファックス:082-422-6851
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更新日:2023年11月24日