医薬品の乱用(オーバードーズ)について

更新日:2024年11月30日

市販薬のオーバードーズ(過剰摂取)とは

薬局やドラッグストアなどで購入できる風邪薬や咳止め薬などを大量・頻回に(over)服薬(dose)することです。

医薬品は、安全に効果を発揮するために、用法・用量が決められています。市販薬であっても、この決まりを守らずに服用すると、身体に大きなダメージを与えたり、依存症となってやめられなくなることに加え、最悪の場合は死に至ることもあります。

 

オーバードーズの背景

「オーバードーズ」は、10代の若年者を中心に広がっており、2021年の薬物使用に関する全国高校生調査によると、約60人に1人(1.57%)が「過去1年以内に市販薬の乱用したことがある」としています。若年層のオーバードーズは深刻な社会問題となっています。

背景には、家庭や学校等で感じている「ストレス、生きづらさ」が指摘されており、それを和らげるための手段として、市販薬のオーバードーズをしてしまうことが考えられます。

このように、オーバードーズの裏には深刻な問題が潜んでいる場合もあるので、周囲の大人がそれに気づき、力になってあげることも大切です。

つらい気持ちや悩みの相談窓口

つらい気持ちや生きづらさは危険なオーバードーズより専門家に話してみることで少し状況がかわるかもしれません。電話、SNS、チャットや時間帯など利用しやすい窓口へ相談してみませんか?

薬物乱用に関する相談窓口

広島県健康福祉局薬務課麻薬グループ

薬物に関する一般的な相談を受けており、相談内容に応じて、各機関への紹介を行っています。

・電話番号 082-513-3221

 

薬の効能効果・使い方、薬に関する心配ごとなどの相談

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 医療保健課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館2階
電話:082-420-0936
ファックス:082-422-2416

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