市天然記念物 中黒瀬のセンダン

更新日:2024年04月01日

広島県内で最も巨大なセンダンの木

中黒瀬のセンダン

センダンは、日本では照葉樹林に生える落葉高木で、高さは20m程度になり、成長が早い樹木です。枝が四方に広がって伸び、傘状あるいは丸い樹形の大木になります。本州(伊豆半島以西)、伊豆諸島、四国、九州、沖縄に分布し、ヒマラヤ山麓のほか、中国・台湾・朝鮮半島南部および日本などの乾燥した熱帯から温帯に分布しています。

本樹は明治45(1912)年に旧中黒瀬小学校に植えられた樹木です。学校のグランドの中央にあって長く親しまれ、愛されてきました。現在、周囲は公園として整備されています。
中黒瀬のセンダンの巨樹は植栽されたものですが、この地域に適した種として、歴史的にみて極めて貴重な存在といえます。
広島県内のセンダンの中で最も巨大なものでもあります。

【注意】
   ※樹木の保護のため、周囲に柵が設けられてます。
      見学時は柵の中に立ち入らないようにしてください。

基本情報

  • 名   称   中黒瀬のセンダン(なかぐろせのせんだん)
  • 種   別   天然記念物(市指定)
  • 員   数   2本
  • 所在地   東広島市黒瀬町丸山日ノ詰1450番1
                (上記のうち、指定面積は412.66m2)
  • 指定日   令和4年4月28日
  • 樹   高   西側(画面左側)の木
                   ・胸高幹囲:4.53m
                   ・樹 高:19.5m
                 東側(画面右側)の木
                   ・胸高幹囲:4.7m
                   ・樹 高:15.3m
中黒瀬のセンダン位置図 広域
中黒瀬のセンダン位置図 詳細

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