登録有形文化財 時報塔

更新日:2024年04月25日

100年前から時を告げ続ける塔

時報塔

時報塔は志和堀地区の中央に建設されたコンクリート造りの塔です。

大正11(1922)年、旧志和堀村の在郷軍人会が時間励行を主唱していることを聞いた同村出身のアメリカ在住者15人が、同国製の鐘を贈りました。
この鐘を吊るすために村で建設されたのがこの時報塔です。
コンクリート製ですが、石造り風に仕上げられた壁面やアールデコ風の装飾は、味わい深いものがあります。上部の木造部分は、昭和17(1942)年に改造され、サイレンが取り付けられました。

建築100周年を迎えた現在も、サイレンにより時を告げる塔として機能しており、広く地域で親しまれています。

基本情報

  • 名   称   時報塔(じほうとう)
  • 種   別   登録有形文化財(建造物)
  • 員   数   1基
  • 所在地   東広島市志和町志和堀字二の平3324-7
  • 指定日   平成9年9月3日
  • 年   代   大正後期(大正11(1922)年)

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習部 文化課 文化財係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531

​​​​​​​メールでのお問い合わせ