白牡丹酒造延宝蔵(史跡 西条酒蔵群)
江戸時代から続く国内最古級の酒蔵

白牡丹酒造延宝蔵は西条で最古の酒造蔵が遺る酒蔵であり、全国でも最古級の酒蔵です。
延宝蔵の南端棟には延宝3年(1675)の棟札の写しが残され、島家が酒造を創業した際の酒蔵と伝わっています。
文久2年(1862)の「四日市町並絵図」には延宝蔵の場所に「醸造蔵」と書かれており、酒造りを行っていたことが伺えます。
また、元々は南端棟の南の街道沿いには主屋が建っていました。
宿場町の短冊形の細長い敷地にあわせて主屋・酒蔵が配置されていた様子が現在も残り、宿場町の時代から醸造町の時代の酒蔵の様子を伝える貴重な遺構です。
※本施設は非公開施設です。
基本情報
- 名 称 西条酒蔵群 白牡丹酒造延宝蔵(はくぼたんしゅぞうえんぽうぐら)
- 種 別 史跡
- 構 成 延宝蔵南端棟(17世紀末~18世紀前半)
延宝蔵北端棟(大正年間)※推定
延宝蔵突出部(昭和38年(1963))
帳蔵(明治9年(1876))
釜場(明治後期)※建造物は昭和中期
煙突(明治後期)
井戸(江戸中期) - 所在地 東広島市西条本町
- 指定日 令和6年2月21日
配置図

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〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531
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更新日:2024年12月16日