まちの個性を探る!ひがしひろしまの歴史まちづくりトーク~市史先行編刊行・文化財保存活用地域計画認定記念~の動画を公開!

令和7年12月6日(土曜日)に開催した「まちの個性を探る!ひがしひろしまの歴史まちづくりトーク」の動画を、東広島市公式YouTubeチャンネルで公開しました。
URL:https://youtu.be/y-fcdm8apHI
本イベントは、市史先行編刊行および文化財保存活用地域計画認定を記念し、地域の魅力を語り、まちづくりを考えるトークイベントです。
会場は国の史跡である、西条酒蔵群 旧広島県醸造試験場内の賀茂泉酒造和泉館(西条上市町2-4)を活用しました。
当日は多くの方にご来場いただきました。
イベントの概要を以下に掲載しますので、動画とともに是非ご覧ください。
第1部 東広島市文化財保存活用地域計画の概要
本年7月に文化庁の認定を受けた「東広島市文化財保存活用地域計画」について、生涯学習部文化課より概要を報告しました。
本計画は文化財保護法に定める法定計画であり、文化財保護行政の中・長期的な方向性や、短期的に実施する具体的な取組みをまとめたものです。
報告では、文化財の概要、少子化・過疎化における文化財保護の課題、「安芸国最大の穀倉地帯」を大テーマとする本市の歴史文化の特徴、計画に定める方向性や取組みについて説明しました。
計画の詳細はこちらからご確認いただけます。
生涯学習部文化課による計画の報告
第2部 市史先行編刊行記念対談「酒と教育で語る東広島の歴史」
本年5月に刊行した「東広島市史先行編(教育編・酒編)」の執筆に関わられた方々をお迎えし、対談を行いました。
市史先行編は、市制施行50周年を節目に、通史編に先立ち、本市の特徴である「酒」と「教育」をテーマに編さんしたものです。
対談では、資料収集の苦労や見どころ、現代とのつながりについて、登壇者の皆様に語っていただきました。
〇東広島市史編さん委員会 勝部 眞人 委員長
市史編さん事業全体の統括を担当。本市の歴史文化の特徴である一方、スポット的に語られることの多かった「酒」と「教育」について、文献資料をもとに学術的に通史としてまとめ、全国の歴史の中に位置づけた先行編の意義を語られました。
〇西条独創教育部会 山内 吉治 部会長
「教育編」の執筆・編集を担当。主体的・対話的な西条独創教育が、当時全国的にも高い評価を受けた歴史を紹介。「一隅を照らす」という理念のもと、一人一人の子ども達と向き合う教育は、現代の東広島市の教育に受け継がれ、息づいていることを語られました。
〇酒部会 棚橋 久美子 部会長
「酒編」の執筆・編集を担当。西条が銘醸地として知られるようになった背景に、三浦仙三郎によるいわゆる軟水醸造法の発明などの技術革新と、灘などの先進地を超えようとする先人たちの熱意があったことを紹介。資料収集の苦労に触れつつ、新たに明らかになった酒の歴史を多くまとめた先行編の魅力を語られました。
先行編についてはこちらからご確認いただけます。
勝部委員長による先行編の概要の説明
山内部会長による教育編の説明
棚橋部会長による酒編の説明
第3部 文化財保存活用地域計画認定記念パネルディスカッション「まちの"らしさ"を未来へ ~歴史文化の継承とまちづくり~」
本市において文化財を生かした先進的で意欲的な取組みを展開される方々をお迎えし、文化財と関わりながら生活を豊かにする、まちづくりのヒントを探るパネルディスカッションを行いました。
登壇者の皆様には文化財を生かした取組み、文化財の魅力と取組みのきっかけ、今後の展望、活動に多くの人に参画してもらうために意識されていることなどを、ディスカッションしていただきました。
〇NPO法人白市町家保存会 伊原 聡子 代表理事
高屋町白市の町家・町並みの保存と、「アートフェス」や「ひな祭り」などのイベントで活用する取組み、町家に人が感じる懐かしさ・温かさなどの魅力を紹介。町家を単に建造物として残すだけでなく、多くの人が関わって保存し、「人の交流の場」として生かすことが、地域内の愛着・誇りを育み、地域外の人にも関わってもらうことで持続可能な保存につながると語られました。
〇とらでぃっしゅ株式会社 片桐 萌絵 代表取締役
祭りのチラシ作成・SNS広告・観光客が祭りの担い手として参加する体験型プログラムの企画など、民俗芸能のコンサルティングの取組みを紹介。祭りには地域の個性・文化を知ることのできる大きな魅力があり、祭りをきっかけに地域のファンを増やし、地域外の人が担い手として関わることを理想にしていると語られました。
〇NPO法人オオサンショウウオと暮らすまちづくり会 山崎 大海 理事長
古代生物のような特別天然記念物オオサンショウウオの魅力と、この世代で絶やしてはならないという使命感、担い手の育成のためのカードゲーム・ボードゲームや一人一人の自己実現を重視した教育普及活動を紹介。これらの取組みにより、地域外からの関係人口を増やし、文化財保存と地域づくり・まちづくりの循環につなげたいと語られました。
〇株式会社実森建設 実森 尊信 代表取締役
歴史的建造物の修繕や、町家を店舗として活用するための整備の事例、西条酒蔵通り地区の景観保存に向けた任意団体「まちつなぎ」での取組みを紹介。歴史的建造物には地域に根差した魅力があり、次世代にとって魅力的な地域であるためにも、失う前にその魅力を知り、まちづくりに生かして継承していくことが重要だと語られました。
〇広島大学大学院先進理工系科学研究科 田中 貴宏 教授(コーディネーター)
パネルディスカッションをもとに、登壇者の文化財の保存・活用の取組みには、楽しさ・魅力・自己実現・危機感・使命感などがベースにあり、それが次世代の継承に向けたひとづくり・地域づくり・まちづくりにつながっている、皆さんにも是非、小さなことから地域の文化財を活用してほしいと総括されました。
パネルディスカッションの様子
白市の町家の保存・活用(伊原代表理事)
伝統芸能のコンサルティング(片桐代表取締役)
オオサンショウウオの保護・普及(山崎理事長)
古民家・空き家の再生(実森代表取締役)
後座 日本酒試飲会
イベント終了後、事前申込者を対象に、日本酒の試飲会を開催しました。
こちらも多くの方にご参加いただきました。
日本酒試飲会の様子
この記事に関するお問い合わせ先
生涯学習部 文化課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館2階
電話:082-420-0977
ファックス:082-422-6531
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更新日:2026年01月30日