東広島市環境先進都市ビジョン第二期行動計画
東広島市環境先進都市ビジョン第二期行動計画
気候変動による影響が重大かつ緊急であることを踏まえ、国においては「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、地球温暖化への対策を積極的に行い「経済と環境の好循環」を実現するための取組みを推進することとしています。
東広島市では、平成27年(2015年)3月に、「環境」をキーワードとしたまちづくりを進めていくための、長期的なビジョンである「東広島市環境先進都市ビジョン」(以下「ビジョン」という。)を策定し、平成28年(2016年)7月には、ビジョンに掲げた重点施策を横断的にバランスよく、力強く推進することを目的に「東広島市環境先進都市ビジョン行動計画」(以下「第一期行動計画」という。)を策定し、各種施策に取り組んできました。
この度、第一期行動計画を策定して以降5年が経過し、東広島市を取り巻く社会情勢等が変わってきたこと、また、第一期行動計画の見直し年度を迎えたことから、第一期行動計画の評価を踏まえ、「東広島市環境先進都市ビジョン第二期行動計画」(以下「第二期行動計画」という。)を策定します。
東広島市環境先進都市ビジョン第二期行動計画 (PDFファイル: 7.0MB)
行動計画の実行期間
第二期行動計画の実行期間は、長期的な視点に留意しながらも社会情勢等の変化に柔軟に対応しつつ、環境基本計画との整合性等、的確な進行管理が可能となる計画期間として令和3年度(2021年度)から令和8年度(2026年度)までの6年間とします。
ビジョン推進プロジェクト
●第二期行動計画で取り組む課題と対応方針
第二期行動計画で設定を行う個別事業は、東広島市を取り巻く環境の変遷や第一期行動計画の成果と検証を踏まえ、次に示す項目を重要な課題と認識し、課題それぞれに対する対応方針を設定しました。
課 題 |
対応方針 | ||
気候変動の影響緩和と適応 | 脱炭素化の推進 | 1. | 再生可能エネルギーの導入推進 |
2. | 省エネルギー化の推進 | ||
地域のレジリエンス強化 | 1. | 災害時における持続可能な生活基盤の構築 | |
2. | 自立分散型のエネルギー利用の推進 | ||
地域内での資源循環やサーキュラーエコノミーの構築 | エネルギーの地産地消 | 1. | 卒FIT電力の積極的な活用 |
2. | 地域新電力会社を核とする域内での省エネ・創エネの推進 | ||
ゼロエミッションの推進 | 1. | 資源循環サイクルの構築 | |
2. | 産学官共同連携プロジェクトの推進 |
●あるべき姿の実現に向けた目標
課題解決の先にある東広島市のあるべき姿の実現に向けた目標を次に示すとおり設定することとします。
項 目 | 指 標 | 基準値 | 目標値 |
基準年 | 目標年 | ||
省エネルギー化の推進 |
市域の温室効果ガス |
2,258千t |
1,817千t |
H25(2013) |
R8(2026) |
||
再生可能エネルギーの導入 |
再生可能エネルギー |
22.1万kW |
26.5万kW |
R1(2019) | R8(2026) | ||
市民の行動変容の促進 |
COOL CHOICE |
1,683人 |
6,900人 |
R1(2019) | R8(2026) |
●ビジョン推進プロジェクトの設定
S(Smart)スマートタウン形成モデルプロジェクト
T(Technology)技術連携プラットフォーム構築プロジェクト
O(Organic)有機性廃棄物エネルギー創出プロジェクト
W(Wood)木質バイオマス活用促進プロジェクト
N(Next generation)次世代エネルギー普及加速プロジェクト
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境先進都市推進課 企画推進係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館4階
電話:082-420-0928
ファックス:082-421-5601
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更新日:2024年01月04日