狂犬病予防注射の接種・手続き
犬の飼い主は、飼い犬に年1回狂犬病予防注射を受けさせることが、法律で義務づけられています。
狂犬病予防注射を受けられる場所
集合注射の各会場
日程・場所については、市のホームページのほか、犬の登録済みの飼い主に対してはハガキでお知らせします。
動物病院等
東広島市内の動物病院等で受けさせた場合は、狂犬病予防注射済票の交付も同時に受けることができます。
交付された狂犬病予防注射済票(下図)は、必ず犬の首輪に着けてください。

狂犬病予防注射済票をなくしたら(壊れたら)
狂犬病予防注射済票の再交付を受けてください。
受付窓口:市役所環境先進都市推進課、各支所
手数料:340円
必要なもの:狂犬病予防注射済票(壊れた場合)
東広島市内以外の動物病院で狂犬病予防注射を受けさせたら
獣医師から交付された「狂犬病予防注射済証」(下図)を持って、「狂犬病予防注射済票」の交付を受けて下さい。
受付窓口:市役所環境先進都市推進課、各支所
必要なもの:「狂犬病予防注射済証」
手数料:550円

狂犬病予防注射を接種できない場合
犬の体調不良、高齢のため等で当該年度もしくは当該年度以降の狂犬病予防注射を接種できない場合、獣医師から「狂犬病予防注射実施猶予証明書」の交付を受け、市へ提出してください。
注意事項
「狂犬病」は、感染した動物にかまれることで、人にもうつります。
「狂犬病」は、感染した動物にかまれることによって感染する、脳神経系のウイルス病です。犬や人のほか、猫、あらいぐま、きつね、コウモリなどすべての哺乳類が感染します。
発症した場合の致死率は、ほぼ100%です。
人の場合、平均30日間の潜伏期間の後、発熱、発汗、恐水症、恐風症、多量のだ液流出、幻覚などの神経症状が現れ、数日後に呼吸まひで死亡します。発症すれば、致死率はほぼ100%です。
狂犬病が近年発生していない国は、世界で10数ヶ国しかありません。
日本では、昭和31年(1956年)を最後に狂犬病は発生していませんが、日本のように近年発生していない国は世界で10数ヶ国にすぎず、人の発生事例は、世界で約33,000例(1997年)にのぼります。また、外国では密輸入された犬が狂犬病に感染していたり、狂犬病に感染したキツネが流氷に乗って沿岸に到達したりして、狂犬病が侵入した事例があります。さらに、韓国では平成11年(1999年)に狂犬病で男性1名が死亡しています。動物の輸入や国境を越えた人の移動が盛んな現代では、危険性はむしろ増大しており、日本で今後発生しないという保証はどこにもありません。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境先進都市推進課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館4階
電話:082-420-0928
ファックス:082-421-5601
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更新日:2025年02月06日