令和5年度 第2回ひがしひろしまこどもエコ探検隊を開催しました!
第2回 川の生物調査 ~川の生き物から水環境を学ぼう~
「ひがしひろしまこどもエコ探検隊」は、こどもたちが
東広島市の環境を考えるためのきっかけをつくることを目的としています。
第2回の隊員は、市内在住の小学3~6年生のこどもたちです。
保護者ときょうだい、合せて38名の参加がありました。
第2回の講師は、一般財団法人広島県環境保健協会の中西さんと穴井さんです。
はじめに、川が持つ様々な役割(農業、漁業などを例に)の紹介があり、川が人間生活においてとても身近な存在であることをお話しいただきました。
また、川は多くの生き物の生息場所としても重要な環境であることをお話しいただき、川に生息する生き物を調べることで水環境をある程度知ることができる、という今回のテーマについてお話しいただきました。
川に入る際の注意点も学び、実際に川に入って生き物調査を行いました。
石の表面やすき間、裏側にひそむ水生昆虫やサワガニなどを水の流れを利用して網の中に捕えます。
また、水際に生える草や水草に隠れたエビ類やヤゴ(トンボの幼虫)、魚を捕まえました。
流れが速い場所、ゆるやかな場所、水深によっても捕れる生き物が変わってきます。
約45分間の調査を終えて、皆で見つかった生き物を仕分けしていきます。講師の方が用意して下さった、生き物の写真入りの下敷きを使用しながら、生き物の仕分けを行いました。
見つかった生き物について、講師の中西さんが種類ごとに丁寧に説明してくださいました。
見つかった生き物から、水質としてはきれいな水であることがわかりました。
印象的な話としては、川や水辺で見られる生き物の中には周辺の田んぼや林などの陸地も利用して生活しているということ、そういった連続した環境が重要であるということでした。
実体験を通じ調査中に感じたことや調査結果から水環境や生き物の生息環境について、興味や関心を持つきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境先進都市推進課
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館4階
電話:082-420-0928
ファックス:082-421-5601
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更新日:2023年12月01日