竹原消防署の日々【2022年度】(日常の出来事を掲載します)

更新日:2023年03月03日

★新着 2月(1)文化財防火訓練をしました!

水消火器訓練の様子
消防団による放水の様子

令和5年2月25日(土曜日)に竹原市の町並み保存地区にある照蓮寺で文化財防火デーにかかる訓練を実施しました。
参加した自治会の方々で水消火器を使って消火訓練をしたり、消防団により放水をしたりしました。
日中の気温はあまり上がりませんでしたが、朝の冷え込みも緩み始めたこの日はよく晴れており、会場にご協力いただいた照蓮寺からの眺めも、とても清々しいものでした。
この穏やかな町並みがいつまでも続きますように。

1月(1) 3年ぶりの出初式!

出初式の様子の写真

令和5年1月8日に令和5年竹原市消防出初式を行いました。
実に3年ぶりです。穏やかな天気に恵まれ、時折、見学に来ていた子供たちのかわいい声が聞こえ、和やかな雰囲気の中で行われました。
竹原消防署による公開訓練は、交通救助を想定して、変形した車両を油圧器具等で破壊して運転手を救出する、というものを実施しました。
最後に消防団と消防署による一斉放水。6色の水が放水されると、見学者からどよめきに似た歓声が上がり、華々しく出初式を飾ることができました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。

12月(1)狭い道路を想像して運転の練習をしました!

狭い道路を想像しての練習風景

狭い道路を想像しての練習風景

狭い道路を想像しての練習風景2

狭い道路を想像しての練習風景2

救急車で安全運転技術を磨きました。
車庫の救急車の前に消防車を置いて、わざと出入りしにくいようにして練習をしました。
道幅が狭いところに出動したときをイメージして、どこへ出動しても事故の無いように、自信を持って操作できるように、日々訓練しています。

11月(2)廃車を利用した救出訓練をしました!

廃車を利用した救出訓練の様子

廃車を利用した救出訓練の様子

廃車を利用して、車両からの救出訓練をしました。
乗用車の運転席と後部座席に人が乗っていて、交通事故で車体が変形し、ドアが開かない、という設定で行いました。
乗用車の向こうにはガードレール、こちら側には事故相手のトラックがあることで作業スペースが狭くなっていましたが、資機材の位置などを工夫して活動していました。
訓練で実際の車両を破壊するというのは非常に貴重な機会なので、とても有意義な訓練となりました。

注) トラックはイメージです。画像処理で入れたもので、実際の訓練では、積み重ねたマットを設置していました。

秋の火災予防運動実施中(11月9日から15日まで)

竹原消防署に火災予防運動の旗と垂れ幕を出している写真

竹原消防署に火災予防の旗と垂れ幕を出している写真

11月9日から15日まで、秋の火災予防運動を実施中です。
竹原市では、10月17日から雨が降っていません(11月11日時点)。とても乾燥しているので、物が非常に燃えやすい状況が続いています。
火の取り扱いには、十分に注意してください。

10月(1)広島市消防ヘリとの連携訓練をしました!

ヘリ連携訓練の様子

広島市消防ヘリコプターと竹原消防署の連携訓練の様子

広島市消防ヘリコプターと竹原消防署で、山岳救助の連携訓練を実施しました。
竹原市の朝日山山頂付近で発生した救助事案で、地上隊(竹原消防署の隊)が負傷者を発見するも搬送困難であることから、広島市消防ヘリにて吊り上げ救出し、竹原消防署ヘリポートへ搬送する、というものでした。
ヘリコプターエンジン音で声がかき消されるため、声だけでなくゼスチャーにより意思疎通を図るため合図の出し方や、ヘリの着陸等を誘導する誘導員の動きを実際にするという、希少な機会を得ることができました。
実践さながらの緊張感でしたが、だからこそ、いつか「これをやっていてよかった」と感じられるであろう訓練になったと思います。

9月(2)消防車両のペーパークラフトを作りました!

ペーパークラフト全体の写真
ポンプ車の写真
ポンプ車のペーパークラフトの完成写真

竹原消防署で活躍している消防車両のペーパークラフトを作ってみました。
まずは、ポンプ車(竹原2)、高規格救急車(竹原救急3)、資機材輸送車(竹原輸送1)の3台です。
今後も準備でき次第、追加していく予定です。

9月(1) キャフスで放水(泡)訓練をしました。

キャフスでの放水訓練の様子

「CAFS(キャフス)」での放水訓練をしました。

「CAFS(キャフス)」とは、水と泡薬剤を混合した液に圧縮空気を注入して泡を作る装置で、圧縮空気泡消火システム(Compressed Air Foam Systems)の略称です。
水と泡を選んで放水することができます。
泡の特徴は、一般的な水だけの放水と比べて、発砲倍率は20倍とも言われ、少ない水で効果的な消火ができます。また、泡なので軽く、筒先担当の消防士の負担が軽減されます。ほかにも、冷却能力が高い、泡なのに射程距離は水と同等であるなど、画期的な一面を持っています。
今回は草地に放射しました。草が枯れるのでは?と心配になりますが、泡薬剤の生分解性は、1日後に99パーセントで自然への負荷も非常に軽いものとなっています。実際に翌日見に行きましたが、訓練前と、特に変わった点は見受けられませんでした。草にとっては水分補給になっただけかもしれませんね。

8月(3) 中学生からお礼の品をいただきました!ありがとう!

中学生からのお礼の品の写真

中学生からのお礼の品

6月(1)で紹介したキャリア・スタート・ウィークで体験に来てくれた中学生4人から、お礼の品をいただきました。昼休憩にも外で走り回る元気いっぱいの中学生たちに驚いてから、もう2ヶ月も経つんですね。(昼休憩には休憩するものだと思っていました!)
いただいたのは、木材で作成したごみ箱と傘立て、手描きの火災予防ポスター、手作りのトレーニング用具(バーベル)、…とても頑張って作ったのが伝わってくるものばかりでした。
「職場体験したときのことを思い出しながら作ってくれたんだろうな…」と思うと、本当に心からうれしくなりました。

8月(2) かわいい来庁者(カニ)。消防車の見学に来たのかな?

かわいい来庁者(カニ)の写真

かわいい来庁者(カニ)の写真。消防車の見学に来たのかな?

カニの写真1

カニの写真1

カニの写真2

カニの写真2

消防署にカニが入ってきていました。竹原消防署は海と川が近いため、敷地内では時々カニを見かけていましたが、先月のある日、「あ、カニだ。あ、ここにも!」というくらいいました。
このカニの種類は、おそらくアカテガニ。アカテガニは爪が赤いのが特徴ですが、上の写真は濃いめの砂模様程度で、爪は赤くありません。何という種類なのかと調べてみると、同じアカテガニだそうで、小さいうちは爪が赤くないそうです。
無機質な機械器具ばかりの車庫で、生き物を見かけるとほっこりします。車庫は当然水が無いので心配になって、手が届けば捕まえて川に返すこともありましたが、アカテガニは陸地での生活に非常に適応しているそうです。次からは、見かけてもそっとしておくのがいいかもしれませんね。

8月(1) 山火事防止キャンペーンを実施しました!

ポケットティッシュを配布し、山火事防止を呼び掛ける様子

ポケットティッシュを配布し、山火事防止を呼び掛ける様子

竹原市では8月5日から11日まで山火事防止・緑の保全運動を実施しています。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため大きな行事は実施できませんでしたが、今年は、感染対策を図りながら、以前のように、消防団員と消防署員で商業施設の入口等において、山火事防止のイラストの入ったポケットティッシュを配布して、山火事防止を呼び掛けました。
この運動は、平成6年8月11日に竹原市福田町で発生した山火事がきっかけで始まったと言われており、その火事の焼損面積は378ヘクタール、Mazda Zoom-Zoomスタジアム広島105個分でした。
当時、賀茂郡(現東広島市)河内町で勤務していた職員によると、河内町まで黒く焼けた竹の葉が飛んできていたそうです。
降水量の少ないこの時期、みなさん、火の取り扱いには十分注意してください。

7月(2) 救急想定訓練を実施しました!

救急想定訓練の様子の写真

救急想定訓練の様子

消防署で訓練をする場合、勤務日または非番でするという2つのパターンがあります。勤務日の場合は、出動があると訓練は中断されます。一方非番の場合は、基本的には出動することがないので、訓練に集中できます。今回は後者、非番で行い、本格的な救急想定訓練を実施しました。
参加者には、救急事案の詳細は教えずに始めます。
救急隊は、通報内容のみで現場へ到着します。家族への聞き取りや、患者本人の訴えや、観察を実施すると聞こえる天の声(天の声の役の人が想定における観察結果を言う)などから、この患者さんに何が起こっているのかを考え、最適な処置を選択し実行していきます。
家族役も油断はできません。救急隊員からの質問に次々と答えていく必要があります。実際に訓練をしていない職員は、訓練内容や気になった点などについて事細かにメモを取っていました。
最後は全員で活動の振り返りをし、良かった点、悪かった点を出し合い、活動内容の評価などをしました。
普段はわきあいあいとした雰囲気ですが、訓練が始まると空気が引き締まる感じがし、いい緊張感のある訓練となりました。

7月(1) いざという時の避難先を確認していますか?

準備した資機材の様子の写真

準備した資機材の様子の写真

今年は、例年より早く梅雨が明けたとのことですが、このところ雨が降る日が結構あるような気がします。竹原消防署では、梅雨の時期には、万が一の際にすぐに水防資機材が使用できるように、資機材輸送車の荷台と、車の横に準備しています。今年は梅雨明け宣言以降も引き続き準備した状態を維持しています。この資機材を使うことなく倉庫に戻すことができれば、これに勝るものはありません。

ところで、皆さんの中で、いざというときの避難先などを知らない方はいませんか?万が一のときに、すぐに調べることができるとは限りません。ぜひ平常時に調べてみてください。収集した情報が生かされることがなければ、それが一番だと私は思います。

6月(2) 蛍光灯とLEDを間違えて取り付けると、火事になることがあります!

従来の蛍光灯とエルイーディー蛍光灯の写真
間違えてLEDを取り付けて壊れた照明器具の写真

従来の蛍光灯の器具に、LEDを取り付けると、火事になるかもしれないので、注意してください。

上部右の写真は、実際のもので、従来の蛍光灯の照明器具に誤ってLEDを取り付けたあと、数時間たって、器具内部の部品(調整器)が高温になり、あやうく火事になるところだったものです。幸い火事にはなりませんでしたが、照明器具は壊れて使えなくなってしまいました。

壊れるタイミングは、取り付け直後のこともあれば、じわじわ破損が進行して数年後に壊れることもあるそうです。

では、「どうすればいいのか」ですが、蛍光灯にも複数の種類があり、照明器具の種類も、LEDの種類もいろいろあるようで、組み合わせ次第で、使用できるものと使用できないものがあるそうです。蛍光灯などを取り換えるとき、「組み合わせや取り換え方法に問題がないか確認する」、不安であれば「メーカーや電気屋さんに聞く」などして使用しましょう。

LEDが世の中に出回るようになって十数年が経過し、同じ形をしているランプに、蛍光灯とLEDがあり、それが違うものだということを知らない世代も増えてきています。いま一度、注意喚起が必要なのかもしれませんね。

6月(1) 中学生4人、消防士を体験学習中!

中学生の職場体験の様子
職場体験の様子2

今週は、竹原市ではキャリアスタートウィーク(中学生の職場体験)が実施されています。竹原市内の中学生が市内の各種事業所で職場体験学習をしており、消防署には4人来てくれています。
放水訓練、資機材点検、救急講習、体力錬成などなど、毎日盛りだくさんの内容ですが、しっかりこなしています。職員との混合リレーなどの体力づくりも頑張っていますが、自分から「はしご登はん訓練がしたいです」などと意見を言うことができるなど、感心する場面も多くみられました。
「疲れたー」とは言いながらも、昼食の後の自由時間には、敷地内や隣接するヘリポートまで使って鬼ごっこをして走り回ったりしているのを見ると、底なしの体力に驚くばかりです。
私が食堂で昼食を取りながら「昼休憩にグランドに遊びに出なくなったのはいつ頃だったかなー」などと思い出にふけっていると、窓の外を中学生が笑顔で猛ダッシュで走り過ぎていく…、こっちも笑顔になっちゃいますよね。
消防だけでなく、いろんなことにチャレンジして将来に向かって頑張ってほしいと思いました。

5月(2) ロープ結索訓練をしました。

ロープ結索訓練の様子

ロープ結索訓練の様子

訓練後の自主練習の様子

訓練後の自主練習風景

若い職員からベテラン職員まで、出動していない隊員全員でロープ結索訓練をしました。いろいろな結索をし、その都度、その結び方の用途、特徴、結ぶ向きなどの情報も含めて解説していました。
訓練の後、救助隊員が自主訓練をしていました。知っていて作ることもできる結索を、いつもと違うように作るように言われ、少しの間考えこんでいましたが、この後すぐに作ることができました。現場活動で、ちょっとした状況の変化にも臨機応変に対応することができるのは、こういう訓練の積み重ねなんだろうな、と思いました。

5月(1) 舟艇連携訓練をしました。

船が来る前の練習風景

船が来る前の練習風景

船からストレッチャーを下ろす様子

船からストレッチャーを降ろす様子

舟艇(しゅうてい)訓練と言われている、救急患者搬送艇から救急患者を引き継ぐ(注1)ための連携訓練をしました。
船側と陸側のお互いの役割や、船特有の注意点や安全管理方法などを確認したり、ストレッチャーの取扱いを行ったりして、安全に搬送を引き継げるようにしました。
この日は海からの風が比較的強い日でしたが、もっと強風の場合は風で船が桟橋に押し付けられて離岸が困難になることもあるようで、桟橋に残る隊員の補助(船を押し出す)が必要になることもあるそうです。その日の状況に応じて連携するために、今日のような訓練と、日々の経験が必要なんだなー、と思いました。

(注1)大崎上島町で発生した救急事案のうち島外搬送される事案で、竹原港経由で搬送される場合は、大崎上島消防署の救急隊が救急患者搬送艇で竹原港まで搬送し、竹原港にて竹原消防署の救急隊に引き継がれ、病院までは竹原消防署の救急隊が搬送しています。

4月(3) 小学生が見学に来てくれました!

消防車の説明をする様子

消防車の説明をしている様子

救助器具の説明をしている様子

救助器具の説明をしている様子

消防署に竹原市内の小学生が見学に来てくれました。初めは静かだった子供たちでしたが、普段は近くで見る機会のない消防車や救助資機材を間近で見たり、見学の終わり頃に実際の救急出動の様子を見たりしたためか、だんだん大きな声が出るようになっていました。
普段は大人ばかりの庁舎に、無邪気な質問や、思わず出てくる歓声がひびいて、ほっこり心が和む時間となりました。

4月(2) はしご車取扱訓練をしました!

はしご車を曲げたり伸ばしたりする様子

はしご車を曲げたり伸ばしたりする様子

操作のポイントを説明する様子

先輩が操作のポイントを説明する様子

新年度ということもあり、毎日のように各種資機材の取扱訓練をしています。この日は、はしご車の取扱訓練をしました。通常のはしご車のように上方に伸展したり、竹原消防署のはしご車の特徴でもある屈折式を生かして、車両のある位置よりも低い場所に先端バスケットを下ろしたりしました。
先輩職員から、はしご車を操作する際の注意点などを伝えられ、バスケットに搭乗した後輩職員が大きな声で返事をする…。何気ない一コマですが、こうやって知識や技術が引き継がれていくんだな、と思いました。

4月(1) 局長査閲、巡視がありました。

局長査閲の様子

局長査閲の様子

車両説明の様子

車両説明の様子

新しい年度が始まりました。竹原消防署では人事異動で一部新しいメンバーを迎えてのスタートです。今日は、今年度着任された局長による査閲と巡視がありました。ものすごく緊張する!という感じではありませんが、局長査閲は、やはり気分が引き締まるものです。よく晴れてそよ風の吹く、とても穏やかな天気の中、局長による査閲を受けた後、竹原消防署の車両や庁舎の説明をしました。
新しい局長とともに、この日の天気のように新しい風が消防局に取り込まれる予感のした一日でした。

この記事に関するお問い合わせ先

消防局 竹原消防署
〒725-0026 竹原市中央四丁目13番1号
電話:0846-23-0119
ファックス:0846-22-0957

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