東広島市次世代学園都市構想の策定について

更新日:2022年07月15日

これまで、本市は、第五次東広島市総合計画に掲げました広島大学を中心とした「世界に貢献するイノベーション創造のまち」を目指すため、「科学技術イノベーションによる地域社会課題解決(通称「DESIGN – i 」:デザインアイ)」を活用した新しいまちづくりを検討してきました。

広島大学と共に取り組んでいる「Town & Gown」を中心に検討する中で、多くの民間企業からも関心を持っていただき、こうした企業と一緒に検討してきた内容を新しいまちづくりの構想「次世代学園都市構想」として取りまとめました。

これが構想の最終形ではなく、これをたたき台として取組みを進めつつも、しっかり議論をしながら、随時、社会の変化に対応させていくものとしております。

広島大学東広島キャンパス周辺

【構想の土台となる考え方】 未来ビジョン 「DESIGN – i 」

この未来ビジョンは次の2つを両輪として、当該地域がグローバルな頭脳循環のハブとなり、人口増と民間主導の活性化を達成しながら、将来的に日本のロールモデルのひとつとなりうる「サステナブル・ユニヴァーシティ・タウン」を創りあげることとしております。

○広島大学の「アカデミック・エンタープライズ」(※)を駆動しながら、本学の新しい平和科学の理念である「持続可能な発展を導く科学」を創生・展開・まちづくりに活用すること。
(※)公的資金以外の収入基盤を多様化し、地域社会の解決に目を向けながら、先端的な学術・研究の実施を展開していく高等教育の新しい運営理論。

〇東広島市の総合計画やそのインターカルチュラル・シティ構想を、民間の知見も生かしながら戦略的に推進することで、世界の若者や起業家に選ばれる環境を構築・展開すること。

サステナブル・ユニバーシティタウン

【期待する将来】 本市のポテンシャルを活かしたアプローチ

東広島市が持つ、大学や研究機関、企業の集積などの「人」という優れたポテンシャルに加えまして、「Town & Gown」を中心とした学官民の連携等の新たな仕掛けにより、イノベーションが起こる仕組みづくり、グローバルスタンダードな生活環境づくり、学びと実践による人づくりの3つに取り組むことで、期待する将来を実現していきます。

期待する将来

【構想の推進母体】 広島大学スマートシティ共創コンソーシアム

本構想を実現していくための推進母体として、東広島市・広島大学・民間企業による「広島大学スマートシティ共創コンソーシアム」を設立しました。

広島大学とその周辺エリアを中心に、最先端技術の実証や国内外から起業家や研究者が集まるイノベーション創造の仕組みを構築し、Well-being、SDGs、ポジティブピースの実現を目指します。

広島大学スマートシティ共創コンソーシアム

期待する将来を実現するために取り組む事業

まず、活動を支える基盤として、データ連携プラットフォームを構築していきます。
スマートシティ実現に向けて、デジタルサービスを提供し、データを繋げ、データを保管し、新しい価値を生み出す基盤の整備に取り組んでまいります。

次に、重点プロジェクトとして、カーボンニュートラルの推進を掲げております。
カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの導入推進、省エネルギー施策の検討・導入、定置用蓄電池などを使ったエネルギーマネジメントの実施、電気を使う者の行動変容を進めてまいります。

また、6つの柱として、交通、健康・福祉、居住環境、教育環境、防災・防犯、経済・生産を掲げており、「広島大学スマートシティ共創コンソーシアム」参画者による様々なアイデアを表現していきます。

データ連携プラットフォーム
CN実現に向けた仕組み

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 政策推進監
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館5階
電話:082-420-0917
ファックス:082-420-0402

メールでのお問い合わせ

このページが参考になったかをお聞かせください。
質問1
このページの内容は分かりやすかったですか?
質問2
このページは見つけやすかったですか?
質問3
このページには、どのようにしてたどり着きましたか?


質問4
質問1及び2で、選択肢の「3.」を選択した方は、理由をお聞かせください。
【自由記述】
この欄に入力された内容について、回答はいたしませんのでご了承ください。
市役所へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。