食品ロスを防ぎましょう

更新日:2021年06月14日

食品ロスの現状

食品ロスという言葉を聞いたことがありますか?

食品ロスとは「食べられるのに廃棄される食品」のことです。

国内の食品ロスは、年間600万トン(注釈1)で、世界全体の食料援助量(注釈2)の約1.4倍の量に匹敵します。

そのうち、家庭から出される食品ロスはその46%の276万トン(注釈1)、事業所から出される食品ロスはその54%の324万トン(注釈1)となっています。家庭から出される食品ロスについて、1人あたりに換算すると、年間で約22kg(注釈3)となります。

  • (注釈1) 農林水産省「食品ロス量(平成30年度推計値)の公表について」より
  • (注釈2) 世界の難民・国内避難民、自ら食糧を確保することが困難な女性、子ども、お年寄りを対象にWFPが行う食糧援助量。令和元年の援助量は420万トン。(WFP 国連世界食糧計画ホームページより)
  • (注釈3) 276万トン÷12,644万人(平成30年10月1日現在人口【総務省統計局より】)=約22kg
野菜のイラスト

食品ロス削減の理由

令和元年10月1日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行され、国や自治体、事業者で、食品ロスを削減する取り組みが進められています。その理由は大きく分けて3つです。

1 食べられる食品を捨てることは「もったいない」

世界では、6億9000万人(国連WFPホームページより/令和3年6月11日確認時)が飢餓で苦しんでいます。

そのような中、食べられる食品を膨大に廃棄するのは、「もったいない」ことです。

2 環境への負荷を低減する

食品ロスの発生は、ごみの増量に繋がります。

水分を多く含む生ごみ類を、そのままの状態で収集・焼却するには、多くの燃料が必要となり、CO2等の温室効果ガスの排出に繋がります。

ごみ処理に伴う環境への負荷を低減させるためには、ごみ量そのものの排出量を削減しなければなりません。

3 ごみ処理費用の節減と処理施設への負担軽減

ごみの処理には多くの費用がかかっており、東広島市の令和元年度のごみ処理費用は、約24.7億円でした。食品ロスを含むごみを減らせば、ごみ処理費用の節減に繋がります。

また、処理するごみの量が少なければ、最終処分場の長期利用など、ごみ処理施設への負担も軽減されます。

食品ロス削減の効果

東広島市の令和2年度の1人1日あたりのごみの排出量は、947グラム。これを令和6年までに、850グラムにまで減量することを目標としています。

食品ロスをゼロにすれば、1人1日あたり、約60グラム(注釈1、お米お茶碗1杯分の約40パーセント)の減量を行うことができ、これは減量必要重量97グラム(注釈2)のうち、約62パーセントを占めます。

(注釈1) 22キログラム(年間1人あたりの食品ロス量)÷365日=約60グラム

(注釈2)1人1日あたりのごみの排出量947グラム-令和6年までの減量目標850グラム

食品ロス削減の方法

家庭から出る食品ロスの現状

57315.png

農林水産省「食品ロス統計調査報告(世帯調査) 平成26年度」を基に作成

家庭から出る食品ロスの発生要因は、

  1. 過剰除去・・・食べられる部分まで過剰に除去して廃棄
  2. 食べ残し・・・食事として使用・提供されていたが、食べ残して廃棄
  3. 直接廃棄・・・消費期限切れや賞味期限切れにより、食事として使用・提供せずにそのまま廃棄

の順に多く発生しています。

食品ロス

農林水産省「食品ロス統計調査報告(世帯調査) 平成26年度」を基に作成

また、食品別に見ると、野菜の食品ロスが、約半分を占めています。食品ロス削減には、野菜の食品ロスを出さないように気を付けることが重要です。

 

ご家庭での食品ロスを防ぐ方法はたくさんあります。

以下を参考に、ぜひ取り組んでみてください。

方法1.「過剰除去」を削減

  1. 野菜や果物の皮は必要以上にむかない
  2. 野菜の皮や葉など、食べられる部分は捨てずに調理して有効活用

活用例紹介

方法2.「食べ残し」を削減

  1. 食べられる量だけ調理する
  2. 冷蔵庫に料理を眠らせたままにせず、優先的に食べる
  3. 作りすぎて余った料理を他の料理に作り替え、食べ切る

作り替え例紹介

方法3.「直接廃棄」を削減

  1. 買い物に行く前に、冷蔵庫にある食材をチェックし、買い過ぎない
  2. 冷蔵庫に残っている古い食材から使う
  3. 賞味期限を過ぎたものをすぐに捨てない

賞味期限とは、「おいしく食べられる期限」で、消費期限とは、「食べても安全な期限」です。

賞味期限を過ぎていても、すぐに食べられなくなるわけではありません。食べられるかどうか臭いや見た目から、自分で判断することが重要です。

方法4.「フードドライブ」を活用

フードドライブとは、Food(食品)+drive(運動)、つまり家庭で余っている食品を集め、福祉施設やフードバンクへ寄贈する活動のことを指します。

東広島市では、年に1回、期間限定で「フードドライブ事業」を行い、まだ食べられる食品(条件あり)を集め、こども食堂や福祉施設へ寄贈しています。

 

また、ゆめマート八本松店でもフードドライブが行われています。

(詳細は以下のリンク先でご確認ください)

 

フードドライブは、食品を集めてフードバンク等の団体等へ寄贈し、さらにそこから食品の再分配が行われるため、「生鮮食品は不可」など、受け入れられる食品に条件はありますが、もしご家庭で「食べられるのに余っている・食べきれないもったいない食品」があれば、ぜひご活用ください。

方法5.有機肥料として再利用する

コンポストや電気式生ごみ処理機を使用すると、生ごみを肥料として再利用できます。

東広島市では、生ごみ処理機等の貸出や、補助金を交付しています。(事前申請必須)

各事業の申請の流れや、補助金の交付条件については、以下のリンクを参照してください。

事業所から出る食品ロスの現状

事業系食品ロスは上記「食品ロスの現状」で紹介したとおり、国内の食品ロス600万トンのうち、その54%の324万トンを占めています。

事業系食品ロスの主な原因は規格外品や返品、または過剰除去など、その多くが以下のとおりであると言われています。

事業系食品ロスの主な原因

食品メーカー

定番カット食品や期限を超えた食品などの返品

製造過程で発生する印刷ミスなどの規格外品

小売店

新商品販売や規格変更に合わせて店頭から撤去された食品

期限を超えたなどで販売できなくなった在庫 など

レストランなどの
飲食店

お客さんが食べ残した料理

提供できなかった仕込み済みの食材 など

 

とやま食ロスゼロ作戦(富山県農林水産部農産食品課)“事業者の皆さんへ”.とやま食ロスゼロ作戦 . https://foodlosszero.jp/business, (令和3年6月7日参照)より

 

事業系食品ロスを削減する動きは全国で広まっており、東広島市も削減に取り組まれている事業所を「食品ロス削減協力店」として登録し、その活動をホームページ上などで紹介しています。

現在食品ロスに取り組まれ、まだ未登録である場合はぜひ登録の申請をお願いします。

 

また、事業系食品ロスを防ぐ方法として、食品を寄贈するという方法があります。ジャパン・フードバンク・リンク(通称JFL)に登録すると、食品の寄贈先とのマッチングが行われます。詳細は以下のリンクを参考にしてください。

 

農林水産省が、フードバンクへの食品提供・寄附に係る税制上の取扱いについて以下のようにまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

東広島の食品ロスへの取り組み(リンクまとめ)

上記で紹介したように、東広島市では食品ロス対策として以下の取り組みを行っています。企業の方々の取り組みの紹介や、市民の方が参加できるイベントなどもございますので、ぜひご確認ください。

外部リンク

食品ロスの現状や、外食時に実践できることなどが紹介されています。

一人ひとり、できることから始めてみましょう。

この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 廃棄物対策課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館1階
電話:082-420-0926
ファックス:082-426-3115
メールでのお問い合わせ
このページが参考になったかをお聞かせください。
質問1
このページの内容は分かりやすかったですか?
質問2
このページは見つけやすかったですか?
質問3
このページには、どのようにしてたどり着きましたか?


質問4
質問1及び2で、選択肢の「3.」を選択した方は、理由をお聞かせください。
【自由記述】
この欄に入力された内容について、回答はいたしませんのでご了承ください。
市役所へのお問い合わせは、各ページの「この記事に関するお問い合わせ先」へお願いします。
食品ロス,フードバンク,フードドライブ,生ごみ処理機,生ごみ処理容器,ジャパン・フードバンク・リンク