ひがしひろしま食品ロスゼロ運動!
食品ロスの現状
「食品ロス」は、まだ食べられるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことをいいます。
ご存知でしたか?
日本では年間約570万トンもの食品ロスが発生しています。(農林水産省日本の食品ロスの状況(令和元年度)より)これは、1人あたりに換算すると、毎日お茶碗約1杯分と同じ重さの食品を捨てていることになります。一方で、日本は食料自給率が37%(農林水産省のカロリーベース総合食料自給率(令和2年度)より)で、世界中からたくさんの食料を輸入しているにも関わらず、多くの食品を廃棄しています。食品ロスは、事業者から309万トン(54%)、家庭から261万トン(46%)排出されています。食品ロスを減らすためには、事業者、家庭双方で取り組む必要があります。
食品ロスと地球環境問題
食品ロスの問題は、家計にとってもったいないというだけの問題ではなく、地球環境問題やエネルギー問題にもつながっています。
東広島市の取組み
←ひがしひろしま食品ロスゼロ運動!ロゴマーク
東広島市では「ひがしひろしま食品ロスゼロ運動!」をスローガンとして、食品ロスを無くすことを目標に食品ロス削減啓発に取組んでいます。
←ポスター(2020)
←ポスター(2021)
→動画配信 ひがしひろしま食品ロスゼロ運動!
ご家庭でできること
3つの基本!
食品ロス削減は、「環境」への配慮につながるエシカル消費の一つです。
買いすぎない!
買い物前に冷蔵庫の食材を確認して、必要な分だけ買いましょう。
作りすぎない!
たべきれる量を作りましょう。
食べ残さない!
残り物は保存して、忘れずに食べきり、他の料理(リメイク料理)に作り返る工夫をしてみましょう。
→令和3年度・令和2年度食品ロス削減のレシピ入賞作品紹介、効率保育所給食レシピ紹介
おうちで3010(さんまるいちまる)運動
●減らそう食品ロス おうちでもできるネ!
毎月10日と30日は冷蔵庫・食品庫の点検の日です。定期的に冷蔵庫や食品庫にある食材を確認するようにしましょう。
→おうちで3010運動(東広島地域活動栄養士会の中橋陽子さんからの紹介レシピ)
→めざせ!食品ロス・ゼロ 家族みんなで冷蔵庫のお片付けをしよう(消費者庁)(外部サイト)(外部リンク)
「ローリングストック法」ふだん使いでカンタン備蓄
災害時に備えるカンタンな備蓄方法があります。
・まずは、普段食べている食材や加工品を多めに買って、備える
↓
・普段の食事で食べる
↓
・食べたら買い足して、補充する
普段食べている食品を期限内に食べきることができ、災害時に、備蓄食料が口に合わなかったり、作り方が分からないなど戸惑うことも少なくなります。
→消費者庁 食品ロスにしない備蓄のすすめ(ふだん使いでカンタン備蓄)(PDF)
学ぼう! 賞味期限と消費期限の違い
「賞味期限」 おいしく食べることができる期限です!
缶詰、カップ麺など品質の劣化が比較的ゆるやかな食品に表示されています。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。
「消費期限」 過ぎたら食べない方がよい期限です!
惣菜、生肉、生菓子など傷みやすい食品に表示されています。
※ただし、どちらの表示についても、未開封の状態で適切な方法で保存されていることが前提です。開封したものは、期限にかかわらず早めに食べましょう!
【賞味期限と消費期限のイメージ】
<出典 消費者庁>
ひがしひろしま食品ロス削減協力店
食品ロスゼロ運動!に賛同し、食品ロス削減の取り組みを実践する市内の事業者(飲食店、食品小売店など)を「協力店」として登録しています。
→食品ロス削減協力店 一覧を掲載しています!
食品ロス削減は国際的な課題です!
SDGS(持続可能な開発目標)の12番目の「つくる責任 つかう責任」では、2030年までに小売りと消費レベルで世界の食料廃棄を半減させることが盛り込まれるなど、国際社会全体で取組みが進められています。
関連ページ
食べ物のムダをなくそうプロジェクト(消費者庁)(外部サイト)
食品ロスポータルサイト 食べ物を捨てない社会へ(環境省)(外部サイト)
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 市民生活課 市民相談係
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 北館1階
電話:082-420-0922
ファックス:082-426-3124
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更新日:2022年04月01日