東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ
ごはんの保存方法
ごはんは、冷蔵すると水分が蒸発してパサパサになり味も落ちるので、すぐに食べないなら冷凍するのがおすすめです。

📦冷蔵
[保存方法]
冷ましたごはんを1食分ずつラップで包む。
食べる時は、水か酒を少量振りかけて電子レンジで加熱すると、ふっくらとした仕上がりになります。
[保存の目安] 3日

📦冷凍
[保存方法]
1.温かいごはんを茶碗1杯分ずつ、ラップの上に薄く均一に広げる。蒸気ごと密封するようにラップでピッタリと包む。
2.冷ましてから、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れる。
[解凍方法]
凍ったまま電子レンジで解凍加熱する。
[保存の目安]1ヶ月
瓶の煮沸消毒
家庭で瓶などに食品を入れて保存する前には、しっかり消毒をして殺菌します。
煮沸消毒の方法についてご紹介します。

1.瓶が入る大きさの鍋を用意し、鍋底にふきんを敷く。
※ふきんを敷くのは、煮沸中に瓶が動いて鍋に当たり、瓶が割れるのを防ぐ為

2.瓶が完全に浸るくらいの水を入れ、中火でゆっくりと沸騰させる。沸騰したら弱火にして、5分程煮沸する。
蓋やゴムパッキンは熱湯に長く浸けると変形することがあるので、20秒程で引き上げる。

3.箸またはトングで取り出し、清潔なふきんの上に口を下にして置き、自然乾燥させる。
パンの保存方法
■食パン・ロールパン


📦常温
2~3日で食べ切るなら常温保存で大丈夫です。乾燥すると固くなるので、包装のまま保存する場合は、しっかりと封を閉め、空気が袋の中に入らないようにします。湿度が高い時期は、カビが発生しやすいので食べ切れない分は早めに冷凍をします。
[保存場所]湿気が少なく直射日光が当たらない場所
[保存の目安]2~3日
📦冷凍
食パンは1枚ずつ、ロールパンは1個ずつラップで包んで、冷凍用保存袋に入れます。
[保存の目安]1ヶ月
[解凍方法]
🍞食パン:そのまま焼く
🍞ロールパン:厚みのあるパンは、自然解凍か電子レンジで解凍してから焼く。ただし電子レンジで加熱すると、冷めた時固くなってしまうので注意する。
■惣菜パン・菓子パン
使われている素材、季節や気温にも左右されるので、保存方法や消費期限は包装の表示を守りましょう。パン屋さんのものや家庭で焼いたパンは、当日中に食べられなかったら冷凍します。


📦冷凍
1個ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。
👉ポイント
フルーツやクリームを使ったものや惣菜パンは使っている素材によって、冷凍すると食感が変わってしまうことがあります。じゃがいもなど、冷凍すると食感が変わってしまうものは避けます。
[保存の目安]1ヶ月
[解凍方法]自然解凍、解凍後(電子レンジも可能)にオーブントースターで焼く
東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ(パン)(PDFファイル:609.1KB)
魚の保存方法-一尾魚-

- 魚は汁が他の食品につかないように密閉して保存します。
- 冷蔵保存はチルド室、あればパーシャル室の低温で保存します。
- 生の魚は、冷凍品を解凍して売っていることが多く「解凍」の表示があります。「生」の表示があるもの以外は、家庭で冷凍すると再冷凍になってしまうので避けましょう。
- 市販の冷凍素材も、一度溶けたものの再冷凍は避けましょう。

📦冷蔵
頭と内臓を取り除き、流水でよく洗う。お腹のなかまで丁寧に水気を拭き取る。1尾ずつラップに包んで保存袋に入れ、空気を抜いて閉じる。
保存場所:チルド室
保存の目安:2日間

📦冷凍
冷蔵と同じ要領で下処理をして、水気を丁寧に拭き取る。1尾ずつラップで包み、金属トレイにのせて冷凍する。凍結したら冷凍用保存袋に入れる。

🥄切ってから冷凍
冷蔵と同じ要領で下処理をして、水気を丁寧に拭き取り調理しやすく切る。1切れずつラップでピッタリ包んで冷凍用保存袋に入れる。
魚の保存方法-切り身-

- 魚は汁が他の食品につかないように密閉して保存します。
- 冷蔵保存はチルド室、あればパーシャル室の低温で保存します。
- 生の魚は、冷凍品を解凍して売っていることが多く「解凍」の表示があります。「生」の表示があるもの以外は、家庭で冷凍すると再冷凍になってしまうので避けましょう。
- 市販の冷凍素材も、一度溶けたものの再冷凍は避けましょう。

📦冷蔵
トレイから取り出して水気を拭き、1切れずつラップに包んで保存袋に入れる。
保存場所:チルド室
保存の目安:2~3日

📦冷凍
酒を少々ふり(ニオイを抑えることができる)1切れずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。

🥄調理して冷凍
醤油や酒、味噌など好みの下味をつけて、1切れずつラップで包み冷凍用保存袋に入れる。
魚の保存方法-刺身-

- 解凍後の生食は不可です。
- 解凍した刺身は冷凍できません。新鮮なものなら冷凍保存もできます。
- 魚は汁が他の食品につかないように密閉して保存します。
- 冷蔵保存はチルド室、あればパーシャル室の低温で保存します。
- 生の魚は、冷凍品を解凍して売っていることが多く「解凍」の表示があります。「生」の表示があるもの以外は、家庭で冷凍すると再冷凍になってしまうので避けましょう。
- 市販の冷凍素材も、一度溶けたものの再冷凍は避けましょう。

📦冷蔵(サク)
水気を拭き取り、厚手のキッチンペーパーで包む。金属バットに置いて、上からラップをかける。
保存場所:チルド室、あればパーシャル室
保存の目安:2日

🥄切り身の刺身が残ったら
「漬け」にする。醤油2~1.5に、みりんか酒1の割合で混ぜ、刺身を漬ける。
保存場所:チルド室あればパーシャル室
保存の目安:3日

📦冷凍
解凍した刺身は冷凍できません。新鮮なものなら冷凍保存もできます。
水気を拭き取り、数種類ある場合は、種類ごとにラップで包む。さらにアルミホイルで包んで、冷凍用保存袋に入れる。
解凍方法:解凍後の生食は不可。冷蔵庫で自然解凍、凍ったまま加熱
保存の目安:2週間
カレーの保存方法

📦冷蔵
底の浅い容器に小分けにして入れ、粗熱をとって保存。
保存期間:2~3日

📦冷凍
冷凍保存する際は、冷凍用保存袋がおすすめ。色やニオイ移りを気にする必要もなく、衛生面でも安心です。
👉ポイント
1.冷凍用保存袋に移す際は、計量カップやコップなどに袋をかぶせてからカレーを入れると、袋が固定され入れやすいです。
2.じゃがいもは冷凍するとパサパサし食感が低下します。ただし冷凍する前につぶすと、食感の変化が気になりにくくなります。おたまの底などでつぶすと良いです。もしくは、ジッパー付き保存袋に入れた後に、じゃがいもだけ指で潰すこともできます。
じゃがいもをつぶして、ジッパー付き冷凍用保存袋に入れます。
保存期間:半月~1ヶ月
[解凍方法]
🥄自然解凍
カレーを食べる前日~半日前までに、冷蔵庫に移動させて半解凍にします。解凍後は器に移して電子レンジで加熱するか、鍋を使って温めます。
🥄流水解凍
水道水を使って流水解凍します。
🥄湯煎
ジッパー付き保存袋を使用すると凍ったまま湯煎ができます。
春巻きの皮の保存方法

📦冷蔵
残った皮は、ラップでピッタリと包んで保存袋に入れる。
・保存場所:チルド室
・保存の目安:3~4日
📦冷凍
使いやすい分量ごとにラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。
・保存の目安:1ヶ月
・解凍方法:自然解凍
肉の保存方法 -薄切り肉ー

常温に置きっぱなしは厳禁です。冷蔵保存は、チルド室、パーシャル室などの低温室で保存します。
*なるべく空気にふれないように、冷蔵・冷凍共に密閉保存が基本です。空気に触れると酸化して傷みやすくなります。
*冷凍する時は、1回に使う分量に分け、なるべく薄くしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。

📦冷蔵
未開封のパックは、そのままチルド室に入れる。パックの中に水分が出ていたり、使いかけを保存する場合は、まず水分を拭き取る。1枚ずつずらして、薄く平らに重ねて、ラップでピッタリと包み、保存袋に入れて、チルド室に入れる。
保存の目安:3日

📦冷凍
数枚ずつ薄く重ねて、ラップでピッタリと包み、冷凍用保存袋に入れる。
保存の目安:1ヶ月

🥄ゆでて冷凍
塩と酒を加えた熱湯でゆでて、冷ましてから冷凍用保存袋に入れる。
分量:水 1L、酒 大さじ 2、塩 小さじ1
保存の目安:1ヶ月

🥄味付けして冷凍
好みのタレと一緒に冷凍用保存袋に入れる。野菜やきのこを加えて冷凍もできる。
保存の目安:2ヶ月
👉解凍のポイント
冷凍した肉を使うときは、ゆっくり時間をかけて冷蔵庫(できればチルド室)で解凍します。
解凍時間の目安:肉の形状にもよりますが、おおよそ200~300gで一晩以上(8時間)です。
東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ(薄切り肉)(PDFファイル:680.7KB)
肉の保存方法 -かたまり肉ー

常温に置きっぱなしは厳禁です。冷蔵保存は、チルド室、パーシャル室などの低温室で保存します。
*なるべく空気にふれないように、冷蔵・冷凍共に密閉保存が基本です。空気に触れると酸化して傷みやすくなります。

📦冷蔵
パックから取り出して、水気を拭く。全体をピッタリとラップで包み、保存袋に入れる。
保存の目安:豚肉2~3日
牛肉4~5日

📦冷凍
水気を拭き、ラップでピッタリと包む。全体をアルミホイルで包み、金属製のトレイにのせて凍らせる。金属は熱の伝導率が高いため、冷凍にかかる時間が短くなる。凍結したら冷凍用保存袋に入れる。
保存の目安:1ヶ月

🥄切って冷凍保存
用途に合わせた大きさに切る。ラップを敷いた金属トレイに、間隔を置いて並べて凍らせる。完全に凍結したら冷凍用保存袋に入れる。
保存の目安:1ヶ月

🥄ゆでて冷凍保存
長ねぎ、生姜と一緒にゆでて、食べやすい大きさに切り分けて冷凍用保存袋に入れる。
保存の目安:1ヶ月
👉解凍のポイント
かたまり肉など解凍後に切る場合は、包丁が入りやすく調理もしやすい半解凍(肉を指で押した時に中がまだ凍っている)がおすすめです。
*すぐに使いたい時には電子レンジでの解凍が便利です。ただし電子レンジ解凍は、熱を伝えて解凍する分、肉の組織が変性しやすく、ドリップが出やすくなります。肉の端だけ煮えたり加熱ムラができやすいので、加熱し過ぎないように注意しましょう。電子レンジの200w、もしくは解凍モードを使って、上下を返し様子を見ながら解凍します。
東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ(かたまり肉)(PDFファイル:632.8KB)
肉の保存方法 -ひき肉ー

常温に置きっぱなしは厳禁です。冷蔵保存は、チルド室、パーシャル室などの低温室で保存します。
*なるべく空気にふれないように、冷蔵・冷凍共に密閉保存が基本です。空気に触れると酸化して傷みやすくなります。
*冷凍する時は、1回に使う分量に分け、なるべく薄くしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。

📦冷蔵
未開封のものはパックのままチルド室で保存。水分が出ているもの、開封したものは、表面の水気を拭き取り、ラップでピッタリと包む。保存袋に入れてチルド室に入れる。
保存の目安:2日

📦冷凍
冷凍用保存袋に薄く平らに入れ、中の空気を抜いて閉じる。菜箸などで押して、袋の中央に筋を入れる。使う時は、凍った状態で、袋のまま筋の部分を折り曲げて必要な量だけ取り出せるので便利。 自然解凍して使う。
保存の目安:3週間

🥄調理して冷凍
ポロポロになるまで炒めて調味し、冷ましてから小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れる。ハンバーグだねにして冷凍保存もできる。また、焼いたハンバーグを1個ずつラップで包んで、冷凍用保存袋に入れて冷凍することもできる。
保存の目安:
ハンバーグだね 3週間
加熱調理したもの 2ヶ月
👉解凍のポイント
冷凍した肉を使うときは、ゆっくり時間をかけて冷蔵庫(できればチルド室)で解凍します。
解凍時間の目安:肉の形状にもよりますが、おおよそ200~300gで一晩以上(8時間)です。
東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ(ひき肉)(PDFファイル:652.8KB)
肉の保存方法 -鶏肉ー

常温に置きっぱなしは厳禁です。冷蔵保存は、チルド室、パーシャル室などの低温室で保存します。
*なるべく空気にふれないように、冷蔵・冷凍共に密閉保存が基本です。空気に触れると酸化して傷みやすくなります。
*冷凍する時は、1回に使う分量に分け、なるべく薄くしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れます。

📦冷蔵
未開封のパックは、そのままチルド室に入れる。水分が出ている場合は、水気を拭き取ってラップに包み、保存袋に入れる。
保存の目安:2日間

📦冷凍
鶏肉は特に傷みやすいので、すぐに使わないときは冷凍保存しましょう。水気を拭き取ってラップに包み、冷凍用保存袋に入れる。
また、照り焼きのタレや唐揚げの下味など、好みの下味をつけ、冷凍用保存袋入れて冷凍しておくと便利。
保存の目安:3週間
👉解凍のポイント
冷凍した肉を使うときは、ゆっくり時間をかけて冷蔵庫(できればチルド室)で解凍します。
解凍時間の目安:肉の形状にもりますがが、おおよそ200~300gで一晩以上(8時間)です。
*かたまり肉など解凍後に切る場合は、包丁が入りやすく調理もしやすい半解凍(肉を指で押した時に中がまだ凍っている)がおすすめです。
*すぐに使いたい時には電子レンジでの解凍が便利です。ただし電子レンジ解凍は、熱を伝えて解凍する分、肉の組織が変性しやすく、ドリップが出やすくなります。肉の端だけ煮えたり加熱ムラができやすいので、加熱し過ぎないように注意しましょう。電子レンジの200w、もしくは解凍モードを使って、上下を返し様子を見ながら解凍します。
東広島地域活動栄養士会中橋陽子さんが紹介するおいしさを長持ちさせる食品保存のコツ(鶏肉)(PDFファイル:632.1KB)
ほうれん草の保存方法

ほうれん草は、暑さと乾燥に弱い野菜です。また野菜の中でも傷みやすく、常温では1日~2日程度しかもちません。ほうれん草は横にして保存すると葉が潰れ、負荷がかかる部分から傷みやすくなります。立てて保存する時には、牛乳パックやペットボトルの空き容器を使うと便利です。

📦 冷蔵
テープで根元が縛ってあれば、取り除く。全体をキッチンペーパーで包む。ポリ袋に入れて、軽く口を閉じる。ペットボトルなどの空き容器に入れ立てて保存。
保存期間:7日
📦冷凍
根元に十字の切り込みを入れる。流水にあてて、根元の土を洗い落としながら全体を洗う。

🥄茹でてから冷凍
かために茹でて冷水にとり水気を絞る。使いやすい長さに切り、1食分ずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて冷凍。緑色が鮮やかに残るので、解凍して和え物やおひたしに。炒め物や汁物は、凍ったまま加熱調理。
保存期間:3 ~4週間

🥄生のまま冷凍
キッチンペーパーで水気を拭き取り、使いやすい長さに切る。生のまま冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて冷凍。自然解凍して流水で洗い、アクを流して水気を絞り和え物やおひたしに。アクやえぐみが気になる場合は、凍ったまま沸騰した湯に入れ、30秒程下茹でして使うと良いです。
炒め物や汁物などは、凍ったまま加熱調理できます。
保存期間:3~4週間
長ネギの保存方法

長ネギの白と青の部分は、どちらも葉っぱで食べることができます。青い部分は香りや辛味が強く、食感はシャキッとした固めが特徴です。加熱すると甘味も出てきます。薬味や炒め物、汁物など幅広く使えます。固くて食べにくい時には、肉や魚の臭み消しやスープを取る時に使えます。

📦冷蔵
根元を落とし、3~4等分程度に切る。白い部分の下半分(根元に近い方)をしっかりと濡らしたキッチンペーパーで包む。上半分は軽く水を含ませたキッチンペーパーで包む。青い部分も同様にキッチンペーパーで包む。青い部分は白い部分よりも早く傷みやすい為、別々に冷凍用保存袋に入れる。ペットボトルなどの空き容器に立てて保存。
キッチンペーパーは週1回交換する。
保存期間:青い部分は2週間、白い部分は3週間

📦冷凍
細かく切って保存も可能だが、おすすめはできるだけ長い状態での保存。細かく刻むと長ネギの香り成分が飛んでしまったり、切り口から出た水分が凍って塊になり使いにくくなってしまいます。
🥄洗ってから3~4等分に切り、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取る。(水気が残っているとネギの食感が悪くなる原因になります。)1本ずつラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍する。冷凍保存の場合は、傷む早さがほとんど変わらないので、一緒に入れて大丈夫です。凍ったまま切れるので、使う量だけ取り出せます。汁物や炒め物に。解凍して薬味にするのは水っぽくなる為、向きません。
保存期間:1か月
かぼちゃの保存方法

かぼちゃは水分があると傷みやすくなります。水気をつけないように気を付けましょう。また古くなり、切り口がしなびてワタが茶色っぽくなったら、切り口を厚めに切り落とし、種もワタも多めに取り除きます。
丸ごとであれば、新聞紙に包んで冷暗所に置きます。保存により、追熟され甘味が増します。(保存期間は2~3か月)

📦冷蔵
水分が多く傷みやすい種とワタをスプーンなどで取り除く。切り口をキッチンペーパーで覆い、ラップで包むかポリ袋に入れて保存。
保存期間:3~4日
📦冷凍
種とワタを取り、薄切りや角切りなど使いやすい大きさに切る。1回分ずつ小分けにしてラップで包む。冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍。マッシュにしてから冷凍するのも便利。その場合は、皮はお好みで。
保存期間:1か月

🥄切ったかぼちゃ
凍ったまま、焼いたり煮たりスープに。

🥄マッシュかぼちゃ
ポタージュスープやコロッケ、お菓子作りの材料に。自然解凍して、そのままサラダにしても食べられます。
保存期間:1か月
じゃがいもの保存方法

じゃがいもは、温度が高いとしなびやすく、光に当たると芽が出やすい野菜です。

📦常温
場所:風通しのよい場所、冷暗所
保存期間の目安:3~4ヶ月(夏期は除く)
方法:段ボール箱に新聞紙を敷き、りんごがあれば一緒に入れます。りんごから発生するエチレンガスの働きによって発芽を抑制します。上に新聞紙をかけて風通しをよくしておきましょう。
📦冷蔵
場所:野菜室
保存期間の目安:2~3ヶ月(夏期)
方法:芽が出やすいので、夏場は野菜室に。低温に弱いので、新聞紙に包んでから ポリ袋に入れて保存しましょう。

📦冷凍
じゃがいもは、冷凍するとぐにょぐにょ、パサパサとした食感に変わり、舌触りが悪くなるため冷凍には向きません。しかし、火を通して潰したマッシュポテトの状態にすると冷凍が可能です。
保存期間の目安:1ヶ月
方法:茹でるか電子レンジで加熱したものを潰し、冷まします。ラップで包み冷凍用保存袋に入れて冷凍します。自然解凍もしくは電子レンジで加熱し解凍します。
ひじき煮の保存方法

ひじきの煮物は冷凍保存することができます。
保存期間の目安:1ヶ月
方法:小分けにすると便利です。ひじきの煮物をカップに盛り、保存容器や冷凍用保存袋に入れて冷凍します。食べる時には、自然解凍します。忙しい朝など、凍ったままお弁当箱に入れることができ便利です。
なすの保存方法

なすは低温と乾燥に弱く、そのままで冷蔵すると皮がしなびたり種が変色してしまいます。
涼しい季節は数日なら常温での保存ができ、暑い時期は冷蔵庫への保存がおすすめです。

📦冷蔵
表面に水がついている場合はよく拭き取り、1つずつラップで包んで保存袋に入れます。
保存期間の目安:7日
※冷蔵は、冷蔵庫の野菜室を想定しています。野菜室は、ほかの冷蔵室より、温度・湿度ともに高めになっています。
📦冷凍
水分が多く冷凍すると食感がかわるため、調理法や冷凍する方法を工夫することでおいしく食べられます。
保存期間の目安:生から冷凍は1ヶ月
調理して冷凍は2~3週間

🥄切ってから冷凍
輪切りや棒状に切って、水にさらしアクを抜く。水気をよく拭き取り、冷凍用保存袋へ。凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理。ラタトゥイユやカレーなどの煮込み料理や麻婆なすがおすすめ。

🥄調理して冷凍
焼きなすや揚げなすにしてから冷凍すると食感の変化が気になりにくくなります。
焼きなす:皮がついたまま魚焼きグリルやトースターで焼き、粗熱が取れたら皮をむく。冷ましてから冷凍用保存袋へ。電子レンジで解凍して、そのまま食べられる。
揚げなす:乱切りなど食べやすい大きさに切ったなすを油で素揚げする。冷ましてから冷凍用保存袋へ。凍ったまま調理でき、揚げびたしや麻婆なすに。
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更新日:2025年03月01日