知っていますか?東広島のごみ事情

更新日:2024年09月25日

みなさんは東広島市で年間ごみがどのくらい捨てられているか、ごみの処分にどのくらいのお金がかかっているか知っていますか。
ここでは、東広島市のごみに焦点をあてて、市で作成している清掃事業概要(詳しくは、こちらをご覧ください)から抽出した、ごみに関する様々なデータを掲載しています。
この機会に、ごみについてもう一度考えてみませんか。

ごみの排出量について

ごみ排出量の推移

東広島市では、毎年6万トン余りのごみが排出されています。
年度別の排出量の推移は、次のとおりです。

年度別のごみ排出量(単位:トン)
  H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度

R5年度

家庭系 40,110 40,538 39,063 39,238 38,132 37,048 35,678
事業系 26,550 26,842 27,195 26,080 26,167 26,722 26,562
合計(A)

66,660

67,380 66,258 65,318 64,299 63,770 62,240

 

家庭系、事業系別ごみ排出量推移

上の数値を市民1人1日あたりにすると、次の表のとおりとなります。

市民1人1日あたりのごみ排出量の推移(単位:グラム)
  H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度

ごみ排出量

982 986 961 947

935

921 900

令和5年度は、前年度と比較して21グラム減少しています。令和4年度環境省一般廃棄物処理実態調査によると、全国平均が880グラム、広島県平均が863グラムですので、まだまだ減量の余地があるといえます。
 

ごみの組成

ごみの種類別排出量の推移は次のとおりです。

ごみ種類別の排出量の推移(単位:トン)
  H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度 R5年度
燃やせるごみ 51,499 49,855 51,151 49,617 50,747 52,394 51,687
燃やせる粗大ごみ 3,959 4,462 4,584 4,838 3,670 2,320 2,104
燃やせない粗大ごみ 2,311 2,582 2,442 2,811 2,348 1,709

1,592

ビン・缶 2,435 2,121 2,138 2,123 2,033 2,015 1,877
リサイクルプラ 1,429 1,411 1,412 1,490 1,512 1,484 1,453
ペットボトル 217 196 192 207 227 233 226
埋立ごみ(R3.9.30まで) 882 2,997 836 1,131 331
危険ごみ(R3.10.1~) 174 368 336
その他プラ(R3.10.1~) 100 213 210
有害ごみ 45 39 41 47 41 43 37
新聞、雑誌・雑がみ・ダンボール等 1,675 1,596 1,399 1,530 1,393 1,545 1,411

※平成30年度の埋立ごみ量が突出しているのは、平成30年7月豪雨災害のごみを処理したことが大きな原因の一つだと考えられます。

令和5年度のごみ排出割合は次のとおりです。

ごみ排出量割合

グラフをみると、東広島市から出るごみの4分の3以上が燃やせるごみとなっていることがわかります。
さらに、燃やせるごみの内訳をみてみると、次の表のとおりとなります。

燃やせるごみの組成(単位:トン)

紙類 厨芥類 プラスチック類 衣類

19,641

12,508 9,872 3,877
木・竹・わら類 その他の可燃物 不燃物類 その他
982 3,515 620 620
革製品、ゴム製品
52

※数値は令和5年度の燃やせるごみについて実施した組成分析調査をもとに、推計しています。
※調査は広島中央エコパークで実施しており、広島中央エコパークにおいて処理する燃やせるごみから抽出して調査しています。

燃やせるごみの組成割合

燃やせるごみの中では、紙類の割合が一番多く、次いで厨芥類が多くなっています。引き続き、紙類を分別して資源化することや生ごみの減量に向け、「使いキリ」、「食べキリ」、「水キリ」の生ごみ3キリ運動に取り組んでいただきますようご協力をお願いします。

資源化量について

東広島市の資源化量の推移は、次のとおりです。

資源化量の推移(単位:トン)
  平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度
直接資源化*1 1,505 1,451 1,273 1,369 1,510 1,545 1,411
資源回収等*2 2,208 2,121 2,063 1,524 1,527 1,446 1,307
資源化率*3(%) 10.3 10.0 10.0 9.7 15.5 21.8 22.2

*1…直接資源化とは、ごみステーションに出された新聞・雑誌などを処理施設に搬入せずに直接資源化したものです。
*2…資源回収等とは、家庭から排出されるごみのうち、ごみとして排出される前に、自主的に町内会やPTA等で資源を回収しリサイクルしたものです。
*3…資源化率とは、ごみ排出量に占める資源化量の割合のことです。(令和3年10月広島中央エコパークの供用開始に伴い、ガス溶融炉によるメタル・スラグの回収が可能となったため、令和3年度以降の資源化率が急激に改善した。)

東広島市の資源化率は、令和5年度の数値で22.2パーセントに達しました。今後ともご協力をお願いします。

資源化量の推移

最後に

いかがだったでしょうか。普段ごみについてあまり考える機会はありませんが、こうした数値を目の当たりにされて驚かれた方、残念に思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。
「混ぜればごみ、分ければ資源」という言葉のとおり、私たち一人ひとりの小さな心がけの積み重ねで、ごみを減らし、環境への負荷を減らすことができます。
まずは、ごみについて考える機会をつくり、自分にできることから挑戦していくことが大切です。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 廃棄物対策課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館1階
電話:082-420-0926
ファックス:082-426-3115

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