知っていますか?東広島のごみ事情

更新日:2023年08月07日

みなさんは東広島市で年間ごみがどのくらい捨てられているか、ごみの処分にどのくらいのお金がかかっているか知っていますか。
ここでは、東広島市のごみに焦点をあてて、市で作成している清掃事業概要(詳しくは、こちらをご覧ください)から抽出した、ごみに関する様々なデータを掲載しています。
この機会に、ごみについてもう一度考えてみませんか。

ごみの排出量について

ごみ排出量の推移

東広島市では、毎年6万5千トン程度のごみが排出されています。
年度別の排出量の推移は、次のとおりです。

年度別のごみ排出量(単位:トン)
  H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度

R4年度

家庭系 39,430 40,110 40,538 39,063 39,238 38,132 37,048
事業系 26,536 26,550 26,842 27,195 26,080 26,167 26,722
合計(A) 65,966 66,660 67,380 66,258 65,318 64,299 63,770

 

家庭系、事業系別ごみ排出量推移

上の数値を市民1人1日あたりにすると、次の表のとおりとなります。

市民1人1日あたりのごみ排出量の推移(単位:グラム)
  H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度

ごみ排出量

976 982 986 961 947 935 921

令和4年度は、前年度と比較して14グラム減少しています。令和3年度環境省一般廃棄物処理実態調査によると、全国平均が890グラム、広島県平均が864グラムですので、まだまだ減量の余地は残されているといえます。
 

ごみの組成

ごみの種類別排出量の推移は次のとおりです。

ごみ種類別の排出量の推移(単位:トン)
  H28年度 H29年度 H30年度 R元年度 R2年度 R3年度 R4年度
燃やせるごみ 51,163 51,499 49,855 51,151 49,617 50,747 52,394
燃やせる粗大ごみ 3,710 3,959 4,462 4,584 4,838 3,670 2,320
燃やせない粗大ごみ 2,216 2,311 2,582 2,442 2,811 2,348

1,709

ビン・缶 2,481 2,435 2,121 2,138 2,123 2,033 2,015
リサイクルプラ 1,396 1,429 1,411 1,412 1,490 1,512 1,484
ペットボトル 219 217 196 192 207 227 233
埋立ごみ(R3.9.30まで) 726 882 2,997 836 1,131 331
危険ごみ(R3.10.1~) 174 368
その他プラ(R3.10.1~) 100 213
有害ごみ 48 45 39 41 47 41 43
新聞、雑誌・雑がみ・ダンボール等 1,736 1,675 1,596 1,399 1,530 1,393 1,545

※平成30年度の埋立ごみ量が突出しているのは、平成30年7月豪雨災害のごみを処理したことが大きな原因の一つだと考えられます。

令和4年度のごみ排出割合は次のとおりです。

ごみ種類ごとの排出割合

グラフをみると、東広島市から出るごみの4分の3以上が燃やせるごみとなっていることがわかります。
さらに、燃やせるごみの内訳をみてみると、次の表のとおりとなります。

燃やせるごみの組成(単位:トン)

紙類 厨芥類 プラスチック類 衣類
19,386 15,299 10,584 3,668
木・竹・わら類 その他の可燃物 不燃物類 その他
1,257 838 681 576
革製品、ゴム製品
103

※数値は令和4年度のごみについて実施した組成分析調査をもとに、推計しています。
※調査は広島中央エコパークで実施しており、広島中央エコパークにおいて処理する燃やせるごみから抽出して調査しています。

燃やせるごみの組成割合

燃やせるごみの中では、紙類の割合が一番多く、次いで厨芥類が多くなっています。引き続き、紙類を分別して資源化することや生ごみの減量に向け、「使いキリ」、「食べキリ」、「水キリ」の生ごみ3キリ運動に取り組んでいただくきますようご協力をお願いします。

資源化量について

東広島市の資源化量の推移は、次のとおりです。

資源化量の推移(単位:トン)
  平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度
直接資源化*1 1,565 1,505 1,451 1,273 1,369 1,510 1,545
資源回収等*2 2,271 2,208 2,121 2,063 1,524 1,527 1,446
資源化率*3(%) 10.9 10.3 10.0 10.0 9.7 15.5 21.8

*1…直接資源化とは、ごみステーションに出された新聞・雑誌などを処理施設に搬入せずに直接資源化したものです。
*2…資源回収等とは、家庭から排出されるごみのうち、ごみとして排出される前に、自主的に町内会やPTA等で資源を回収しリサイクルしたものです。
*3…資源化率とは、ごみ排出量に占める資源化量の割合のことです。

東広島市の資源化率は、令和4年度の数値で21.8パーセントに達しました。令和3年度から、毎年上昇傾向にあります。今後ともご協力をお願いします。

資源化量の推移

最後に

いかがだったでしょうか。普段ごみについてあまり考える機会はありませんが、こうした数値を目の当たりにされて驚かれた方、残念に思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。
「混ぜればごみ、分ければ資源」という言葉もあるとおり、私たち一人ひとりの小さな心がけの積み重ねで、ごみを減らし、環境への負荷を減らすことができます。
まずは、ごみについて考える機会をつくり、自分にできることから挑戦していくことが大切です。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 廃棄物対策課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館1階
電話:082-420-0926
ファックス:082-426-3115

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