知っていますか?東広島のごみ事情

更新日:2025年07月28日

みなさんは東広島市で年間ごみがどのくらい捨てられているか、ごみの処分にどのくらいのお金がかかっているか知っていますか。
ここでは、東広島市のごみに焦点をあてて、市で作成している清掃事業概要から抽出した、ごみに関する様々なデータを掲載しています。
この機会に、ごみについてもう一度考えてみませんか。

ごみの排出量について

ごみ排出量の推移

東広島市では、毎年6万トン余りのごみが排出されています。
年度別の排出量の推移は、次のとおりです。

年度別のごみ排出量(単位:トン)
  平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度

令和6年度

家庭系 40,538 39,063 39,238 38,132 37,048 35,678 33,891
事業系 26,842 27,195 26,080 26,167 26,772 26,562 26,917
合計(A)

67,380

66,258 65,318 64,299 63,770 62,240 60,808

 

家庭系、事業系別ごみ排出量推移

上の数値を市民1人1日あたりにすると、次の表のとおりとなります。

市民1人1日あたりのごみ排出量の推移(単位:グラム)
  平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度

ごみ排出量

986 961 947 935

921

900 875

令和6年度は、前年度と比較して25グラム減少しています。令和5年度環境省一般廃棄物処理実態調査によると、全国平均が851グラム、広島県平均が834グラムですので、まだまだ減量の余地があるといえます。
 

ごみの組成

ごみの種類別排出量の推移は次のとおりです。

ごみ種類別の排出量の推移(単位:トン)
  平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
燃やせるごみ 49,855 51,151 49,617 50,747 52,394 51,687 51,094
燃やせる粗大ごみ 4,462 4,584 4,838 3,670 2,320 2,104 1,898
燃やせない粗大ごみ 2,582 2,442 2,811 2,348 1,709 1,592

1,480

ビン・缶 2,121 2,138 2,123 2,033 2,015 1,877 1,784
リサイクルプラ 1,411 1,412 1,490 1,512 1,484 1,453 1,415
ペットボトル 196 192 207 227 233 226 228
埋立ごみ(R3.9.30まで) 2,297 836 1,131 331

危険ごみ(R3.10.1~)

 174

    368 336 278
その他プラ(R3.10.1~)     100     213 210 198
有害ごみ 39 41 47 41 43 37 38
新聞、雑誌・雑がみ・ダンボール等 1,596 1,399 1,530 1,393 1,545 1,411 1,195

※平成30年度の埋立ごみ量が突出しているのは、平成30年7月豪雨災害のごみを処理したことが大きな原因の一つだと考えられます。

令和6年度のごみ排出割合は次のとおりです。

ごみ排出量割合

グラフをみると、東広島市から出るごみの5分の4以上が燃やせるごみとなっていることがわかります。
さらに、燃やせるごみの内訳をみてみると、次の表のとおりとなります。

燃やせるごみの組成(単位:トン)

紙類 生ごみ類 プラスチック類 衣類

16,963

11,598 11,241 3,832
木・竹・わら類 その他の可燃物 不燃物類 その他
3,066 2,350 409 153
革製品、ゴム製品
1,482

※数値は令和6年度の燃やせるごみについて実施した組成分析調査をもとに、推計しています。
※調査は広島中央エコパークで実施しており、広島中央エコパークにおいて処理する燃やせるごみから抽出して調査しています。

燃やせるごみの組成割合

燃やせるごみの中では、紙類の割合が一番多く、次いで生ごみ類が多くなっています。引き続き、紙類を分別して資源化することや生ごみの減量に向け、「使いキリ」、「食べキリ」、「水キリ」の生ごみ3キリ運動に取り組んでいただきますようご協力をお願いします。

資源化量について

東広島市の資源化量の推移は、次のとおりです。

資源化量の推移(単位:トン)
  平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度 令和4年度 令和5年度 令和6年度
直接資源化*1 1,451 1,273 1,369 1,510 1,545 1,411 1,195
資源回収等*2 2,121 2,063 1,524 1,527 1,446 1,307 1,200
資源化率*3(%) 10.0 10.0 9.7 15.5 21.8 22.2 20.5

*1…直接資源化とは、ごみステーションに出された新聞・雑誌などを処理施設に搬入せずに直接資源化したものです。
*2…資源回収等とは、家庭から排出されるごみのうち、ごみとして排出される前に、自主的に町内会やPTA等で資源を回収しリサイクルしたものです。
*3…資源化率とは、ごみ排出量に占める資源化量の割合のことです。(令和3年10月広島中央エコパークの供用開始に伴い、ガス溶融炉によるメタル・スラグの回収が可能となったため、令和3年度以降の資源化率が大幅に伸びました。)

東広島市の資源化率は、令和6年度の数値で20.5パーセントです。今後ともご協力をお願いします。

資源化量の推移

最後に

いかがだったでしょうか。普段ごみについてあまり考える機会はありませんが、こうした数値を目の当たりにされて驚かれた方、残念に思われた方もいらっしゃるのではないかと思います。
「混ぜればごみ、分ければ資源」という言葉のとおり、私たち一人ひとりの小さな心がけの積み重ねで、ごみを減らし、環境への負荷を減らすことができます。
まずは、ごみについて考える機会をつくり、自分にできることから挑戦していくことが大切です。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 廃棄物対策課 
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館1階
電話:082-420-0926
ファックス:082-426-3115

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