令和7年3月5日開催
市長の定例記者会見を行いました。
発表事項
- 東広島おでかけ観光サイト「ヒガシル」の開設
- 地域共生社会の実現に向けた機運醸成のためのフォーラムの開催
- JR西高屋駅新駅舎の供用開始
- 地域や学生が活躍するJR西高屋駅周辺の交流拠点完成
配付資料
会見の様子
会見録
発表
東広島おでかけ観光サイト「ヒガシル」の開設
本市の観光スポットやグルメといった観光情報については、これまで観光協会など、観光関係団体がそれぞれウェブサイトを運営して情報発信を行ってきたところである。
今回これを地域DMOであるディスカバー東広島が中心となり、各観光関係団体が運営する観光情報ウェブサイトの一元化を進めてきた。そして今日でき上がったのが東広島おでかけ観光サイトヒガシルである。
ウェブサイトの開設に合わせて新たに東広島市LINE公式アカウントを活用して、観光情報の発信を行うというものである。
資料[2両括弧]2番目に観光ウェブサイトの内容等について書いているが、[各観光関係団体が運営するウェブサイトを]統合・一元化することにより、Googleなどの検索エンジンの最適化を行うということで、検索サイトでの検索性の向上を図るというのが1つ大きな目的である。今回は約100ヶ所の観光スポットや約30の体験見学コンテンツ、東広島市産品を積極的に使用する飲食店約80店舗を掲載するなど、サイトの充実を図ったものである。
ウェブサイト名は「ヒガシル」である。米印のところにこのヒガシルを命名した理由を書いているが、東広島を知るという意味で、「東」と「知る」を組み合わせた造語ということで、これは公募において決定させていただいたものである。
サイトの開設は本日[令和7年3月5日]である。
[2両括弧]5番目に利用イメージを書いているが、旅行前の情報収集や体験メニューの予約の際にご活用いただいたり、観光の途中では観光案内所に設置している2次元コードからサイトにアクセスして、イベント情報や詳しい情報を入手していただこうというものである。
これに関連して[資料]3番目のところに書いている東広島市LINE公式アカウントを活用した観光情報の発信であるが、内容に書いているように、これ[東広島]市の公式LINEアカウントで配信希望をされた方にはプッシュ情報を送っていこうということである。
右下に絵[LINE画面のイメージ]があるが、LINEトークの画面の下部に観光おでかけ情報というメニューを新たに追加し、観光情報の掲載やヒガシル等のホームページへの誘導を促すというものである。今後、イベント等でLINEのスタンプラリー機能なども活用を予定しているところである。
地域共生社会の実現に向けた機運醸成のためのフォーラムの開催
本市の総合計画の後期基本計画を先日[令和7年2月]の議会で議決いただいた。これは次世代学園都市を実現するとともに、ともに支え合い、誰もが安心して暮らせる地域共生社会を実現していくということも大きな柱にしているところである。これを受けて、令和7年度から令和11年度を計画期間とする東広島市地域共生社会推進計画を策定した。
地域共生社会を実現していくためには、地域の住民の皆さんや地域の多様な主体が世代や分野を超えて繋がり、「支え手」「受け手」という関係を超えて、学び合い、支え合い、感謝し合えるような、これを「シアエル関係」と我々は言っているが、こういう社会をつくっていくことが必要であると思っている。
そのためには地域活動をする人、或いは現役世代にもこういう支援の輪の中に入っていただくことが課題であると考えており、そのためにはさまざまな機会を通じて、地域共生社会の必要性について皆さんにもご理解いただきながら、ご参加いただくことが必要であると考えている。
とりわけ昨今、ひきこもりや不登校など、子どもたちを巡る課題というものが非常に顕在化してきている。もちろんこれは学校の中でもしっかりと対応していくということをいろんな施策を組み立てながらやっているところであるが、やはり地域の方々のご協力もいただきながら、こういう子どもたちの支援というものが必要ではないかと感じており、今回地域共生社会の実現に資するフォーラム、講演会を実施するものである。
[資料]2番目に開催内容を書いている。2つ今月開催しようと思っている。
1つは地域共生フォーラム「頼るスキルの磨き方」という演題で、他者を頼る力、いわゆる受援力と言うが、これを発揮しながら、地域活動において他者や地域を巻き込んでいくためのスキルを磨く講演、そして地域活動をしている方々に実践の報告等をいただきながら、機運醸成を図っていこうというものである。
[令和7年]3月9日日曜日、場所はアザレアホール。講師は、神奈川県立保健福祉大学大学院のヘルスイノベーション研究科の吉田[穂波]先生をお招きし、講演をしていただく。このフォーラムの対象は地域で活動するコア人材。これまでも民生委員・児童委員の皆さん、或いは自治協、市民活動団体の皆さんにもこのような活動をしてきていただいているが、受援力というものをテーマとして皆さんに研修していただく。そして思いを同じくするような人の輪を増やしていきたいというものである。定員は200名を考えている。
もう1つはひきこもり支援講演会ということで、経験者が語るひきこもり~解決ではなく共にあること~というタイトルで講演をいただく。
これは不登校・ひきこもりに対する理解の促進を図り、不登校・ひきこもりの当事者でもあり、現在は支援者として活動されている林[恭子]さんに講演をいただくものである。日時は[令和7年]3月29日、[場所は]アザレアホール。講師は林[恭子]さん。対象はひきこもりの当事者、或いは家族、支援者の皆さん方で、これも定員を200人としているところである。
後ろにチラシも付けているので、後でご参照いただければと思う。
JR西高屋駅新駅舎の供用開始
[資料1]概要に書いているが、西高屋駅は本市の中でも利用者人数が西条駅に次いで多い駅である。円グラフに書いているが、1日4,400人強の人たちが活用している。なお、ここは近畿大学[工学部]或いは広島中・高[等学校]、近畿大学附属[中・高等学校]などの学校が集まっている学園都市であるので、特徴とすると、その右の棒グラフに書いているように、84.7%は定期利用。これは通勤や通学の利用で、定期利用が大変多い駅ということになっている。
この駅は、北側の駅前広場が狭隘であること、駅がバリアフリーになっていないこと、それから南側からのアクセスができなかったことが課題であり、これらの解消を図るべく、令和4年2月から整備を行ってきたところである。今回西高屋駅の橋上化に合わせ、南北を結ぶ自由通路と北口・南口の駅前広場の拡張或いは新設、そして橋上駅舎の中に高屋情報ラウンジを設置するということで、新たな交流拠点或いは図書館機能も併設するというものである。あわせて駐輪場も供用開始をする。
供用開始の日時は[資料]2番目に書いているように、3月21日金曜日始発からである。
併設される高屋情報ラウンジについては、交流センター、これは待合機能もあるが、この交流センターは7時30分から、図書館は12時からということになる。
事業概要は[資料]3番目に書いているが、総事業費は約50億円である。内訳はその下に書いているように、南北自由通路、高屋情報ラウンジが約19億円、それから橋上駅舎が約12億円ということになる。
[資料3]両括弧2に経緯を書いているが、先ほど南口へのアクセスが課題であると申したが、そもそもこの計画は平成31年に都市計画決定がされた。
令和2年4月には西高屋駅周辺地区の都市再生整備計画を策定した。同年9月には自由通路を都市計画決定し、設計に入って令和4年2月から事業を開始し、[令和7年]3月21日の供用ということになったものである。
[資料]2ページに施設の平面図を入れている。[図]真ん中上、北口駅前広場は、従前は2,200平方メートルであったが、これが約2倍の4,200平方メートルになる。バス乗降場や待機場などのブースを確保している。さらに、[図]一番下に書いているが、身障者用待機場も1バース設けることができた。
それからその下に書いている南口駅前広場は新設ということで、1,700平方メートルとなる。ここも一般車の昇降場として3バースと、身障者用待機場が1バースある。[図]一番下で、その[南口駅前広場]右側に黄色い線でずっと書いているが、都市計画道路中島線という新たな道路も開設することによって、西高屋駅前を活用していただくというものである。
それから図の中で茶色の着色をしている所は、右側の写真にあるように、南北自由通路であり、延長が110m、幅4m、そしてバリアフリーの課題があったので、エレベーターを3基つけるというものである。
[資料]3ページ丸3に橋上駅舎のスペックを書いているが、自動改札が4通路、券売機3台、エレベーター2基ということになる。
それから[資料3ページ丸]4番目に高屋情報ラウンジ。これもこの間リリースしたが、「あったかや」という名称を応募して付けさせていただいている。面積は240平方メートルで、高屋図書館と駅舎の待合室でもある交流センターを融合した複合施設になっている。
図書館機能については、蔵書は1,500冊だが、これはデジタル図書[正しくは、図書館の蔵書が1,500冊で、その他電子書籍の閲覧ができる]で、ここでの貸し出しは行わない。本の受け取り・返却はセルフ式で24時間可能である。中央図書館にある図書を予約して、それがセルフ式のコインロッカーみたいなものへ図書が入って、それ[セルフ式のコインロッカー]を活用して図書を受け取り、返却するという図書機能になっている。
それから[資料3ページ丸]5番目が駐輪場であるが、駐輪場は自転車が99台、バイク30台を収容するものである。
[令和7年]3月21日に供用開始だが、[資料]5番目に今後のスケジュールを書いている。実はまだすべてが完成したわけではない。仮設の駅舎や仮設のトイレなどの撤去、それから駅の北側[・南側]の広場のシェルター、つまり屋根の設置などもあることから、それらを全部工事が終了するのは令和8年3月である。これで完了するということになるので、引き続き多少の工事が残っているということである。
この供用に先立ち、[資料]6番目であるが、完成記念式典を[令和7年]3月20日9時から行う。場所は西高屋駅に新設される南口駅前広場を考えているところである。
地域や学生が活躍するJR西高屋駅周辺の交流拠点完成
[東広島市]高屋町のJR西高屋駅周辺は、近畿大学工学部をはじめ、多くの学生が駅を利用するというような、まさに学生のゲートウェイ的な位置付けではあるが、市街地において空き家が目立つというような状況もあった。こうした地域課題を解決するために、近畿大学とTown & Gownという取組みを進めているが、まちづくりという観点からのプロジェクトも立ち上がっていた。先ほど紹介した西高屋駅前整備工事を機に、学生や地域住民、企業が繋がって、そういう方々が主体となって地域を活性化する拠点づくりや交流の企画運営がされるというような動きになってきた。
今回、学生や地域の新たな交流拠点として空き家をリノベーションした「楽屋[がくや]」と書いているが、これと先ほどの高屋情報ラウンジあったかやが完成するということがあり、この完成とそれを記念したオープン記念イベントを開催するというものである。
具体的には[資料]2番目に書いているが、両括弧1、空き家をリノベーションした地域と学生の交流拠点としての楽屋である。
これは先ほど申したように、近畿大学工学部と本市との共同研究であるCOMMONプロジェクトの一環としてやってきたわけだが、株式会社マエダハウジングのご協力をいただき、西高屋駅前通りにあった空き家を学生と地域の交流拠点としてリノベーションしたものである。[資料1ページ]下に写真があるが、1階をコミュニティスペースやシェアキッチン、それから2階をシェアハウスとして運営するという予定になっている。
このリノベーションにあたっては、学生による空き家のDIY、皆さん自らリノベーションに関わっていただいた。それが昨年[令和6年]5月である。
それからマエダハウジングや、また地域の方々が「合同会社G11」というまちの活性化に向けた動きをするまちづくり会社を作り、それらの関係者によってこの原資をクラウドファンディングによって集め回収を図ったということである。
この取組みを通じて、空き家のリノベーションそのものが、地域が主体となるまちづくりの機運を高めているというような形になっている。
[資料1ページ]写真はDIYをやっている学生たちの様子である。
楽屋のオープンセレモニーを[令和7年]3月15日土曜日に開催する。
それから高屋情報ラウンジあったかやであるが、供用は[令和7年]3月21日だが、その週末、[令和7年]3月29日土曜日にセレモニーを開催しようと思っている。場所は高屋情報ラウンジあったかやである。内容については、第1部は愛称をつけていただいた最優秀賞[受賞者]10人の方々への表彰を行う。第2部は昼[13時30分]からであるが、トークイベントとして、最近中学生や高校生の教科書によく題材として出ているようだが、直木賞作家の角田光代さんをゲストにお招きして、角田さんの文学作品を学生とともに語り合っていただくというイベントを計画している。
[資料2ページ]両括弧3の関連イベントとして、この2つの拠点施設ができることをきっかけとして、昨年からこの[西高屋駅]周辺でeスポーツが非常に脚光を浴びているところだが、西高屋駅前eスポーツ×春の桜まつりと銘打ってイベントを行う。
高屋情報ラウンジのオープン記念イベントと同日、[令和7年]3月29日の午後、場所は西高屋駅の北側周辺を中心として開催する。
質疑
東広島おでかけ観光サイト「ヒガシル」の開設
記者)これまで観光サイトがいくつかあったと思うが、それは既に閉じられて、そこにあったすべての情報がヒガシルに組み込まれているという認識でよいか。
市長)それぞれ持っていたサイト自体は残しながらその中身が多少は変わってくる。その[各観光サイトの]中にあったコンテンツをある程度集約する形でヒガシルの中に入れる。
そしてそれ[ヒガシル]の検索性を高めていくというのが今回の目的であるので、[東広島市]観光協会、安芸津町観光協会、[ディスカバー東広島]、東広島市がそれぞれに合ったコンテンツを上手く確保しながらやっている[サイトを運営している]ということで、そのベースは残っている。
記者)会見前にヒガシルのページを確認したが、詳しいページに移るときにエラーが出てしまったが、これは随時みることができるのか。
市長)これはおそらくサイトにアクセスが集中して、今その調整を図っているところである。
担当課)開設直後でサーバー等の不具合などがあり、ページが閲覧できない状態で大変ご迷惑をおかけしている。今技術的な部分を委託整備事業者が原因究明をしており、早ければ[令和7年3月5日]正午頃、もしかしたら原因によっては今日いっぱいぐらい[復旧に]かかるかなというところである。大変ご迷惑をおかけしている。
記者)今回観光サイトを1つに集約してPRを高められると思うが、単純に集約しただけではなく、何らか東広島のいいところを打ち出していく必要があると思うが、市長はどんなところを他市の人にPRされたいとお考えか。
市長)我が市のキラーコンテンツは西条酒蔵通りとなるが、それ以外にも観光名所は随所にあり、我々としてもそれを磨き上げながら、多くの方々に長くこの地[東広島市]に滞在していただけるような観光をしていこうということで実は[東広島市観光総合]戦略を作ったところである。
そういう意味から、今回はおでかけ情報なども一応整備されているので、そういった情報も事前に見ていただき我が市を散策していただくことに繋がればと思っている。
地域共生社会の実現に向けた機運醸成のためのフォーラムの開催
質疑無し
JR西高屋駅新駅舎の供用開始
記者)今回この後[4つ目]の発表項目とも絡むかもしれないが、北口はまちづくりが非常に盛んになっていくと思うが、南口が新たに整備され、その辺りの活性化というか、まだいろいろ敷地が広がっていると思うが、その辺りはどのようにお考えか。
市長)まちづくり会社[合同会社]G11ができて、地域が自発的に活動をしてくれるようになった。ここは住民自治協議会でいくと西高屋小学校区住民自治協議会というものがあり、北も南もそのエリアになっているが、そういう方々を中心としながら、また地域の人を巻き込んで南側についても機運が高まればいいなと思っている。そのためのベースとなる広場もでき、アクセス性も高まったということもあるので、できれば南北一体となった形での動きに繋がっていくとよいと思っている。
記者)具体的な動きはないか。
市長)まだ具体的な動きはないが、自由通路ができるということは結構インパクトがあると思う。それを活用しながら、この周辺が一体として地域づくりが進んでいくことを期待しているところである。
担当課)先ほど市長から説明のあった高屋情報ラウンジあったかやの蔵書については、約1500冊ということで、本はこちら[高屋情報ラウンジあったかや]に配架する。それに加えて、電子書籍の閲覧もこちらの場所[高屋情報ラウンジあったかや]で可能である。
市長)通常の図書が1,500冊で、学生サポーターが選んでくれた書籍をここ[高屋情報ラウンジあったかや]には置いておくということである。訂正する。
地域や学生が活躍するJR西高屋駅周辺の交流拠点完成
記者)地域と学生の交流拠点「楽屋」について、今後地域交流スペースとして使っていくということだが、具体的にはどういった使い方が今想定されているか。
担当課)まず1階のシェアキッチンは交流コミュニティスペースと一体的なフロアになっているので、ここでいろんなコミュニティを生み出そうと考えている。
日常的に地域の方々が利用できるようにオープンな形で運用していこうと考えており、[合同会社]G11などいろんな地域団体が、いろんなコミュニティを生まれるようなイベントや小さなミーティングなどをここ[楽屋]で行おうと考えている。それから先ほどあったeスポーツの関係もあるが、そういったeスポーツのイベントも打っていこうと考えているところである。
それからチャレンジカフェが同じフロアに併設されている。チャレンジカフェはいろんな団体が定期的に入ったり、或いはここで他のお店を出しているが、学生が多い通りの道沿いにあるので、お店を出してみてどんな反応があるかなど若者の反応を見たり、そうしたチャレンジをしていくような場所にしていきたいと考えている。
記者)西高屋駅周辺は今回の駅舎や周辺の活性化、さらに地域センターも新しくなると予定されているが、このエリアに対する今後の期待というか、市長はどのようにみているか。
市長)我が市は西条下見地区を中心として学園都市というイメージがあるかもしれないが、この西高屋駅周辺についてもまさに我が市のもう1つの学園都市である。近畿大学工学部や先ほど申した広島中・高等学校があり、それから近畿大学附属中・高等学校もあるので、まさにこれは未来へのゲートウェイというような位置付けで、実は駅舎のデザインもそのコンセプトのもとやってきた。
西高屋駅の利用の皆さんも、そういう意味でいうと通勤通学の方も多いという特徴があるし、そういったところを生かして若者が情報発信をしていくような、そういうエリアになればなということで[近畿]大学とCOMMONプロジェクトも進めており、まさにそういう人材がここに実は集まりつつある。eスポーツのプロ集団もここ[西高屋駅周辺]にきており、そういう意味で言うと、新しい可能性を持った、まさに未来へのゲートウェイになりつつあるのではないかという期待を持ちながら、我々も応援していきたいと思っている。
その他(事業系の有料ごみ袋について)
記者)家庭ごみの有料ごみ袋について、私の話だが、今月から新築物件に住み始め、そこの指定ごみ袋が事業系のピンク色と青色の袋であった。利用者としては、例えばピンク色のゴミ袋にペットボトルまで捨てることは可能だと思うのでやりやすいところはあるが、環境面からいうと、今後市内でも人口が増えていく中で、もう少し分別できるような工夫や、例えば賃貸物件には[家庭用ごみ袋である]紫色とオレンジ色の袋を必ず指定するなどの工夫も考えられるのかなと思ったが、その点はどのようにお考えか。
市長)ご指摘の件は我が市の大きな課題である。家庭ごみと事業系ごみという大きく2つに分けてごみを収集している。家庭ごみについては、分別がある程度徹底されているところがある。残念ながら事業系[ごみ]については、そのような形になっていない。とりわけ今ご指摘があったマンションなど借家は、言うならば事業[系ごみ]として、賃貸をされている方は事業者としての位置付けになるというか、選択いただき、結果としてそうなっている[事業系ごみを選択されている]。そういうところについては、いわゆる事業系のごみと同様な扱いで、収集する事業者においても事業系ごみはオフィスや賃貸などのごみを一括して収集しているということもあり、それらの分別をどうしていくかというのは大きな課題ではある。特に賃貸から出てくる家庭ごみ的なものの扱いはいろいろと検討もしていくが、現状においては事業系[ごみ]の収集ということにしている。本来、事業者の皆さんにおいてそこはしっかり対応していただくということになると思う。
この記事に関するお問い合わせ先
総務部 経営戦略チーム 広報戦略担当
〒739-8601
東広島市西条栄町8番29号 本館5階
電話:082-420-0919(直通)
ファックス:082-420-0402
- このページが参考になったかをお聞かせください。
-
更新日:2025年03月05日